今秋冬もご用意ができました。ジャケットの代表格ネイビーブレザー。
一口に紺ブレと言ってもブランドによってそれぞれ。
ZABOUでご用意しているH by FIGER(エイチバイフィガー)のブレザーは代表・野澤氏私物のVANのキャメルブレザーをベースに作られたジャケット。
そのため、シングル三つボタン段返り仕様。3パッチポケット(ボトムの左右2つは蓋つき)、金ボタン、フックベント、ラペル幅もやや細め、袖はもちろん額縁仕上げ等々。ディテールは抜かりなく、本格派IVY ブレザーをお届けします。
本日は20代、30代、50代のスタッフにそれぞれ紺ブレについて質問してみました。年齢関係なく、メンズアイテムの“必需品”の紺ブレ。
ぜひ最後までお付き合いくださいませ。
20s 小坂 太郎(1,June,2000)
Q1 あなたにとって紺ブレとは?
『紳士のワードローブのマスターピースだと思います。
「服が人を作る」なんて言葉もありますが、やはり紺ブレを着ると背筋が伸びます。
紺ブレを着て、背筋のシャンと伸ばして日々を過ごしていたなら、それってスゴい紳士的だと思うんですよ。
紳士であろうとするキッカケを与えてくれるアイテムの最たるものが紺ブレじゃないでしょうか。』
Q2 今回のスタイルのポイントは?もしくは意識していることは?
『あんまりカッチリさせ過ぎないようにしましたね。それでいて遊び過ぎないように。
キャップと軍パンで遊ばせてみるのは紺ブレコーデの基本のキだと思います。紺ブレデビューしたての20代ですから、セオリーに従っておこうかな、と。
ただ、軍パンのサイズを上げてAラインのシルエットを作ってみたのは自己流です。ルーズにならないのは紺ブレのカチッと感のお陰だと思います。』
Q3 20代前半でアメトラファッションに目覚めたきっかけは?
『きっかけは革靴ですね。一生つきあっていけるモノに魅力を感じた中で、とりわけ革靴に惹かれました。
でも、「欧州の革靴はちょっと優雅過ぎるかな……」なんて思ったり。そんな時にアメ靴と出会いました。
カチッとしている一方でどこか抜けたような雰囲気もあって、それが僕のムードにガチっとハマったんですよね。
それ以来アメ靴にどっぷりで。そうなると、ファッション全体がアメトラに引っ張られますよね笑
中でも紺ブレはアメ靴との相性が頭一つ抜けて良いと思います。革靴を履き続ける限り、紺ブレもワードローブにあり続けると思います。
「じゃあ、何でパラブーツを履いているんだよ」ですって?そういう気分の時もあるんです。勘弁してやってください。』
30s 瀬川 勇樹( 31, Mar, 1990)
Q1 あなたにとって紺ブレとは?
『ジャケットの代表格です。懐かしい方もいれば、新鮮に思う方もいる。今後もそんなループを繰り返す定番じゃあないでしょうか。キッチリから遊びまでこなせる一着あれば便利な存在だと思います。』
Q2 今回のスタイルのポイントは?もしくは意識していることは?
『紺ブレにボタンダウンにタイ。場面によっては少々硬く感じてしまうのは私だけではないはず。表情の良いタートルニットと合わせた時の品の良さと知的な感じが好きです。黒やったら金ボタンもよう目立つでしょ(笑)。
これならパンツはカーキチノよりODのサテンがトータルの色、それから空気感的に良いと思います。紺ブレはミリタリーとの相性も良いですよね。』
Q3 30代のちょうど中間世代。紺ブレで遊ぶもガチガチも両方ありますが、紺ブレを着る時の「テーマ」などはありますか?
『やっぱり場面によるところが大きいですね。キッチリ感を出したい(出した方が良さそうな時)はグレースラックスにシャツ+タイとの組み合わせで良いですが、それ以外なら逆にシャツを着ないスタイルが気分も変わって好きです。今みたいな時期なら上の写真みたいにニットや、もっと崩したい時ならスウェットにカーゴなんてのも良いじゃないですか。自由度の高いジャケットですよ。
もう十分いい歳した大人ですが、恰好でもそれを演出、意識をしてくる歳なのかなと思います。
好きな方は早くから紺ブレを取り入れていると思いますが、そろそろ何か一着…とお考えの方には持って来いです。』
50s 谷川 明良(04, Nov, 1969)
Q1 あなたにとって紺ブレとは?
谷川:『紳士の基本アイテムでしょうか?!俄か紳士になれるアイテムとして活用できるので大変重宝かと思います。笑』
Q2 今回のスタイルのポイントは?もしくは意識していることは?
谷川:『ドレスアップは簡単で、ドレスダウンにこそ個性が反映されると思います。なので今回自分のコーディネイトはベースはトラッドですがTrujilloのベストを挟むことでハズしを意識しました。』
Q3 様々なトレンドやジャンル、アイテムを触れてきた中で紺ブレの立ち位置は?
『基本的にはトレンド無し、ジャンルはややトラッドなアイテムですがジャンルも無しですね。紺ブレの活用法はオネーチャンとの最初のデート。結婚相手のご両親へのご挨拶、謝恩会など、冠婚葬祭とここ一番の晴れ着には紺ブレがよろしいかと思います。が、『普段着』と変わらぬ立ち位置で着ていただくのがよろしいかと。自分もサラリーマン時代は紺ブレにチノパンで、休みの日は紺ブレにデニムか軍パン穿いてましたよ。今でも普段着にも使いますし、結婚式やお宮参りなどで活用しております。』
今回は紺ブレ以外にもスペシャルなジャケットをご用意しております。
そちらについては前回のブログをご覧くださいませ。
質の高い日本製のジャケット、冬本番になる前に是非ご検討ください。
それでは皆様のご来店お待ちしております!