こんにちは。
東京店スタッフの小坂です。
菊花賞を振り返る間もなく、天皇賞(秋)が目前に。
今年は11年振りの天覧競馬となるようですね。
勝負の行く末はもとより、勝利騎手の最敬礼にも注目です。
競馬史に名を遺す名場面がまた一つ層を厚くするわけですから。
一緒に歴史の目撃者となりましょう。
という前置きはさておき、今回はブーツのお話をさせていただきます。
秋冬が旬の革靴ですが、とりわけブーツなんかは今からが一番の食べ頃ですからね。
季節に相応しい重たさを演出してくれますし、足首まで覆ってくれるので暖かいですよね。
個人的に、今季イチオシはSOLOVAIR(ソロヴェアー)のものです。
ZABOU的にはBLUNDSTONE(ブランドストーン)を推したいところかも知れませんが、僕はソロヴェアーの方が好きですね(ブランドストーンも好きですよ)。
トゥのシェイプが秀逸です。
ブランドストーンのものよりもスリムな印象を受けますが、かと言って尖っているわけではないんです。
エッグトゥなんて言われたりもしますね。
確かに、卵のようにも見えたり見えなかったり。
そんでもって、ドクターマー〇ンの生産を請け負っていた背景を活かしたエ〇ソールも良い出汁を効かせてきます。
エ〇ソールの歩き心地はご存知でしょうから、皆までは申しません。
革靴のクセに、ヘタなスニーカーより歩きやすいというのは驚異的ですよね。
じゃあドクターマー〇ンで良いじゃん。
なんてこともなく。
ドクターマー〇ンに特有のイエローステッチは、大人の方にはちょっと難しかったりするんです。
履きこなせるとバチっとキマッて格好良いんですけどね。
一方のソロヴェアーはホワイトステッチなので、自己主張は控えめです。
他のアイテムにコーデの主役を譲る健気なヤツなんです。
ある種の匿名性は、大人のコーデの大事なポイントです。
実生活に根差した機能性もやはり大事なポイントです。
お察しの通りのガラスレザー。
エイシンフラッシュの馬体と見紛うほどの光沢です。
履き皺を入れた暁には、それこそバッキバキに仕上がったエイシンフラッシュのカッティングのような陰影を見せてくれるでしょう。
お手入れ要らずもガラスレザーの嬉しいところ。
この点については手のかかった(らしい)エイシンフラッシュとは違うところです。
英国製である点も男心をくすぐってきます。
これみよがしに「MADE IN ENGLAND」をアピールしています。
コーデの主役は譲っても、これは譲れなかったようです。
茶化しましたけれど、別に「MADE IN ENGLAND」をアピールするためにタブをつけたわけじゃないと思います。
履きやすくするためだと思います。
タブを引っ張ると履き口が広がるので足入れしやすくなります。
ローファーしかり、サイドゴアブーツしかり、着脱の容易な革靴には本当に頭が下がります。
足入れこそしますが足を向けて寝られませんし、自前のサイドゴアブーツには夜な夜な最敬礼をしています。
サイドゴアブーツをお持ちでない方にはぜひお試しいただきたいですね。
僕のイチオシはソロヴェアーで。
それでは店頭でお待ちしております。
ありがとうございました。