誰もが見た事のあるMA-1の形ですが、いろいろとある中で今これが引っ掛かりました。
例えば「BUZZ」なら尋常じゃない作り込みがポイントの一つですが、今日のこっちは「ノリ」で楽しめる、丁度これから着やすい一着です。
◎Au Vrai Chic BRITAIN MA1 type
イギリスのファクトリーが作っているMA-1型。
あくまで「風」ということで、勝手にtypeと付けました。
裏地はオレンジに、中綿が少し。分厚くないのでもう着られます。
重厚な雰囲気は物としての存在感を高めますが、これはほんのり漂うチープさが、着た時のバランスと相まって逆に良いと思えたブルゾンです。
ふとMA-1の「形」が着たいと思った時に、これくらいの一着が丁度良く思えました。
軽いポリエステルのボディと、たっぷりとしたサイズが生むこのボリュームがよろしいです。
キャンバーのスウェットなんかと一緒で、計算されたものではなくただ純粋に大きい。そういうところにファッションらしい楽しさと興味が湧いてきます。
とかくスタイリングが難しく思われがちなブルゾンですが、上にも書いたさっと羽織れる軽く、たっぷりとしたシルエットなので気負わずどうぞ。
着丈は短めなので、合わせやすいのはスウェットやジャストサイズのウェッソンなどなど。寒くなればローゲージのニットも良いですね。
アウターが着られる良い季節になりました。
私の着画だけでは物足りないのでもう一人、本並さんにはスウェット×ジーンズの王道を試してもらいました。
私は711で合わせましたが、714もめちゃ合いますね。
ブラックもご覧ください。
MA-1にミリタリーパンツは一つ間違えると危ないですが、FOBのすっきりベイカーとはご覧の通りカッコよろしいです。
こちらは先日ハリスの紹介でも掲載した一枚。手前味噌ですが良いバランスではないでしょうか。
皆さまのご試着お待ちしております!
それでは。