谷川 師走も半ばを過ぎ、今年も残すところ２週間足らずとなりました。ここのところ寒い日が続きますが、みなさまお元気でございましょうか。おかげさまでワタクシ股間が元気すぎて無料動画に忙しい毎日でございます。
さて、「たかが靴下されど靴下」と申します。スーツをお召しになられる際、みなさまにおかれましては靴下などは如何なさっておられますでしょうか。毎日の事ゆえ大そうなものは必要ないと高をくくっておられませんか？
こんなワタクシもかつてはスーツを着ていた時代もあったのでございます。しかしながら、靴下には気を使っておりました。と申しますのも靴を脱ぐ機会がしょっちゅうあった仕事だったからに他なりません。ときにオッサン社員の中には、必ずと言っていいほどパンストよろしくナイロン透け透けソックスを履いておる輩が居たりする訳でございます。これの傍によって足が臭かった日にゃ目も当てられませんでした。
話は少し逸れますがワタクシ７、８年ほど前にイタリアを縦断したことがございます。さすが伊達男の国でございます。男たちは色気ムンムンでございます。それだけ服装には気を配っている証拠に、男どもがウィンドウ・ショッピングをするお国柄なのでございます。ナポリに近いとある街で小さなメルカート（市場）がございました。こんな小さなメルカートにもちゃーんと男たちの身だしなみ用品が、ズラリ所狭しと並んでおる訳でございます。そのなかの小さな露店を覗きましたところ、なんとまぁ紳士物のハイソックスが置いてあるではあ～りませんか。
かつて、某セレクトショップにて勤務経験のあるワタクシでございます。ドレス、クロージングのイロハくらいは教わってございます。本物のクロージングの世界ではハイソックスが当たり前田のクラッカーなのでございます。スーツを着る際に、いかなるシチュエーションに於いても「男子たる者、脛毛を見せるべからず」なのでございます。これを知っておりましたので流石（さすが）本場は違うわと納得を深めた訳でございます。
忘年会シーズン真っ盛りでございます。いつどこでどのように靴を脱ぐチャンスを得られるやもしれません。皆さま靴下には気配りを忘れずになさってくださいませ～。
【BROOKS BROTHERS（ブルックス・ブラザーズ）HI SOCKS（ハイソックス） カラー：ブラック、ネイビー サイズ：71/2-12(shoe size) プライス：￥3,360-】
運よくオネエチャンの家に上がらして貰えても、足が臭くては百年の恋も醒めることになりかねません。くれぐれもご用心くださいませ。
（左：よろしくない例、素足が出てしまっている。） （右：良い例、素足は見えない。）
これは行儀よろしいでんな。
