まだ多少残暑が厳しいですが、陽が落ちるのも早くなり始めたここ最近。もう早く秋物が着たくて着たくて仕様が無い私、服屋の性(サガ)でございます。先日無性にジーパンが穿きたくなって、久しぶりに引っ張り出して穿いて出ましたが、肌触りが非常に新鮮に思いました。やっぱり服は良い、定番は飽きが来ない、何度でも新鮮味を味わえる。日本の四季がある事に感謝でございます。
さて、何事もちょっとだけ、早いめが良いようです。早過ぎてもいけないので、その匙加減がポイントです。先日の「スニーカーのお手入れ」に引き続き、下駄箱に眠っている革靴のお手入れ、こちらもそろそろしておいた方が良さそうです。皆さんのお気に入りの革靴は、大丈夫ですか?
と言うのも先日、イベントのお手伝い、兼記録撮影係として、とあるカフェまで足を運んで参りました時のこと。ゆったりとしたスペースでアーティストさんのライブ、雰囲気の良いDJなどがあり、100名弱の男女が元気に明るく、かつ大人の落ち着きを持ってイベントを楽しんでおりました。服屋ですので、ついつい気になってしまうのは服装。女性陣はなかなかに、抜かり無し。決め過ぎるでも無く、個性と趣味を楽しみつつ、それでいて皆、ちゃんとお洒落。やや残念なのは男性陣、それに比べてしまうと、若干見劣りしている感が否めない。かといって、特別にダサい訳でもないし、どこかが宜しく無い訳でもないのですが…、気の行き届き方が女性のそれと比べて、ちょっと差があるような。案の定、その中でも気の行き届いた雰囲気の男子は、女子と楽しそうに喋ってる。女性の感が鋭いのは、そう言った気配りの部分でもあるのだろうかと、34のやせこけたオッサンはカメラ片手に思ったのでした。
もとい。話を本題に戻しまして、”革靴のお手入れ“でございます。しっかり気の行き届いた男子は足元から。
①まずは「シューツリー」を入れます。良い革靴ほど、このシューツリーの重要性が増す事は常識かと思います。これ、入れてないと、おそらく一年足らずで大きく後悔されることと存じます。
●Paraboot(パラブーツ) SHOE TREES(シューツリー) プライス:¥8,925-
②「プロホースブラシ」で全体の埃を落とします。埃が付いた状態で水を浴びる事により、革靴に汚れやシミが付きます。埃と水は大敵です。
●プロホースブラシ(馬毛) プライス:¥1,260-
③「M.モゥブレイ ステインリムーバー60 」で汚れを取り除きます。同時に、革に染み込んだ古くなったクリームも取り除きます。そのままにしていると古くなったクリームが固着し、革が割れやすくなります。
●M.モゥブレイ ステインリムーバー60 プライス:¥630-
④しっかり汚れを落としてさっぱりしたら、「WOLY(ウォーリー) クリームエッセンシャル 」を「M.モゥブレイ ポリッシングコットン」を使ってしっかりと塗り込み、たっぷりと栄養を補給、潤いを与えて強い革にします。潤っていれば、汚れも付きにくくなります。潤っていないと乾燥して、汚れが染み込みやすくなります。
●WOLY(ウォーリー) クリームエッセンシャル プライス:¥1,890-
●M.モゥブレイ ポリッシングコットン プライス:¥420-
⑤靴をぶつけたりなどして色が剥げていたら、色つきの「シュークリーム」で補色します。パラブーツは純正をご用意しております。その他はお取り寄せ致しますので、気軽にお申し付け下さいませ。
●Paraboot(パラブーツ) BEE WAX(シュークリーム) プライス:¥1,260-
⑥「プロホワイトブラシ」でブラッシング、クリームを隅々まで行き届かせます。このブラッシングにより、革にツヤが出ます。
●プロホワイトブラシ(化繊毛) プライス:¥1,050-
⑦「WOLY(ウォーリー) 3×3プロテクター防水スプレー 」で仕上げます。これにより、新たな汚れや水が付きにくくなります。
●WOLY(ウォーリー) 3×3プロテクター防水スプレー プライス:¥1,575-
以上で、革靴の基本的なお手入れは完了です。ええ靴が男の足元で輝くのは、ちょっとした気配り、お手入れがあってこそです。是非お手入れ、してあげて下さいませ。
『革靴のお手入れ』が気になる!
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