SUD JEANS(スッド・ジーンズ) エイジング ~田口編~

ジーンズの雰囲気(言うなればエイジング)に見せられたのが洋服に興味を持ったきっかけだ。インターネットなんてまだ普及する前の時代。当時は右も左も分からず、「あの雰囲気のジーンズはどうしたらああなるんやろか?」「どこに売ってんのやろか?」なんて感じでいた。とりあえず国道沿いにあるような所謂ジーンズショップで、今で言う加工ジーンズを手にしたのが最初。ストーンウォッシュだとかバイオウォッシュだとか…。でもなんか違う。

ある時、Levi’s(リーバイス)のユーズド(古着)ジーンズの存在を知る事になる。アタリだとかヒゲだとか。でもまだちょっと雰囲気が違う。でも何が違うか分からない。アメ村の古着屋に足を運ぶようになりLevi’s(リーバイス)のヴィンテージというものに出会い、「そうそうこの雰囲気!」。ある意味悟った気になった。ただ高い。もったいなくて穿けない。もっと気軽にこの雰囲気を楽しみたい。そこでDENIME(ドゥニーム)のユーザーへとなっていく。時代の気分や価値観が変わってもジーンズはスタンダードな存在であり続けた。

雰囲気が出すぎず気負いなくデイリーに穿くことのできるジーンズ。いろんな意味で穿きやすいジーンズを求めた結果、ぼくもここ2、3年『SUD(スッド)』しか穿いていない。今まで体感したことのないデニムの履き心地。そしてLevi’s(リーバイス)のそれのようなインディゴブルーへのエイジング(経年変化)。否が応でも愛着が湧いてくる。

ユーズド(古着)などでは味わえない本当の意味でのエイジング(経年変化)を、現在も『SUD(スッド)』で体感中だ。

『SUD(スッド) 505』 
購入して約2年。よく穿いてよく洗濯した一本。
sud505taguchi

『SUD(スッド) 502』 
購入して約1年。半年ぐらい穿きこんだエイジング(経年変化)。
sud502taguchi

この記事を書いた人