SUD JEANS(スッド・ジーンズ) エイジング ~谷川編~

Jeansと言えばここ2、3年は『SUD(スッド)』しか穿いていない。次に買いたいと思うJeansが今のところ『SUD(スッド)』の他に見当たらないというほうが正解かもしれない。

やっぱりいいんですョ。第一の理由は穿きやすさ。新品のJeansを買ってこんなに柔らかくて穿きやすかったのが今までにない。三十路を境に段々とウェスト周りがキツイと感じる貴兄も多いはず。座ると窮屈。でもジーパンを穿きたい。というかジーパンをベースとしたコーディネイトしか知らない。 第二の理由は色。ジーパンでこんなにいい色落ちをするのも珍しい。Levi’sのそれと同じくインディゴブルーから褪せていくエイジング(=経年変化)がたまらなくイイ。第三の理由はコスト。こんなに安くて質の高いジーパンは無いと思う。安さが魅力で全型(3型とも)買ってしまった。

第四の理由は、実はこれが一番ウェイトが大きいかもしれないが、ジーパン作らせたら日本でも指折りと思う人たちが作ってるという事実。これがやっぱり大事です。仕入れをさせていただいてるといろんなことがわかってくる。一流と言われるには実績が物を言う。エンドユーザーまで(自分も含めて)毎日穿いててご機嫌で居られるモノがホンマもんやなーとつくづく思う。「ローマは一日にして成らず」。ええモノも一朝一夕にはでけません。作り手の長年培った経験や努力が身を結ぶ。そんなモンやと思います。

ここに3年穿いた505(スリム)と2年穿いた502(太目のストレート)そして1ヶ月ほど穿いた501(ストレート)がある。それぞれサイズもバラバラを購入した。まず505(スリム)は自分自身のレギュラーサイズ(メーカーにより多少異なるが)である32インチを選んだ。これは頻繁に洗った。少なくとも2回穿けば洗濯した。裾丈をつんつるてんに短く仕上げた。夏にはくるぶしを見せて靴を履く。
505
次は502(太目のストレート)。これはワザと太目が穿きたくてサイズは33インチにした。裾上げもタタキ幅を9mmに。靴に掛かる部分がのそっとなるようなワンクッションに仕上げた。上に着るもの(=服屋さんはトップスと呼んでます。)がピッタリするようなシルエットのときに効果的に使う。これも頻繁に洗った。
502
最後に501(ストレート)。この冬はツィードのテーラード・ジャケットが着たかったので濃いのが良かった。真っ紺々のまま穿く方が小奇麗に見えるかなと思ってのこと。これは僕にしては珍しく一度も洗って無い。(言い訳をさせて貰うと冬やから汗かきまへんやろ。臭いことおまへんで。笑)
501
そんなこんなで『SUD Jeans』を楽しんで穿いてる今日この頃です。

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