バーンストーマーの前身は1977年に創業。当時アイビー全盛の中、まだまだ販売先は多くはない時代、アメリカ製と同じ表情を、日本で作り上げることに主軸をおいたカジュアルメーカーとして誕生しました。
80年代90年代に火がつき、日本初の本格的な国産トラッドメーカーの御三家として「パンツのバーンストーマー」と言われています。
BARNSTORMER(バーンストーマー)型番:1001P(ノータックチノパンツ)
チノパンというカジュアルパンツを、スラックスと同じ作りで完成させた、どこにも属さないドレスチノというジャンルを作り上げたのがこちらです。スニーカーは勿論、革靴と最も相性が良いのではないかと噂されている国産チノパン。
そんなBARNSTORMERから昨年リリースされた1001のグレー、1001PGが再入荷しました。
BARNSTORMER(バーンストーマー) ノータックチノパンツ グレー
カタチはお馴染み1001P ノータックチノパンツですが、
生地を綿×ポリエステルの50/50にした新素材。
こちら品やかで薄く、これがウールのような質感に見えるのです。
惜しまれながらの生地の在庫切れにより廃番となった1300P(TCストレッチチノ)に比べて生地感が薄い分、
春から夏にかけての着用がしやすいのもこのパンツの特徴。
また、この素材感になるので、乾きが早く
次の日には真っ新に乾いて、すぐ着用できるというのも嬉しいポイント。
忙しい日常を過ごすサラリーマンも、こればかりになるというのも納得です。
そして、極めつけはこの美しいシルエット。
全体的には太過ぎず、細過ぎずなバランスになっておりますが、
腰回りから太腿にかけての緩いテーパード。
膝から下はストレートとなります。
また、人体の構造に基づき、S字にカーブした裁断と縫製により。体に沿ったラインが生まれ、
細身ながらも履き心地がゆったりした、唯一無二の着用感が生まれます。
この辺り、カジュアルパンツに用いられることはほぼなく、
ドレスウェアを手掛ける工場を使った、BARNSTORMERならではの完成された着用感と見た目の美しさです。
ウールのスラックスは一本は持っておきたい所ですが、
簡単に洗えてかつ、綺麗に穿けるといった部分はウールにはない点かと思います。
そうそう、こちらの逸品。
クリースをつけやすい&定着しやすいのもポイントでして、
湿気の多い梅雨時期なんかも綺麗に保ちやすいってところが良いですね。
ディテールはカジュアルパンツよりかはスラックスに近く、
ウエストを出したり、詰めたりも可能。
内側もスラックス同様の作り込み。
見た目はシンプルなのに、見えないところの作り込みが凄い。
BARNSTORMERを体現するかのようなパンツです。
これをお仕事で使われるも良し、スタプレみたくストリートにミックスするのも良い。
本当によくできたパンツです。
スウェットにシャツといったカレッジスタイル。ここにカーキのチノとくれば、プレッピーなスタイルも
コーチジャケットとグレートラウザーで大人のストリートファッションに早変わり。
足元はビルケンで抜け感を演出。
カラーソックスも淡い色目で、インナーのフーディーとの相性も抜群です。
ジャージー素材のジャケットにボタンダウンにニットタイ。
カジュアルなアイテムばかりですが、リラックスしたオフィスカジュアルもお手の物。
パンツが良ければ、最終的に纏まるのもメンズファッションの醍醐味。
ジャケットとパンツ双方ストレッチ素材ですが、それを感じさせないスタイルに昇華しました。
特に座り仕事が多い方にはこのパンツ、ラクチンとご好評いただいております。
少し先のスタイルにはなりますが、アウターを綿麻の101Jにバスクニット。
足元はワラビーですが、こういったアメカジスタイルに差し込むことで、
Levi’sのスタプレのような見え方になってくれる。オススメのスタイルです。
ブルーとグレーを基調としている分色数は抑えられます。
ブラックジーンズだとカジュアル過ぎる、ブルージーンズだとセットアップ風になってしまう。
少し品の良さを出したい時に、グレーのパンツは持っておくと便利です。
ニットカーディガンにニットポロ。
勿論スッキリなスタイリングには合います。
足元はフランスの老舗「Joseph Malinge」に別注したJabotでボリューミーに。
やはりオフィスカジュアルが幾ら自由だと言えど、ジャケットは着たい。
ネクタイなしのシャツには抵抗はあるけれど、スーパーハイゲージのニットポロはボタン全閉めスタイルが潔くカッコ良い。
少しクッションが出来るくらいの長さもお勧めです。
座ったときのバランスが綺麗で、長めになっているのでタタキ仕上げであれば、だいたいの方はお好みで長さを設定いただけます。
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一応定番展開予定の商品ですが、前回入荷時にはすぐにサイズが欠けてご覧頂けなかった方が多く、
今回もそこまで纏まった数ではない分、ご覧頂くのは早い方が良いかもしれません。
使える一本。デニムやミリタリーパンツと同じく、きっと普段使いに最適な一本となってくれるはずです。