こんにちは。
東京店スタッフの小坂です。
台風が過ぎてから、随分と秋らしくなりましたね。
「食欲の秋」、「スポーツの秋」、「読書の秋」……
皆さんはどんな秋になさいますか?
ところで、「○○の秋」というフォーマットの発祥はどこにあるんでしょうね?
ご存知の方がいらっしゃったらご教示ください。
僕はといえば「デニムの秋」です。
9月上旬にリゾルト710を買いまして、機嫌良く穿きこんでおりましたが、数日前、性懲りもなくデニムを新調しました。
リゾルト712です。
またもやリゾルトです。
では、何故リゾルトなのか。
ずばり、10月から値上がりするからです。
値上がりをお知らせして以降、駆け込みでお求めの方も数多くいらっしゃいましたが、どさくさに紛れて僕も買っちゃいました。
では、何故712なのか。
ずばり、革靴とよく合いそうだったからです。
そのあたりも含め、改めて712についてご紹介させていただきます。
私物の710と712がどちらもW28L31なので、今回はこれらを比較していきましょう。
まずは形から。
スリムストレートの710に対して、テーパードの効いた712はワタリが約1cm程太く、裾幅が約1cm程細くなっています。
さらに、股上も約1cm程浅くなっています。
正直なところ、平置きでは違いがよく分かりませんね。
穿いてみるとどうでしょう?
傍目にも違いが分かるのではないでしょうか?
実際に穿いてみると、大分感じが変わります。
何と言ってもゆとりがあります。
股上が浅い分、締められるような感じがありませんし、ワタリが太い分、太ももがゆったりとしており、張るような感じがありません。
この辺りは、しゃがんだり、座ってみたりすると顕著ですね(ぜひ店頭でお試しください)。
続いて、ディテールも見ていきましょう。
特筆すべきはフライです。
710はボタンフライですが、712はジッパーフライです。
店頭でお話を伺うと好みの分かれるジッパーフライですが、僕は着脱が楽なので好きです。
生地感も違います。
712には防縮加工が施されているんです。
710は毛羽立った生地感が特徴ですが、712は毛羽立ちがなく、ツルッとした表情です。
先に述べた、防縮加工によるものですね。
どちらもコーディネートを選びませんが、折角ですから、コーディネートに合わせて穿け分けてみたいところです。
まずは710から。
ZABOUスタイルの大定番です。
カットソーにジーパンにスニーカー、というカジュアルなスタイルですが、綺麗めな雰囲気です。
シンプルだからこそ、リゾルトの美しいシルエットが映えますね。
本命の712です。
ジャケット、革靴と合わせてどことなくカチッとした雰囲気にしてみました。
712はテーパードが効いているので、トラウザーのようなシルエットになります。
加えて、毛羽立ちのない生地なので土臭さも薄まります。
そういう意味では、革靴とより良く合うのは712ではないでしょうか?
2本目のリゾルトを買うにあたって、711を選ばなかったのはこのためです。
710、711をお持ちでも、712はお持ちでない方はかなりいらっしゃるんじゃないでしょうか?
ワタリの太さや、股上の浅さのお陰で710よりもリラックスした穿き心地ですし、リーバイス505由来の実用的なディテールは日常使いにピッタリです。
このブログをご覧の皆さん、まだ間に合います。
値上がり前の今、「デニムの秋」の今、リゾルト712はいかがですか?
それでは、店頭でお待ちしております。
ありがとうございました。