週刊ZABOU「INVERTERE(インバーティア/世界一のダッフルコート)」

洋服に”一生モノ”という言葉を使う時がありますが、
実は一生着れる服ってとても少ないんです。どうしても着ていくうちに虫に食われたりとか、メンズの洋服ってレディース程トレンドが変わらないところもあり、一度気分が変わると着なくなったり。。。そういうのを考慮してモノと価格とのバランスを見てお財布と相談して決めるのですが。

世の中には稀に、最上級と呼べるものがございます。
そんな最上級なものにこそ、実は”一生モノ”が存在するのではないでしょうか。

INVERTERE(インバーティア) LONG LENGTH DUFFLE COAT

INVERTERE(インバーティア) LONG LENGTH DUFFLE COAT   ¥162,800-

INVERTERE(インバーティア)は1904年創業。リバーシブルコート世界で初めて開発したことでも知られる。。。
ではなぜ、ダッフルコートの代名詞とされているのでしょうか。

Joshua Ellis(ジョシュア・エリス)

イギリス最古のテキスタイルメーカーの一つ。第一級品のウールしか使わないことで知られる。

【素材】

とても肉厚なウールヘリンボーン生地。
裏地はメルトン素材となっています。

通常、このような分厚い生地でコートなどを作る際、耐久性を考慮して、ナイロンを加えることが多いのですが、
インバーティアはそこをウール100%で仕上げます。

極限まで肉厚な生地をウール100%で仕上げることにより、ヘビーな見た目とは裏腹に重すぎない。
長年の着用を経ても毛玉が出来ず、シワにもなりません。

また、使われるミシンは、全世界に4台しかないもので作られます。
その内の3台はJoshua Ellis社が所有。
この肉厚なウールヘリンボーンは、Joshua Ellisでしか生産されず、数はかなり限られます。
かの有名なHERMESが惚れ込み、コートはここの生地でしか作らないとさえ言われていました。

【形】

オーバーサイズ、スリムフィット。。。流行のシルエットを追い求めるのは時間と根気が必要です。
INVERTEREのダッフルコートは、どっちとも取れるサイズバランス。というか、見た目は綺麗に着こなせるのに、
着用者はゆったりとした着心地。
まさに見た目と着心地の両方を味わえる超一流のコートなんです。

今っぽく着こなしたい方は、他にもダッフルコートはございます。
そちらが宜しいかと。

INVERTEREのダッフルコートは、今に合わなくても、10年~20年と歳を重ねる毎に、不思議と体に馴染んでまいります。
洋服を着る上で一番大事な「服に着られない」を時間をかけて実践していく、そんな喜びが詰まっております。

子供から大人まで楽しめるダッフルコート。
その中でも良い大人のみに許される最上級のダッフルコート。

数も少なくなって参りました。
どうせ長く楽しめるなら、早いうちが宜しいかと。
お楽しみください。

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