週刊ZABOU「大英国アウター祭。」

皆様、今年のアウターはご準備如何でしょうか。
今年も様々なお国よりアウターを準備しておりますが、特にオススメしたい「英国アウター」シリーズ。

やはり質実剛健な物作りに定評がある英国ものこそ、冬場に着たいと思えます。
そんな今日はアウトドア、スポーツ、ライディングの3パターンから、アウターをご紹介したいと思います。

JAMES GROSE(ジェームスグロース)

JAMES GROSE(ジェームスグロース) ニューマニラジャケット  ¥165,000-

今年受注会も開催し、その中でも一際人気の高かったNEW MANILA JACKETが店頭にてリリース。
特にこのモデルの肝は「バランスの良さ」これに尽きるかと思います。

まずは真紅のライニング。
これだけでも大人な雰囲気を感じて頂けるのでは。

襟のサイズ感も大きすぎず、レイヤリングもしやすく、開けてもこのように閉じても見た目が綺麗。

元々はジッパーがバイクのタンクを傷つけないように設計されたウエストのバンドも短めに設定されており、
革が柔らかくなり垂れてもサマになる若干短めに。

レザーはホースハイド。
ベジタブルタンニンの鞣しにて柔らかく。オイルを含んだJAMES GROSEのホースレザーは、他で味わえない程のモチっとした独特の触感に。経年変化もとても美しいのが、この革の最大の魅力。
特にオススメしたいこの革オンリーでのオーダーに。

JAMES GROSE(ジェームスグロース) ニューマニラジャケット  サイズ:38  ¥165,000-

ライダースって着る時期が短いんじゃない?とお考えの方にオススメのコーディネート。
ニューマニラはサイズ感の割に袖丈をやや短めに設定しておりますので、本来のタイトな着方をしなくとも、これくらいサイズを余裕を見てあげることによって、しっかりと着込むことが出来ます。

オススメのハイネック。
こちらはJACKMANのもの。程良く緩いネックの具合が非常に使いやすい。

このようにボリュームの出るネックの風合いも、ニューマニラの小さめの襟元が邪魔をしません。

モノトーンのコーディネートで肝心なのは素材感。
今回ブラックとホワイトの2色しか使っておりませんが、コーデュロイなどの柔らかな素材感は、モノトーンの合わせも、
ラフに仕上げてくれます。

しっかりと着込むことは出来るものの、綺麗なテーラードのようなパターン。
これぞ大人のライダースジャケットでございます。
残り数着となった今、ニットの上に、コートの下にと、汎用性の高いライダースジャケットを一着如何でしょうか。

BARACUTA(バラクータ) 

BARACUTA(バラクータ) G9 オーセンティックフィット CLASSIC CORD  ¥64,900-

ゴルフジャケット、スウィングトップなどなど。
様々な名称のあるこちら。一般的にはブルゾンという立ち位置の代名詞であるG9は、紳士アウターの中では上位にあたるのではないでしょうか。

クラシックな佇まいはここならでは。
実はこちらは薄く中綿入りで、冬仕様のG9なんです。
フィット感もAUTHENTIC FITと呼ばれる少しゆったり目のシルエットに。
とは言え、決してオーバーサイズな感じにはならないのでご安心を。

今年の秋冬のスペシャルモデルとして、太畝のコーデュロイをご用意しました。

BARACUTA(バラクータ) G9 オーセンティックフィット CLASSIC CORD  サイズ42着用  ¥64,900-

ミリタリーパンツにライナーなどを組み合わせたこんなスタイルにもしっかりと対応してくれる真冬仕様のG9。

シャツ、ジレの着こなしに、より一層着込める身幅の広さはよりレイヤリングを楽しめます。

カーキ、デニム、ベージュのメンズボトムス3大神器もしっかりとカバーしてくれます。
こちら少量入荷なのでお早めに。
勿論、定番もしっかりと在庫揃えておりましたが、既に在庫は薄目です。

BARACUTA(バラクータ) G9 Regular Fit ネイビー  サイズ:42着用  ¥52,800-

より軽快でスパーティな印象で。
レトロランニングなスニーカーにもバッチリ合いますよ!

Barbour(バブアー)

Barbour(バブアー) Classic Bedale Wax Jacket  ¥53,900-

最早冬の代名詞的位置づけになりましたBARBOURは見かけない日はありません。
何故ここまで日本の冬に定着したのでしょうか。

このワックスコットンが雨を弾いてくれるのと同時に、経年変化が始まります。
愛着を持って育て上げてあげる。全天候型のジャケット。
これだけで、物を大事にする日本人の気質に合っているのではないでしょうか。

今季もZABOUでは、実は珍しい?オリーブカラーをセレクト。
英国では圧倒的人気を誇るなんて聞いたもんですから、やはり本場を持つならこちらがオススメなんです。

グローブしたままでも開閉可能なジッパー。

クラシックな襟元のコーデュロイ。

チラッと見える裏地は、特に差をつけられる一面です。

Barbour(バブアー) Classic Beaufort Wax Jacket サイズ40着用

着丈の長いビューフォートは、ミッド丈のコートとしても重宝されるのではないでしょうか。
セーターに目を惹く赤を持ってくると、いよいよ冬を意識してしまいます。

しっかりと着込める英国仕様のバブアーはクラシックフィット。
よりアウトドアに近い本物を選ぶならこちら。
流行りなど無縁な世界のものです。ボロボロになるまで着ましょう。

冬場は特にツイードなんかのキャスケットと相性が良いです。
こちらはHANNA HATSのツイードキャスケット。
バブアーの表面がコットン地なので、こういったところで季節感を出してみるのも良いのでは?



どれも普遍的でいて現代的な一着は持ちたいアウターばかりですね。
自身の経験でも、英国もののアウターはその時の流行りではなく、一種の目標みたいなもので、手にした時の満足感と、毎年飽きずに着られる所が嬉しいです。
きっと皆さまにとっても冬が楽しみになるアウターになってくれるかと思います。

着込むほどに味が出てくる。どれも丈夫で長く着られるので、出来るだけ早いタイミングがオススメです。

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