New York Hat(ニューヨーク・ハット) Linen Pub(リネン・ハンチングキャップ)

大阪・東心斎橋にカフェ・コロンビアという老舗のCafeがある。南は鰻谷通り、北は長堀通りに面したそのCafeはビルの谷間にあって季節の風が肌に心地よく吹き抜ける。主人の音楽通も手伝ってかJazzやSalsaの名曲が店内をが流れすこぶる居心地がいい。オリジナルの「コロンビア・ラテ」は絶妙のブレンドで一度味わうと、通ってしまうほどの美味である。一般的にCafeのスタッフというのも色とりどりだが、こちらのスタッフは独特でもの静かな雰囲気のある男性が2名。個性豊かな洋服に身を包み、決め手は「帽子」。ふたりともが異常なほどよく似合う。

前置きが長くなったが、その「帽子」。本日ご紹介のNew York Hat(ニューヨーク・ハット) Linen Pub(リネン・ハンチングキャップ)。Linen Pubという名称はやはりPubのスタッフが被っていたから付いた名前なのだろうか。由来は正確にはわからないが類推の中から想像の旅をするのも楽しい。イギリスにはPubが五万数千件以上はあると言われる。労働者階級が仕事の帰りに一杯やってから帰るという簡素な酒場。そんなイメージのPub(アメリカではもっぱらBarと呼ばれることが多い)がNewYorkの片隅にあるのだろうか。そのPubのスタッフもずいぶんとよく似合う「帽子」を被っていたのかもしれない。

Pubという帽子のスタイルだが、わかりやすく説明するために(ハンチングキャップ)と称したが実際はつくりが微妙に違う。いわゆるハンチングキャップは鍔(つば)の部分と本体が独立していて、(形の特徴として)この部分を繋ぎ止めるためににホックボタンが付いてたり、縫ってあったりするものが多い。しかしこのPubはその部分が無く一体型になっている。側面の部分も丸みを持たせるためにダーツ(縫いこみ)が入ってる。横から見るとちょうど鳥のくちばしのような感じだ。

さて、暑い夏がこれから始まる。太陽の下で被るのも勿論のこと、Pubで洒落込んでみてはいかが。

New York Hat(ニューヨーク・ハット) Linen Pub(リネン・ハンチングキャップ)  カラー:ナチュラル、サックスブルー  サイズ:L/XL  プライス:¥6,825-

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