週刊ZABOU「SAINT JAMES(セントジェームス)ウエッソン 春のカットソー、どうする問題。」

ZABOUの春の訪れはウエッソンから。
セントジェームスから大定番ウエッソンが登場しました。
フレンチカジュアルを代表するアイテム。上品なエスプリ要素を感じさせつつ、生地はやはりタフで古着でも状態の良い物が多いのも、ここならでは。
ですがやはり1~自分の身体に馴染ませる楽しみも一つ。
着始めはベタっとした配色も、着用を重ねる毎に段々と立体的な色落ちに近づいていく。

カットソーでこれだけ長く付き合えるのも珍しいです。

ただ、最初の一着におすすめの、何年先も残り続ける定番色を展開することが多いですが、気になる柄どうする?問題。
無地かボーダーか。この問題に終止符を打つべく、(本当はどっちもおすすめなのですが)所有するスタッフに話を聞いてみました。
ですので、本日着用に使っているのは、全てスタッフの私物です。
皆さまの参考になれば幸いです。

まずは一着お試しを。ボーダー界のパイオニアをその手に。

Saint James(セントジェームス) ウエッソン ボーダー  ¥13,200-

SAINT JAMESは元々船乗りに由来のあるメーカー。
こちらのボーダー(ホリゾンタルストライプ)は、船員や海軍のユニフォームだったことも。
かわいらしさを感じる反面、実は男らしい柄の一つでもあります。

『NEIGE/GITANE(白/コバルトブルー)』

●アウター F.O.B FACTORY(エフオービー ファクトリー) サイズ:LL ¥24,200-
●カットソー Saint James(セントジェームス)  サイズ:T7 ¥13,750-
●パンツ BARNSTORMER(バーンストーマー)  サイズ:L ¥23,100-
●シューズ 私物
モデル 身長185cm 体重72kg 足のサイズ約29cm

王道のZABOUスタイル『ベイカーパンツ×ウエッソン』。やっぱこの組合わせですわ。
NEIGE×GITANEは一番さわやかな配色で春にピッタリ。30歳過ぎて服に爽やかさを補ってもらってます。

デニムによく合うボーダー配色やと思いますんで、FOBのカバーオールを着てみました。

『ECRU/MARINE(生成り/マリン)』

●ジャケット Gambert(ギャンバート) サイズ:40 ¥41,800-
●カットソー Saint James(セントジェームス) サイズ:T5 ¥13,200-
●パンツ RESOLUTE(リゾルト) サイズ:W33×L32 ¥28,600-
●シューズ G.H.BASS(ジーエイチ・バス) サイズ:US9.5 ¥29,700-
モデル 身長170㎝ 体重68㎏ 足のサイズ約27.5㎝

ウエッソンと言えば「ECRU×MARINE」、そう思うのは私だけではないはず。
それほど合わせやすく無理な主張も少ないのはベースカラーが生成りだからでしょうか。
自分自身セントジェームスは過去に所有しておりましたが、結局残っているのはジャストサイズのこれのみ。
その時の流れによってサイズを上げてみるのも大賛成ですが、個人的にセントジェームスはジャストサイズでいきたいんです。

この時期に良くするコーディネートは紺ブレ×ジーパンの組み合わせ。
Vゾーンにだけボーダーが見えるのでそこまで主張しすぎず、ボーダーに苦手意識がある方にも是非お勧めです。

ジーパンを合わせる場合は濃いのでも良いですが春を意識すると、おのずと色落ちしたリゾルトのジーパンを合わせたくなります。

『INDIGO/ECRU(インディゴ/生成り)』

●ジャケット F.O.B FACTORY(エフオービー ファクトリー)  サイズ:36  ¥24,200-
●カットソー Saint James(セントジェームス)  サイズ:T4  ¥13,200-
●パンツ RESOLUTE(リゾルト)  サイズ:W30×L30  ¥28,600-
●シューズ G.H.BASS(ジーエイチ・バス)  サイズ:US7.5  ¥28,600-
モデル 身長167㎝ 体重56㎏ 足のサイズ約26㎝

昨年のシーズンカラー、INDIGO/ECRU(インディゴ/生成り)。こちら他の色よりも生地が柔らかいんです。初めから少し掠れた雰囲気がありますが、着込んでさらに色が抜けていくのが非常に楽しみです。シーズン色で再販はございませんので気になる方はお早めにどうぞ。

ピケジャケットにジーンズの春らしいスタイルにもしっかり馴染む色で、シーズン色で再販はございませんので気になる方はお早めにどうぞ。

とはいえ、無地の使い勝手も捨てがたい。

Saint James(セントジェームス) ウエッソン ソリッド  ¥13,200-

実は海軍でも選ばれたお偉いさんしか着用を許されていなかったという無地のバスクシャツ。
そういうのって案外惹かれません?とはいえ白Tっぽく着られるECRUやNEIGE、スウェットっぽく着られるGRISに、ニットっぽいMARINEやNOIRなど。
様々な着こなしが出来るよう定番色に絞っての展開となります。

『ECRU(生成り)』

●アウター Jackman(ジャックマン)  サイズ:M  ¥28,600-
●カットソー Saint James(セントジェームス)  サイズ:T3  ¥13,200-
●パンツ RESOLUTE(リゾルト)  サイズ:W32×L28  ¥25,300-
●シューズ G.H.BASS(ジーエイチ・バス)  サイズ:US7  ¥28,600-
モデル 身長160㎝ 体重60㎏ 足のサイズ約25㎝

いつまで経っても着ているもの。それが自分の中でSAINT JAMESのウエッソンで、その中でもこの生成り(ECRU)は替えの効かないアイテムの一つです。

やはりサイズはジャストサイズ。昨シーズンは展開なしだったT3です。
正直オーバーサイズで着るのはあまりおすすめではなく、襟元の幅が広がるのが個人的には好きではありません。
ピタッとジャストで着て、袖は9分丈で作業しやすいように。ストーリーの詰まった服だからこそ、そのイメージ通りで着用したいと思います。
ただ、着るのは皆さんそれぞれ。
大き目を袖まくりしようが、中にシャツを着てセーターっぽく着るのもアリ。
それを良しとしてくれる何かが、バランスよく揃ったカットソーだと思います。

パンツは太目のチノでも良いし、スラックスでもOK。本日はRESOLUTE。何を合わせても良い感じに纏まってくれますよ。

『GRIS(杢グレー)』

●アウター BARACUTA(バラクータ)  サイズ:38  ¥59,400-
●カットソー Saint James(セントジェームス)  サイズ:T4  ¥13,200-
●パンツ BARNSTORMER(バーンストーマー)   サイズ:XS  ¥20.680-
モデル 身長167㎝ 体重56㎏ 足のサイズ約26㎝

無地ではこちらのグレーを普段から良く着ています。スウェットを着るような感覚でどんなボトムスとも合います。もちろんアウターも選びません。

無地の一着目なににしようか迷ったこちらをオススメいたします。

『MARINE(マリン)』

●ジャケット PROPPER(プロッパー)  サイズ:S/S  ¥9,900-
●カットソー Saint James(セントジェームス)  サイズ:T4  ¥13,200-
●パンツ BARNSTORMER(バーンストーマー)  サイズ:XS  ¥19,580-

●シューズ SANDERS(サンダース) サイズ:UK6  ¥58,300-
モデル 身長173㎝ 体重50㎏ 足のサイズ約25㎝

ずっと気になっていたマリン。似たカラーで谷川さんが着ていたネイビーの私物が凄く良い色落ちをしていまして、それに魅せられてマリンを購入しました。サイズはT4でジャストですが、それなりに身幅にも余裕のあるサイズ感です。T5でも着れますが、アウターのインナーとして着るのであれば着丈が長く、個人的にはT4を乾燥機にかけてギュッと縮めたサイズ感が好みです。

ネイビーなのでボトムスはジーンズでももちろん合いますが、春らしくカーキとオリーブの組み合わせです。ボーダー・無地のどちらでも合う定番コーディネートだと思います。エイジング含めて長く楽しめるウエッソン、サイズ選び・洗濯・エイジングなどお気軽にお問い合わせくださいませ!

『NOIR(黒)』

●ジャケット F.O.B FACTORY(エフオービー ファクトリー)  サイズ:S  ¥19,800-
●カットソー Saint James(セントジェームス)  サイズ:T4  ¥13,200-
●パンツ BARNSTORMER(バーンストーマー)  サイズ:XS  ¥23,100-
モデル 身長168㎝ 体重54㎏ 足のサイズ約25.5㎝

何でもタックイン芸人の小坂はウェッソンもタックインします。そんなわけで、タックインした時に見映えの良いパンツがマストです。バーンストーマーのマッカーサー2は腰回りのディテールが豊富なので相性抜群ですね。

カラーは無地のノワールが個人的な推しです。モードな雰囲気になるので、男前になった気になれます。ボーダーも好きですが、使い勝手なんかも考えると無地の方がオススメしやすいですね。

何を羽織っても外さないコーデですが、せっかく男前な雰囲気にしたからにはそれを大事にしてあげたかったもので、ミリタリーに舵を切ってみました。春先はこんな感じで男前にキメていきたいですね。

●カーディガン SPINNER BAIT(スピナーベイト) サイズ:44(L) ¥17,600-
●カットソー Saint James(セントジェームス) サイズ:T6 ¥13,200-
●シャツ SERO(セロ) サイズ:15 ¥14,300-
●パンツ RESOLUTE(リゾルト) サイズ:W32×L32 ¥29,700-
●シューズ 私物
モデル 身長175cm 体重65kg 足のサイズ約26.5cm

この黒は2代目。初代はジャストサイズのT5でぴったりとしたサイズ感、色も随分変化してアジたっぷりなのでこちらはちょっとゆるめに着る用のサイズT6。
こちらもくったりしてきて良い雰囲気になってきました。
黒のウエッソンに合わせるジーパンは濃い方が好きな瀬川です。こちらは最近買った714。

カーディガンにウェッソンは私の中で春のお決まりスタイルで、無地でもボーダーでも多用するスタイル。
黒の場合、アウターの加減によってはちょっと地味に見えることがあるので、その場合は中にボタンダウンを着てあげると少し華やかになります。
ウェッソンにボタンダウンも長くご提案しているザボウの定番レイヤリング。私の場合T5だと中にシャツを着られないのでT6が丁度良いですね。

年齢を重ねて好みも着方もちょっとづつ変化してますが、ウェッソンにジーパンはいつになっても着ていられるまさにベーシック。
無地とボーダー、それぞれ数枚あって困らないカットソーです。



いつの時代もサイズ感や色柄を変えて、また2周目が回ってくるウエッソン。
でも、ずっと中心にあるのは定番色です。
10年後も20年後も買えるマイスタンダードと言える1着を、是非この機会にお試しください。

この記事を書いた人

坂口

ZABOU大阪店のスタッフ坂口です。
皆様のご来店を店頭にてお待ちしております。