皆さんこんにちは。
渋谷店スタッフの大森です。
ここ最近、BLOG読んでます~と反応を頂けてハッピーです。
やはり、読んでいただけてると実感すると、書く内容にも力を入れないとな~と思う次第であります。
最近は「そういえばビールお好きでしたよね?」とか「チェルシー最近調子悪いですね~」とか、服屋ですが服以外の話をするのが僕の好きな時間です。
ぶっちゃけ洋服以外の話の方が饒舌に喋れちゃってたりします(それはアカンか)。
サッカーの話になるとつい厄介オタクの癖が…。
取り扱っていないブランドの話やヴィンテージの話だったり、個人的には古着とかブルックスのシャツが好きでそういう話をするの好きなんすよ。
ぜひ、店頭でいろいろなお話をしましょ~!
本日ご紹介するのは前回ご紹介したカーゴパンツと同じF.O.B FACTORYから定番のミリタリーコートのご紹介です。
前回のBLOGはコチラをご覧ください。
カーゴパンツの元ネタはM-65。さらには「F0422 ジャーマニーカーゴパンツ」というモデルがありました。
今回のコートは名前の通りでM-51、米軍が1951年に制作されたことから名前が付けられました。他にはモッズコートやシェルパーカーなんて呼ばれていたりします。
もともとは極防寒衣料として作られており、M-51の前身にはM-48というプルオーバー型のモデルがありました。朝鮮動乱の戦地が未経験の寒さ故に装備の上から重ね着をするコートとして採用されたのがM-51です。
F.O.B FACTORYのM-51は着丈はオリジナルより短くし、身幅もゆとりを持たせることで現代的に着やすいシルエットにしています。
ですのでシャツやカットソーやニットだけでなくショート丈のジャケット類を着ても引っかかることなくレイヤードをお楽しみいただけます。
フィッシュテールをはじめとしたディテールももちろん抜かりはありません。
ドローコードは締めることで風が体内に侵入しないように作られたディテールです。
フロントは比翼仕立てです。
アルミ製のダブルジッパー。
袖口はアジャスター付きですので、細かく調節が可能です。
ポケットはフラップ式。
タグも当時のモノを再現しています。
個人的ここ好きポイントはフードです。
よくよく見ると、フードが4枚接ぎになっています。
これによって立体的になり丸みを帯びてかぶりやすくなっています。
主要な部分は巻き縫いで縫製されているので、長く着こんでいったときのエイジングが楽しみです。
そして生地はF.O.B FACTORYが米軍フライトジャケットのB-9で使用されていたモールスキンを復刻させて落とし込んでいます。
これまた生地が良いんですよ~。三子糸で織られており光沢感があり、モールスキンなのに毛羽立ちが少ないです。
双糸ですら単糸の2.5~3倍ほどの耐久性になるので、三子糸の強度は言わずもがなでしょう。高級なシャツやニット、シルクなんかで使用されてたりします。
そして三子糸の良さはまだあります。三子糸の断面図を見ると筒状(丸)になっており、角が無いので着心地の良い生地になります。
説明されなければわからないところですが、凄く拘ってもの作りをしているのが伝わるでしょう。
そしてスレン染め(VAT DYE)をしているので本家本元に負けないエイジングをお楽しみいただけます。
コーディネートはこんな感じでいかがでしょうか。
白シャツとジーンズでシンプルに。それだけでは物足りないのでニットタイでアクセントを加えてみたり。
ネクタイの色も秋らしくオレンジを選んでみて季節を楽しむのも良いですね。
太目のチノを穿いて、ワークに全振りしてみたり。BARNSTORMER(バーンストーマー)から新しく入荷したBataan Boys(バターンボーイズ)は古着屋で見るようなM-45のような無骨さもありこの手の軍アウターとの相性は抜群かと。
FOBさんは無骨なアイテムを日本人好みなスッキリとしたシルエットに合わせて作るのが上手いので、綺麗なスラックスとのコーディネートもおすすめです。あまり、ブレザーとかに合わせると青島さんみたいになるのでトップスはカジュアルにしてみました。
今の若い子たちって青島さんしっているんでしょうか?
若い子言うても、僕も若いですがスーツにM-51を着ている人を見て「青島みたいだな」って思う人はどのくらいでしょうね。
僕よりも上の方は世代の方も多いでしょうし、このアイテム自体に懐かしさを感じることもあるでしょう。
ぜひ名品ですので秋のワードローブに加えてくださいませ!
こちらは大阪店・渋谷店・銀座店の全店でご用意しております!
ご来店お待ちしております~!