エイジング・オブ・NEW MANILA by JAMESGROSE(ジェームスグロース)

こんにちは。ZABOU坂口です。
7月のイベント情報を更新しました。

お問い合わせも頂いておりました「JAMES GROSE オーダー会」を7月13日より開催致します。

JAMES GROSE(ジェームスグロース)オーダーフェア
7/13(木)~7/17(月) 大阪店
7/20(木)~7/24(月) 渋谷店
7/27(木)~7月31(月) 銀座店

昨年の秋から個人的にも愛用しているNEW MANILA JACKET。

長らくレザーウェアから遠のいておりましたが、こちら本当に着心地が良く、経年変化も素晴らしいライダースジャケットです。
本日はそんな私物を使ってエイジングレポートをお送りしようと思います。

ニューマニラジャケット

JAMES GROSE(ジェームスグロース) ニューマニラジャケット  ¥198,000-

JAMES GROSE(ジェームスグロース)のフラッグシップモデル。
着丈と袖丈の長い、スーパースリムなTHE ロンジャンのイメージを覆したニューマニラは、クラシックなアメカジをベースにしたZABOUのセレクトアイテムとも、相性抜群となります。

元々前傾姿勢でのライディングを想定した、カフェレーサー仕様のライダースジャケットは、タウンユースだとどうしても長く感じます。
袖が長いだけでも野暮ったさは倍増しますし、何より袖が長いとストレスになります。

このニューマニラジャケットはタウンユースを想定し、袖丈短めで身幅もスリム過ぎない実に良いバランスに。
冬はインナーにニットを。春はカットソーでガンガン着ておりました。

ホースハイド

こちらのホースレザーは革厚1.0~1.2mm。ベジタブルタンニン鞣し・アニリン染め・ワックス仕上。
馬は羊や牛に比べると傷が多いため、近年では生産が減少しアイテム自体が少なくなっています。
オイルをふんだんに含んだホースレザーは、アメリカ軍に代表されるようなA-2 JACKETのようなパリッとした質感ではなく、モチっと柔らかな絶妙な質感です。しっかりと血管部分が残された表面は、一つとして同じものが存在しない、所有するだけでも気分が上がるような、そんな一着です。

38でややゆとりのあるジャストサイズ。袖丈も良い感じです。
袖の皺もしっかりと入り、その分可動域も広がります。

薄っすらと、それでもしっかりと皺が入り雰囲気抜群です。

艶感などはさほど変化は見られませんが、シワの入る部分にはシボ感が強くなったように見えます。

ジップは22AW(お店での展開商品から)よりアルバートジップからYKK製オリジナルジップに変更となりました。
ヴィンテージ的にはアルバートがお好きな方も多いかもしれませんが、ジップのスライダーの滑りや、開けた時の直線の綺麗さは、流石YKKです。

タンクを傷つけないために配されたウエストのベルトもレザーなので少し垂れて参りました。
革質が非常に柔らかいのもご理解いただけるかと。

後ろ姿も私の体のラインをしっかりと拾ってくれており、なで肩の私は始めこそ着られている感がありましたが、
今ではしっかりと身体に沿った美しいシルエットに変化してくれました。

鈍く艶が入り、質感も若干ですが変化して参りましたので、ブラックジーンズやBASSのようなポリッシュドレザーの革靴と合わせるのも楽しいです。
オールブラックでも質感の違う黒のグラデーションなので、重たくなりません。

ちなみにサイズ38を選んだのは、前を完全に閉じて着たかったからです。



ホースレザーは雨に弱いイメージがありましたが、(出来るだけ避けた方が良いのは間違いないのですが)それなりに急な雨に打たれても、乾拭きして陰干しするくらいのケアでした。
比較的タフなのにも関わらず、重すぎず、柔らかなので着やすいレザージャケット。
ワイルドにTシャツ(タンクトップでも可)でもイケて、ニットでも合わせられる、そんなダブルのジャケットはあまり多くなかったので、これは非常に気に入って着ております。

正直、この形にはこのレザーが一番カッコ良いと思っておりますので、お店でもオーダーしたものが若干ストックございます。
その他のレザーでお探しの方は、是非このオーダー会にてゲットしてください。

今回はシングルのタイプで、このニューマニラのパターンが新登場するので、今から楽しみです。

それでは本日はこの辺で。ご覧頂きありがとうございました。

この記事を書いた人

坂口

ZABOU大阪店のスタッフ坂口です。
皆様のご来店を店頭にてお待ちしております。