革靴やブーツを多用していた冬から、スニーカーの春、そしてサンダルの夏がやってきます。
それは僕たちスタッフも同じことで、いつもシーズンより早く着用している事の方が多いです。
良い物を長く使いたい。その気持ちは洋服に限らず、雑貨や靴も同じこと。
実際に使ってみて良かったサンダル2社を本日はご紹介しようと思います。
THE SANDALMAN(サンダルマン)
アメリカはカリフォルニア州 ニューポートビーチにて創業。
MADE IN USAのサンダルメーカーが枯渇していく一方で、上質なレザーを使用したソール交換可能なサンダルマンは
消耗品ではなく、長く使うに値する、クラフトマンシップを肌で感じられるハンドメイドサンダル。
人の手でしか生まれない上質な履き心地は、履いた人ならきっとお分かりいただけるはず。
今年も到着致しました。
THE SANDALMAN(サンダルマン) ワイドビーチサンダル BLACK
本並「もうかれこれ3年?4年?愛用しているサンダルマン。とにかくはき心地が良く、丈夫。
アメリカのモノづくりの実用性を体現する一足。
アウトソールにはビブラムソールを採用しており耐久性はピカイチ。スウェード素材の柔らかいフッドベットは柔らかく、ずっと穿いていたくなるような心地良さ。」
「ビーサンの靴擦れポイントでもあるトングの部分には柔らかいポリエステル素材が使われており、指の間が痛くなるこは今まで一度たりともありませんでした。若干ソールが減ってきたものの、まだまだこれからも活躍してくれそうです。」
「こちらのワイドビーチサンダル、『501』という品番なんです。つまり、パンツは501を合わせてくれという事でしょう。(そんなことはない?)」
「なので、色落ちした501のジーパンをザックリロールアップして合わせて見ました。こちらの501はアメリカ製でそこもちょっとしたポイント。
トップスはJACKMANのネイビーのリブT。ジーパン、Tシャツ、サンダル。これぞ夏のアメリカンスタイルでしょう!」
「ショーツの場合は長袖シャツを合わせます。今しかできない貴重な組み合わせ。
シャツはバンドカラーのシャンブレー。襟付きだとカチッとしてしまうので、羽織感覚でバンドカラーくらいがちょうどいいです。
ヴィンテージ調の短い前立てにラウンドした裾も良いアクセントになってます。」
「膝上丈のワイドショーツにロングスリーブシャツ。パンツは私物のフランス軍の52チノのショーツタイプです。レザーサンダルの無骨さにミリタリーパンツはすごく相性が良いと思っていまして、カーゴショーツなんかも良いと思います。丈感は少し短めがビーチサンダルの雰囲気に良く合うのではないでしょうか。」
THE SANDALMAN(サンダルマン) ワイドビーチサンダル SM501GR
坂口「今年はもう一型入荷しております。
基本は#501 WIDE BEACH SANDALと同じくですが、アッパーをオールグレースウェードで仕立てた別注501GR。
昨年購入したデニムカラーも大変気に入っておりますが、今年はもう少し都会的なイメージで以来したグレースウェードも、非常に良い雰囲気です。」
「実際に4月から履き始めましたが、ややアッパーが毛羽立ってきたり、フットベッドが足型に合わせて沈んできたりと、自分自身にしか分からない変化が、相変わらず嬉しいです。」
「インラインのピラミッドソールよりも安定感があり、グリップ力が高まったのは間違いないです。
今までサンダルのソールはあれが完成形だと思っていじらなかったですが、ソールの減りも少なく本当に気に入っております。」
元々ミリタリーパンツに合わせるイメージでしたので、専らファティーグパンツなどで合わせる事が多いです。
ブール―ジーンズやカラーデニム、ベージュのチノなんかにも良く合いますが、太めのボトムスに負けないボリューム感が気に入っております。
「めちゃめちゃアメカジな服装にも良いですが、ブレザーにコーディネートしても外し的な感じでハマるので、是非色んなスタイリングに合わせて頂けると幸いです。」
「最近は気温も高まりショーツの出番も多くなりました。
短パン×サンダルが出来れば夏は好ましいですが、そうもいかないお年頃。
スニーカーライクなサンダルに、ブレザーを合わせることで多少罪悪感も減ります(笑)」
「アメリカのスポーツシューズを代表するアイコニックなグレー。これを上手くサンダルに落とし込めたかと思います。
一足目のサンダルマンにも、2足目以降の方にもオススメです。」
MALIBU SANDALS
こちらもアメリカはカリフォルニア州、マリブにてスタートしたブランド。
メキシコの伝統的なワラチサンダルをサーファーが持ち帰り、スポーツサンダル風に昇華したものになります。
山脈と太平洋に隣接するマリブらしい、正に水陸両用のサンダル。履き心地は勿論、海~山のシーンにもマッチする見た目も魅力の一つです。
ZABOUで取り扱うカジュアルなアメリカものから、品の良いスラックスチノにも合うと、専らご好評です。
また、甲を覆う部分が通常のサンダルよりも広い事から、ショーツとの組み合わせもラフになり過ぎない。
履いたまま海や川に入ることができる素材も含めて、一言「扱いやすい」です。
MALIBU SANDALS(マリブサンダル) CANYON
大井「これまでサンダルと言うと、ビーサン(ビーチサンダル)かスポサン(スポーツサンダル)のどちらかで、たまーにビルケン。でしたがここに去年から新しく加わったのがマリブサンダル。
スポサンとは異なる雰囲気でグルカサンダルほどカッチリともしていない、その隙間をついた中間的なポジション。これがエエんですよねー。」
「例えばいつも通りなジーンズや軍パンとのアメカジな装いにもハマってくれるし、BARNSTORMERのような綺麗めチノとも相性バッチリ◎ ジャンルレスで幅広く手持ちのアイテムとコーディネイトが楽しめる、ユーティリティープレイヤー。」
「見た目はまるでレザーですが環境に配慮したヴィーガン素材(合皮)なので履き心地は硬くなく、むしろ柔らかさと軽さに驚きます。クッション性も良いですから一日履いても疲れ知らず。(昨夏履いて実証済み)
初夏は靴下合わせのスタイルも楽しみますが、サンダルですから基本は裸足です。そっちの方が見た目にもらしさがあって良いと思います。
さぁて、今年もサンダルの季節がやってきました。マリブサンダル2年目、早くも調子良いスタートを切りました◎」
MALIBU SANDALS(マリブサンダル) ZUMA
瀬川「私の中ですでに今年も絶好調なマリサンダルの「ZUMA」。
昨年から愛用しているお気に入りの一足です。メキシコのワラチから着想を得た編込みサンダル。
こちらのアッパーは合皮ですが、むしろ雨などあまり気にならないので使いやすく、着用による伸びも少ないのでとても安定しています。
そしてスライドタイプのサンダルですが、想像以上のフィット感と履き心地の良さで夏以外でもついつい着用回数が増えています。」
「上はリナシェンテのニットTeeを合わせることが多く、まだ肌寒い内は上にシャツアウターやカーディガンを羽織って。
肩肘張らないけど、ラフにもなり過ぎないお気に入りのバランス。アッパーがレザー風なため、そこもマッチしているポイントかなと思います。」
「私の場合、真夏でもロングパンツを合わせる場合は靴下を履きます。黒サンダルに黒ソックスの見え方が好きなのと、私的にはこっちの方が快適なので。
靴下はラソックスの「ソフトパイルアンクル」が一番良いお供。微妙な色合いのマッチの仕方、それから快適度、この靴下も良すぎて3~4足を毎日ローテーションしています。靴下込みでイメージされる方は是非このヴィーガンレザー(合皮)タイプで。
オリーブカーゴや色を合わせて黒の太いパンツで合わせたり、ちょいゆるで穿くリゾルト711の足元にもよく使っています。」
「モーシャンのような軽いナイロンショーツを穿く時は素足でも穿きます。
カジュアルなんですが、ビーサンを履くよりもちょっと締まるのでそこも使いやすいと感じますね。
今年はシャツをよく買ったので、ゆるめのシャツを袖捲り、そこにモーシャンやプロッパー、そしてこのサンダルのスタイリングも暑くなればしていきたい。」
「今年もおすすめのサンダルです。マリブサンダル。
是非お試しいかがでしょうか!」
岡安「昨シーズンからお取り扱いのマリブサンダル。正直お取り扱いまでブランドの存在を知らなかったのですが、ワラチサンダルのクラシックなデザインを持ちながら、快適な履き心地の良さから一目惚れし、昨年は今時期から大活躍でした。」
「一般的なワラチサンダルですと日常使いにはやや硬く履きにくい印象がありますが、こちらはアッパーは水濡れも心配のない合皮、そしてソールは厚みがありクッションが効いたモノで一日履いていても快適。
まさにレザーサンダルとスポーツサンダルの良いところを掛け合わせた1足かと思います。」
「デニム、チノ、軍パン、さらにはショーツまで本当にどんなボトムスにも良く合います。中でもロングパンツなら太めのパンツとサンダルのソールのボリューム感がマッチしとても良いバランスで合わせられます。」
「サンダルなのでラフにTシャツ合わせも良いですが、レザーサンダルの雰囲気もしっかりと感じられるので上品なニットやシャツと合わせてもバランスがとりやすく、綺麗目からカジュアルまで振り幅の広さもしっかり感じていただけますよ。
せっかくならこの初夏のタイミングからお楽しみいただきたい1足です。是非お試しくださいませ。」
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楽だから、涼しいから。
そんな理由でこれからの季節は出番が多くなるサンダル。
ただ、一歩間違えればとてもルーズな印象を持たれることもあるでしょう。
そして、何よりそうそう買い替えるものではありませんから、出来るだけ気に入ったものを長く使いたい。
スタイリングのしやすさ、耐久性、履き心地の良さ、見た目のバランスなど、どこを取ってもお勧めでしかないサンダルを、是非この機会にお試しください。