カスタムシャツフェア~形について~

ザボウプレゼンツ、シャツのカスタムフェア。
初の試みとなる本イベント。楽しんでいただける内容かなと思っております。
各店期間中は何卒よろしくお願い申し上げます。

【大阪店】
期間:3月3日(金)~3月6日(月)

【銀座店】
期間:3月10日(金)~3月13日(月)

【渋谷店】
期間:3月17日(金)~3月20日(月)

【WEB SHOP】
期間:3月3日(金)~3月20(月)の19時まで。

※WEB SHOPは期間中24時間ご注文いただけます。

さて、前回はお選びいただける生地についてご紹介しましたので、今日は“形”を。

最近だとシャツもやや大きめが気分だったりして、いつもより大きめを買ったり、古着に手を出したり。
そんな着方は好きなのですが、シャツに関して“すべて”が大きいのはちょっと手が出辛くなってきた。

最初のブログで「品の良さを損なわずリラックスしたフォルムのシャツ」という風に書きました。
一見そうも見えないかもしれませんが、チェストやヒップは少々大きめです。むしろそれが良い。

ですが首回りが指が何本も入るほど大きかったり、肩が大きく落ちないようにバランスを測りました。
結果出来上がりましたので今回のシャツ。サイズはS~XLの4サイズ展開となります。

サイズネック肩幅チェストウエストヒップ裄丈着丈(後)カフス回り
S約37cm約43cm約108cm約96cm約100cm約83.5cm約74cm約22cm
M約38cm約44cm約116cm約104cm約108cm約85.5cm約75cm約22cm
L約39cm約45cm約124cm約112cm約116cm約87.5cm約76cm約22cm
XL約40cm約47cm約132cm約120cm約124cm約89.5cm約78cm約23.5cm
※サイズには若干の個体差がありますので、予めご了承下さい。

衿型は2パターンご用意致しましたのでお好みをお選びください。
ボディの膨らみをより引き立たせるため、どちらもすっきりとした小衿に。
まずはミニボタンダウン。

衿越:3.9cm 剣先:6.4cm 台巾:3.5cm

王道の衿も、いつもと違うバランスで着ていただけるすっきりとしたミニボタンダウン。
しっかりと形は綺麗でありながら、芯地は柔らかいものをチョイスしましたので堅い印象にはなりません。

続きまして、ショートレギュラー。

衿越:4.8cm 剣先:5.5cm 台巾:4.3cm

最近ボタンダウンの提案が多かったので新鮮。
ただ、普通のレギュラーカラーだと少々“ドレス感”が強いと思いましたので、ショートタイプに。
それも普通のショートよりももう少し短いため、絶妙な位置に先がきまして非常にバランスが良いです。
こちらも同様に芯地は柔らかくしてますのでお堅い印象にはなりません。

衿台とカフスには芯地が入り厚くなるためボタンが留めにくい場合があります。
そのため、衿台とカフスのボタン付けにはボタンを留めやすくする工夫として少し浮かせてボタン付けをする根巻き仕様のボタン付けを採用しています。

また、ショートレギュラーはカラーキーパーを入れられる仕様になっています。
入れる入れないはお好みで問題ございませんが、どちらかというと無しの方が雰囲気に合うと思っています。

その他のディテールも。

バックはセンターボックスプリーツではなく、サイドタック。肩を動かしやすい作りです。

胸ポケット付き。前立ては32mm。すっきりとした表情になりました。ボタンは貝釦です。

カフスは手首へのフィット感を出して、袖の膨らみが出るようしています。
表裏でパターンを変えて作られており、綺麗なカーブを描きよく馴染みます。

デザインばかりになりましたが、運針、巻きも非常に細かいのが優れたシャツであることを分からせてくれます。
優れた職人さまによる本縫い。一枚一枚丁寧に作られ、細かな配慮のひとつひとつが着心地の良いシャツを生み出しています。

脇線 3mm幅。とても細かいです。
裾巻き こちらも非常に細かい。
カフス回り 剣ボロも綺麗。
袖回り 
衿裏

着丈はイン・アウトどちらもお楽しみいただける長さです。U(ラウンド)ボトムですが、角度もきつくありません。
例えば、ワイドパンツなら裾を出して、細いパンツならインしてという使い分けも容易。タックイン時のふんわりとしたブラウジングも◎

質の高いドレスシャツを普段のお供に是非。
皆さまのご来店お待ちしております。

本イベントでは、オーダーをいただいてからお作り致しますので、誠に恐れ入りますが先にお支払いをいただいたうえでオーダー完了と致します。
お渡しはオーダーから約一か月となります。各店の開催時期が異なりますので、お渡し日に多少の誤差がございますこと予めご了承ください。
各店終了時毎に、いただいたオーダーをメーカーに発注していきます。

次は実際のオーダーの流れについてご紹介しようと思いますので、引き続きご覧いただけますと幸いです。
それでは。

この記事を書いた人

瀬川

ZABOU大阪店スタッフの瀬川です。店頭にいらした際は是非色々とご試着してみてくださいね。体型が近い方はサイズのお問い合わせもお気軽に!