ご存じですか?RESOLUTE(リゾルト)712のこんな仕様。

こんにちは。
東京店スタッフの小坂です。

いよいよ『RESOLUTE(リゾルト)FAIR 2022 東京店(渋谷・銀座)』も間近に差し迫り、ちょっとしたお祭り気分で浮わついております。
とは言え、テキトーなことは申し上げるわけにはいきませんので、身を入れ直し、改めてリゾルトについてお勉強しております。

という訳で、僕のお勉強の成果をお目にかけたく、今回は712のディテール等について一緒に復習していきましょう。
因みに、710についてはスタッフ大井がこちらのブログで、711についてはスタッフ大森がこちらのブログで紹介しておりますので、合わせてご覧ください。

まずは、712のディテールについてお話させていただこうと思ったのですが、困ったことにこちらの過去のブログの完成度が高く、口を挟む余地がありません。
書き改めようとも思ったのですが、二番煎じとなることが目に見えておりますので控えます。

それでは、店頭でお待ちしております。
ありがとうございました!

というのは流石に味気がないので、もうしばらくお付き合いください。

オタク根性とでも言いましょうか、好きなものについては語りたがりな性分なのです。

とは言え、712の紹介という観点においては、先に挙げたブログがこれ以上ない程に仕上がっております。
ついては、私物の710と712を比較しながら、重箱の隅をつつくような、すこぶる細かいお話をさせていただきます。
「神は細部に宿る」なんて格言もありますが、その神がかりっぷりの一端を感じていただければ幸いです。

まずはポケットの大きさから。

712のモチーフであるリーバイス505は、その原点であるリーバイス501よりもヒップ・ポケットが縦長であることは周知の事実でしょう。

当然、リーバイス501をモチーフとした710と、リーバイス505をモチーフとした712ではポケットの形や大きさも変わります。

……とは言いますが、本当に違いがあるのでしょうか。

正直なところ、着用していて違いを感じたことがありませんし、平置きしてみても違いが分かりませんでした。

左:710 右:712

となれば、実際に計測してみるしかありません。

むむむ、メジャーをあててみると確かに違いがありました。

710は縦16cm×横17cm

712は縦15.5㎝×横15cm

違いを実感することはなかれども、確かにリーバイスに準じた仕様となっていました。

細やかなところにもリーバイスへのリスペクトが窺えますね。

続いてはポケットの生地使いについてです。

こちらもそれぞれのモチーフに倣って710は横に、712は縦に生地を使っているようで、その為か、皺の入り方にも差があります。

710
712

ご覧いただいたように、710は横方向に、712は縦方向に皺が入っていますよね。

ところで、何故、リーバイス505はポケットの生地使いを縦方向にしたのかが気になるところですよね。

その理由をお話できればカッコ良かったのですが、残念ながら、調べてもそれらしい記述は見つかりませんでした。

ご存じの方がいらしたら是非ご教授ください。

お次は紙パッチの位置についてです。

実は、710と712では紙パッチの位置が微妙に違います。

710
712

よくよく見ると、712の方がセンター・ループに近く、より背中の中央によった配置となっています。

これも501と505の違いに倣った結果なのでしょうが、そもそも何故配置が違うのか。

こちらも僕の調べた限りではそれらしいものがありませんでした。

「紹介しておいて何だ」といった具合ですが、デニムの深淵な世界の一端を覗いたようで、ちょっとドキドキしています。

常々、奥の深い世界だとは思っていましたが、より強く実感するに至りました。

気を取り直し、最後にこちらもご紹介いたします。

710
712

バックヨークでございます。

腰回りのフィッティングを高めるためにとられた三角形のパーツですが、よくよく見てみると、710は中央にある三角形の頂点のあたりの縫い合わせがズラされている一方、712は縫い合わせがピッタリと合わされています。

当然、これらの違いはリーバイス501、リーバイス505にも見られます。

では、何故こうした仕様の違いがあるのでしょうか。

こちらについてはご説明できます!

名誉挽回とさせていただきます。

かつてのミシンは現行のものと比べて縫製が貧弱であったので、あまりに生地を重ね過ぎてしまうと、ミシンが生地を貫通出来ずに縫い合わせられなかったそうです。

その為、生地が幾重にも重なるバックヨーク等は敢えてズラして縫い合わせられていたのです。

リーバイス501が生まれた時代にはそうした工夫が必要であり、710にはその仕様がそのままに取り入れられているのです。

翻って、リーバイス501の後続であるリーバイス505が生まれた時代のミシンは十分にタフであり、前述の工夫を必要としなかったのです。

したがってバックヨークはしっかりと合わせた上で縫い合わせられ、712もその意匠を汲んでいるのです。

712というと、ジッパー・フライであるとか、テーパードが効いていることばかりが取り沙汰されますが、目を向けてみるとちょっとしたところにも710との差異が見てとれます。

今となってはその仕様となるに至った経緯が分からないながらも、ディテールは脈々と継承されているなんて、スゴいロマンの香りがします。

これぞ「神は細部に宿る」、正に神がかりの世界でした。

『RESOLUTE(リゾルト)FAIR 2022 東京店(渋谷・銀座)』ではデザイナーの林さんもいらっしゃいます。

こうした型番ごとの微妙の違いの理由を直接デザイナーに伺える機会は中々ございません。

このブログをお読みくださって、僕と同様に気になるところを発見された方は、是非ともイベントにお越しの上でデザイナーにその疑問をぶつけてみてください。

思いもよらない答えが聴けるかもしれません。

それでは、店頭でお待ちしております。

ありがとうございました!

◎イベントのお知らせ

『RESOLUTE(リゾルト)FAIR 2022 東京店(渋谷・銀座)』

期間:11月26日(土)~12月4日(日)
●渋谷店 時間:12:00~19:00

●銀座店 時間:12:00~20:00(日曜のみ19:00まで)

デザイナー林氏のフィッティングデー
日時:銀座店 11月26日(土)12:00~20:00、渋谷店 11月27日(日)12:00~17:00

『尾道デニムプロジェクト 東京店(渋谷・銀座)』
期間:11月26日(土)~12月4日(日)
●渋谷店 時間:12:00~19:00
●銀座店 時間:12:00~20:00(日曜のみ19:00まで)

尾道デニムプロジェクトスタッフ在店日
●渋谷店 11月26日(土)12:00~19:00

●銀座店 11月27日(日)12:00~19:00
※初日と二日目のみ、尾道デニムプロジェクトスタッフ在店店舗のみUSEDデニムを展開しておりますので、ご来店の際はご注意くださいますようお願いいたします。

『SANDERS(サンダース)22AW TRUNK SHOW』

【銀座店】
期間:11月19日(土)~11月23日(水)
時間:12:00~20:00
 (日曜日のみ19時まで)

【大阪店】

期間:11月26日(土)~12月4日(日)
時間:12:00~19:00

【渋谷店】

期間:12月7日(水)~12月11日(日)
時間:12:00~19:00

この記事を書いた人

小坂

東京店スタッフの小坂です。
168cm 54kg、体型の近い方はサイズ感についてのお問い合わせもぜひ。
店頭でお待ちしております!