週刊ZABOU「冬を乗り切る、”極暖”フーディ―。」

今年は例年より秋が短い分、ニット類を中心に見て頂いております。
品の良さや
メンズの衣料に求められる”カッコよさ”や”機能性”も勿論ですが、
ここにきて、ここまで合理的でローテクな衣料品も珍しく、今あえて着たい気分でもあります。

Camber

Camber Sportswear(キャンバー・スポーツウェア)社は、アメリカはペンシルバニア州にて今もかたくなにアメリカ製にこだわり、丈夫で質の高いスポーツウェアや、ワークウェアを作り続けている、貴重なウェアメーカーの一つです。

今年に入り、水害の影響により入荷が滞っておりましたが、何とか少量にはなりますがご用意出来る運びとなりました。

『寒さを退治する』と言う意味を持つこの『CHILL BUSTER（チルバスター）』は、7.5オンスの肉厚なスウェットに、6.5オンスのサーマルを裏地に施した、丈夫で温かなスウェットパーカーです。キャンバー自慢のサーマルは袖の裏にまでしっかりと縫い付けており、体全体へ確かな保温性能を与えてくれます。

裏地にサーマルを配することにより、通常の裏起毛のスウェットよりも、はるかに保温性が高まります。
特にジップアップのタイプは、前を開けた時にこのサーマルの裏地がポイントに。

ウエスト周辺のカンガルーポケットは裏起毛に。厚みが出ずにハンドウォーマーとしての機能も出て参ります。

かなりボリュームがあり、しっかりとした厚みが冬も温かく。
昨今の日本の真冬では、この上にダウンベストくらいでも軽く乗り越えられます。

スッキリ丈のボトムスにはあえてオーバーサイズを選び、メリハリをつけて。
しっかりと中も着こめるサイズ感が魅力です。

グレーのフーディ―は、白いTシャツと同じくらいマストなアイテム。
キャンバーのそれは、いないでもサマになるアイテム。
サイズバランス次第で様々な見え方になってくれますので、是非自分らしいコーディネートに活用してみて下さい。

お次はブラック。グレーよりも締まった印象に。
インナーにB.Dシャツを着こむカレッジスタイルもお勧めです。
スウェットを大人っぽく見せる際には是非参考に。

ジップアップは体温調節も楽にできて良いです。

中にベストやニットを着こむ、魅せるスタイルが出来るのも良いです。

ちらりと見えるサーマルの男らしさは、このフーディの特権。
是非一度お試しください。手放せなくなりますよ。

もう一つのお勧めが、昨年から展開中のクロスニット。
よりボリュームが欲しい方にはこちらも✓をお願いします。

アームホールもチルバスターより太く、いかにもアメリカライクなサイズバランスが、今また新鮮。
1990～2000年代にかけてよく見たシルエットです。

伸び縮みを考慮したリバースウィーブ仕様。
通常綿100％でこれをやると、とても重たくなりますが、綿×ポリエステルになることによって、
一日着ても着心地は楽です。

やはりグレーのスウェットにオリーブドラブのボトムスは鉄板のスタイル。
野暮ったくなりすぎないように、ボトムスはドレス仕立てのファティーグで。

アームもゆったりしていて、今まさに着たいバランスではないでしょうか。

全体に比べ、着丈はスッキリと。
やや大ぶりのサイズバランスも、程良く着こなして頂けるはずです。
チルバスターと比べて薄手になりますが、その分着る時期は長いはずです。
昔好きだったバランスも今着ると少し疲れる、、、という方にとてもオススメなモデルです。
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さて、今から着始めてもインナーや着こなし次第で真冬まで楽しめるアメリカメイドのフーディ―達。
その頑丈さは多くの方がご存知ではないでしょうか。
新たにデビューされるのも、買い足しもオススメな一着。
寒くなり切る前に手を打たれるのが得策です。