インディアンジュエリーのあれこれ/即売会に向けて。

こんにちは。
さて、本日は来週から東京店スタートの「INDIAN JEWELRY 即売会」に向け、インディアンジュエリーをおさらい。
インディアンジュエリーとは何か?また、どのような種類があるの?価格帯は?などのQ&Aも交えてご紹介して参ります。

宜しければご覧下さい。

インディアンジュエリー

アメリカ先住民の血を引き継ぐ人たちが作りだす銀の装飾品を主に差します。
元はアメリカ大陸に入植してきたスペイン人が、先住民であるインディアン達に銀細工を教えたことに起源があり、
元はまじないなど宗教的効果があるとされてきたインディアンジュエリー、今ではその繊細かつ大胆な技巧に、世界中のファンを持つ伝統工芸として親しまれています。

インディアンジュエリーを製作する中でも、特に四大部族であるナバホ、ホピ、ズニ、サントドミンゴのジュエリーが有名です。

-NAVAJO-

アリゾナ州からニューメキシコ州に渡り、居住区を持つナバホ族のジュエリー。
現在流通しているインディアンジュエリーの中では、圧倒的に数も多く、作家や手法も様々。また、一番初めにジュエリーを覚えたのもナバホとされており、ホピ族が得意とするオーバーレイなどの技法も、ナバホが先に習得したといわれます。
技法については、

細かいスタンプで模様を取り付けていく”スタンプワーク”から、ターコイズなどの天然石を成形し埋め込む”インレイ”など、 技法も様々なので、気に入った作品が見つかることでしょう。

昨年開催時に展開した商品ですと、

また、現行のインディアンジュエリーだけでなく、ヴィンテージも存在します。

Fred Harvey Style 「フレッドハービー社」は1876年、現地のインディアンジュエリーを、お土産用として分かりやすいデザインに作り直し、会社のコマーシャル商品として販売を始めました。そのジュエリーに他社も目をつけ、現在ではこのようなデザインのものを「フレッドハービースタイル」と呼びます。

現存のジュエリーとは違い、新たに生み出されることが少なく、数も減ってきているので、希少性も高いです。

ーHOPIー

アメリカ最古のインディアンであるホピ族。

ジュエリーの多くは、力強くも深いスタンプや、オーバーレイによって生み出される、シンプルなデザインを持ち魅力的です。

模様一つ一つに意味があるものが多く、象形文字の様な感覚で人生の学びや深みを教えてくれる、図式のようになっております。
数は少なく、好みは分かれますが、よりお守りとしての雰囲気が強く、抜群にクールです。

ーZUNIー

リーフやフラワーといった植物のモチーフも多く、どこか中性的なデザインが魅力です。
良い意味で「らしくない」、人とは違った合わせを楽しみたい方、ヨーロッパの古着の洋服などに合わせるのも良くって、女性の方にもお試し頂きたいモチーフが多くあります。
デザイン性が高く数は少ないですが、ヴィンテージライクな雰囲気も楽しめ、価格も比較的優しめなものが多いです。



ジュエリーは全て、信用できるディーラーさまからお借りして展開しますので、安心してお待ちくださいませ。
また、期間中は全日ディーラー様が店頭にて接客して下さりますので、気になることや作品にまつわるエピソードも聞いてみて下さい。

価格帯は4000円台~20万代と幅広く、
きっとお気に入りを見つけて頂けると思います。
展開商品については後日ブログやウェブショップにも一部掲載致しますので、それまでどうかお待ちくださいませ。

※掲載している作品は、昨年のインディアンジュエリーのイベントの際に展開していた商品となっております。今回はご用意がないものも含まれますので、ご了承くださいませ。

この記事を書いた人

坂口

ZABOU大阪店のスタッフ坂口です。
皆様のご来店を店頭にてお待ちしております。