Saint James(セントジェームス) ウエッソン考察。

 僕たちはいつも、セントジェームスを愛用しています。

 なぜか?セントジェームスは、僕らを楽しませてくれる”唯一無二の存在”だからです。

  
 街で見かける白と紺のボーダーTシャツ、通称”バスクシャツ”。かつてピカソも愛用していたと言われる、伝統の形はフランス生まれ。最初は軍用に作られていたとも言われています。

 数あるバスクシャツの中でも生地の製造から縫製、生産まですべてをフランス国内の自社工場で行っているのは、何を隠そうこの”Saint James(セントジェームス)”のみ。1889年創設の長い歴史に裏付けされた、信頼の品質を備えているのです。

 コットン(綿)100%のバスクシャツ、セントジェームスではその名を”ウエッソン”と言います。ウエッソンの生地はセントジェームスにしか作れない秘伝の生地。100年以上の歴史が誇る、門外不出のものなのです。最初は硬さを感じるものの、2、3度着ればすぐ体に馴染み始めます。しかも、驚くほど頑丈。ぼろぼろになるまで、何年も何年も着続ける事が出来るのです。

 そして、何よりも着込んでクタッとしたあの表情。質の良い生地でしか有り得ない、長い時間を経た”アジ”がそこに生まれるのです。自分だけの特別な一枚。何物にも代えられません。

 
あの頃も…(2007年)

 あの時も…(2010年)

 そして今でも…

~セントジェームスとは~

 セントジェームス製糸工場の歴史は、なんと1850年までさかのぼります。モン サン・ミッシェルから約20km程はなれた、バス・ノルマンディー県のセント・ジェームスの街に工業が発端し、市の住民、ルガレ家が、この地方で得られる羊毛の紡績、染糸を始めます。やがて下着生産、ウールシャツの生産と変化をとげ、それが荒海に立ち向かう漁師達の愛用するセーターを誕生させます。
 1929年には、セントジェームス社は株式会社となります。そして1950年に古くなった会社活動の内容を改め、ブルターニュの船乗りが着るセータで有名なシャンダイなど、ウールのカーディガン、セータを集中的に生産する方針を決めました。密に編み上げ身体にフィットしたセーターは、船乗りの身体の一部になったのです。
  1977年には、工場の広さを1,800㎡まで拡大。製品の多彩化を進め、より多くの人々の満足を得るためコレクションも季節ごとに更新されるようになりました。そして1982年から、セントジェームスはコットン100%の製品の製作を開始。企業活動をより充実させていきます。
 2001年には、ますます増える顧客の要望に応えるため、会社総面積を11,000㎡までさらに拡張。フランス製(made in france)にこだわり続けます。
  現在では、セント・ジェームスはフランスのみならず外国にもコレクションを紹介し、各地の多くのサロンに出展しています。またこれからも、種々のキャンペーンを通して、年ごとにさらにセント・ジェームスの名声をたかめていくとのことです。


~バスクシャツとは~

 バスクシャツとは、横に広いボートネックと呼ばれる襟と、ラフに切り落としたような袖口と裾が特徴のシャツ(カットソー)で、フランスやスペインのバスク地方で古くから着られていたもので、特に漁師達が愛用したとされています。その独特な形の起源は、古くは16世紀頃からあったとも言われています。

  
 
もちろん、これからも…(2011年)

 ZABOUの定番で有り続ける『Saint James(セントジェームス) ウエッソン』。是非お試し下さい。どうやって着たらいいか?それはもちろん、我々ZABOUにお任せ下さい。

Saint James(セントジェームス) ウエッソンラインナップ

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