ZABOU style59 ~THE STANDARD(ザ・スタンダード)~

“やっぱり服はシンプルで着心地の良いものがいい。そして「格好いい普段着」を着て「普通っぽく」あること。物事がごく自然に流れていくような、決して奇を衒わない、自分が一番自然体でいられる格好というもの。”(ZABOU BLOG 『THE STANDARD』 2010 FW THEMEより)

「ふつう」と解釈するモノやコトは、もちろん十人十色であっていいと思いますが、「虫の目」「鳥の目」「魚の目」でみたZABOU styleは、つまりこんな感じ。これが2010秋冬テーマ『THE STANDARD』の秋の基本形スタイルなのだ。

< スタイル1>

セントジェームスを重ね着する。あるいはジャケットを羽織る。

< スタイル2>  

このようにスタンダードアイテムを押さえておけば、幾通りもの普遍的なスタイルを作ることができる。

“「楽しむための服」基礎がわかると後は応用だけ。
スタンダード・アイテムを日常化して身に付けていくと「かっこいい普段着」が板に付いてくる。そうなると流行に左右されて大きな冒険をせずとも小さな冒険で大きな成果を得られる。小さな冒険は少々危険でもあり楽しくもありワクワクする気持ちを高ぶらせてくれる。”

(ZABOU BLOG 『THE STANDARD』 2010 FW THEMEより)

このスタイルをベースに自身のカラーに応用(足し算、あるいはブランドのセレクトを変えることで雰囲気が変わる。)していただければと思う。たとえばスタイル1のシューズを「G.H.Bass(ジーエイチバス)Buckingham(バッキンガム)」から「Caminando(カミナンド)Chukka Boot(チャッカブーツ)」にすることで「SPINNER BAIT(スピナーベイト) OX BD SHIRTS(オックスフォード ボタンダウン シャツ)」Gung Ho(ガンホー)Fatigue Pants(ファティーグパンツ) or Double Tree(ダブルツリー) OLD 7(オールドセブン)のベーシックなコーディネートも新鮮なものになる。Clarks(クラークス)やRussell Moccasin(ラッセルモカシン)だとよりベターな雰囲気になるのは想像通り。

< スタイル3>

今の気分なアイテムを取り入れること(「ファッション=流行」と捉えるなら少しのファッションを取り込みつつ自身のStyleをつくるのがほど良い。=ZABOU BLOG 『THE STANDARD』 2010 FW THEMEに詳しい)でZABOU styleが完成する。

< スタイル4>

“ファッション(流行)だけでなく、普遍的なスタイルがカッコいいと思ってます。その時々の気分はもちろん汲みつつ、どのような人種、スタイルを持った人からも最低限『ふつう』と思ってもらえ、どのような場でもその空間にとけこむデイリーカジュアル(カッコいい普段着)で居られる。人が好き、服が好きであるということの上に成り立つ。それが、ZABOU styleです。”(ZABOU style 1  ~ORTEGA’S VEST(オルテガ ベスト)~より)

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