今期取り扱いをしている『Steven Alan(スティーブンアラン)』。このブランドが作るのは、一見いたってシンプルなカジュアルアイテムなのですが、何かが違う。気のせいかも知れませんが、僕はその何かに気をとられ、頭を悩ませ、そして何より、ワクワクしています。
谷川ボス、田口兄さん、そして僕。きっと三者三様の捉え方をしているとは思うのですが、共通するのは田口兄さんがブログに書いたこの一文、
「ナチュラルでいてスタイリッシュ。ただカッコいいです。ここの服。」
これに尽きる気がします。
今日は『Steven Alan(スティーヴン・アラン) Layman Pant(レイマンパンツ)』のご紹介。太畝のコーデュロイパンツです。
縦に入る畝(うね)が最大の特徴であるコーデュロイ。摩擦に強く、保温性があるので秋冬には最適な生地です。長年穿き込むと畝がこすれて薄くなり、また色も落ちてきて変化を見せるのも、この生地の面白み。太畝のコーデュロイの持つ柔らかな表情と、抜群に綺麗なシルエットとの対照的なところもまた楽しめる。
一般的に、リーバイスに代表されるコーデュロイパンツはコットン×ポリエステル。大好評の『SUD(スッド) コーデュロイパンツ ZABOU SPECIAL』も同じくコットン×ポリエステルで、表情を引き締める少しの硬さと、かなり穿きこんでも適度に発色の良さが残るのが味わい。しかし、このSteven Alan(スティーヴン・アラン) Layman Pant(レイマンパンツ)は、さらに柔らかなコットン100%。わずかな素材の違いが、穿くにつれてどんな変化を見せるのか、ちょっとしたことですが、楽しみなところ。
●Steven Alan(スティーヴン・アラン) Layman Pant(レイマンパンツ) カラー:ダークブラウン、グレー サイズ:29、31、33 プライス¥19,740-
やっぱりこの雰囲気がたまりません。もしも、いつかデザイナー本人に出会う事が出来たなら、何故、Layman Pant(レイマンパンツ)と名づけたのか聞いてみたいですね。僕を悩ませるこのパンツは、やっぱり同時に僕を魅了してやみません。是非お試しを。