Double Tree（ダブルツリー） Corduroy jeans（コーデュロイ・ジーンズ）

投稿日 2011年9月23日
更新日 2014年3月13日
著者谷川
カテゴリー Blog

LEVISのコーデュロイ・ジーンズは格別でございます。1962年に発売されて以来、空前の大ヒット。67年の不況の最中にも501とコーデュロイのおかげで不景気の影響をほとんど受けなかったということでございます。リーバイス社は米国西海岸サンフランシスコの出身。東海岸のエスタブリッシュにジーンズが浸透するまでには多少の時間を要したのでございます。しかしながらコーデユロイ・ジーンズが発売されるや、東海岸のプレッピーたちはいち早く自分たちのワードローブに取り込んだのでございます。

ワタクシその昔、米国東海岸にUsedのLevisコーデュロイジーンズを探しにどれほど旅を続けたかわかりません。ホワイトリーバイス（ピケやコーデュロイやスタプレストなどを含めた総称）は東海岸でウケた。だから西海岸よりもたくさん流通していたはずである。この仮説をもとに探しまくったのでございます。結果はまずまず。しかし上には上がございます。ワタクシ共が集められるにも常に限界はございました。

そして、所詮は古着でございます。化石燃料と同じくいつまでも鉱脈を当て続けることが難しくなりました。これは言い訳でも何でもなく時代性でございます。いつの世もこれが完璧というものはひとつもない。生産されなくなったものはいずれ無くなる。そうなれば供給不可能である。こんなことを思いながらも時間だけがいたずらに過ぎて行きました。

そこに光明が差し込んだのはかれこれ何年経ってからでございましょうか。日本でデニムをつくっておられる第一人者　林芳亨（はやし　よしゆき）氏につくっていただけることなったのでございます。現在『DOUBLE TREE（ダブルツリー）』と称して弊社にて販売させていただいておりますものはすべて林氏の手によるものでございます。

氏は20年以上の歳月をモノづくりという仕事に費やされておられます。最早（もはや）四半世紀におよぶジーパン稼業でございます。いまだに毎週デニムの産地　岡山・広島に通い続けるひとは、彼をおいて他にないと言われます。「餅は餅屋」ではございませんが、なまじ中途半端なワタクシごとき者がつくるよりもプロに任せるというのも大事な選択肢なのでございます。しかもプロの中のプロでございます。一を聞いて十を知る方でございます。「今の時代は小賢しい（こざかしい）蘊蓄（うんちく）を語るよりも、シュッとしたのん穿いといたらええんちゃいまっか～。」は氏のありがたいお言葉でございます。

『コーデュロイ・ジーンズ』　はやっぱりワードローブから外すことのできないアイテムでございます。

今秋冬はコーデュロイ・ジーンズをベースにしたコーディネイトなどはいかがでございましょうか。

【Double Tree Corduroy jeans　　カラー：ベージュ、グレー、ネイビー　　サイズ：29,30,31,32,33,34,36　　プライス：￥13,650-】

Double Tree Corduroy jeans　　カラー：グレー

●ジャケット　Days&Craft　melton 3B Jacket　　カラー：ネイビー　　サイズ：S,M（着用）,L　　プライス：￥25,200-