週刊ZABOU「BUZZRICKSON’S(バズリクソンズ)のRIGID CHINO 1942 MODEL」

今季何だか気分な太めのチノ。たくさんある中から、本日はフレッシュな新入荷アイテムをご紹介します。

過去に存在した物の完璧な復刻を作らせれば、恐らく右に出るものはいない東洋エンタープライズ。
ミリタリーという括りだと、BUZZRICKSON’Sは正に求めていたワイドチノを作ってくれている。
求める物の中で、ここは譲れないポイント①太めながら綺麗に見えるサイズ感②経年変化が楽しい素材感③妥協なき縫製、副資材
そのどれもを満たしたこちらが、堂々の入荷となります。

BUZZ RICKSON’S(バズリクソンズ) EARLY MILITARY CHINOS 1942 MODEL(NON WASH)

BUZZ RICKSON’S(バズリクソンズ) EARLY MILITARY CHINOS 1942 MODEL(NON WASH)  ¥17,380- 4/12(金)発売予定

1942年型のミリタリーチノを再現したモデル。脇・内股・尻ぐりが2本針巻き縫い仕様になっている。当時、この仕様で縫製できるミシンの台数が限られていたため、ヴィンテージでも割り縫い仕様のチノパンに比べて数が少ない。フロントはU.S. ARMYの刻印が入ったメタルボタン、ポケット口は高度な縫製技術を要する両玉縁仕様。股上が深く、ゆったりとした太めのシルエット。(東洋エンタープライズ 公式サイトより)

ヴィンテージの中でも人気の高いアメリカ軍のミリタリーチノ。特に1940年代は豊作で、45khakiと呼ばれるモデルを筆頭に、高値で取引されている。
こちらの1942モデルは41khakiより球数が少なく、特徴的なディテールとして、ボタンは全てメタル製になります。
古着でも一度見たことがありますが、その頃とは到底価格もかけ離れており、既に手が出る状態ではない。

例えばこのメタルボタン。
感品を手にするとなると、それなりに値段が張るもので、中には錆により劣化しているものも多い。
それを1から育てられる楽しみは、やはりヴィンテージではほぼ不可能だろう。

ジッパーに慣れていると、少し億劫に感じるかも知れないが、これもお好きな方が多いディテールだ。

ワイドなストレートシルエットが特徴で、男らしい武骨なスタイルに取り入れて頂きたいのと、
今現在展開するチノパンというアイテムの中では、より太くなっております。

コインポケットやヒップポケットは玉縁仕様となっており、かなり細かく縫製されています。
丁寧な仕事ぶりと、ディテールへの拘りが半端なく、ここまでやるかと思い知らされます。ステッチまでは記されておりませんが、ベースとなる型の年代を鑑みるに、縫製は全て綿糸によるものかと。
ですので製品は未洗いの為、洗いをかけるとしっかりとしたパッカリングが生まれます。

裏地のスレキにはスタンプが記されていますが、ここも洗いをかけると薄くなっていきます。

一番大事なのがサイズ選びです。
こちら未洗いからワンウォッシュをかけると、かなり大きな縮みが見られました。
下記画像をご確認ください。

WAIST 31ウエストワタリ幅股上股下裾幅
リジッド77㎝31.5㎝32.5㎝88㎝23.5㎝
ワンウォッシュ75㎝30㎝31㎝85㎝23.5㎝

早速、私物として購入したW31を一度洗濯してみた結果です。全体に1.5~3㎝程縮みが出ておりましたが、大きく数字が変わるのはウエスト。(レングスは元々縮んでも80㎝はあるので省きます。)

やはり大きく縮んでおりますので、太めのパンツだからといってジャスト過ぎるサイズ選びには注意しましょう。
自分は普段、平均して30インチ程度のサイズが丁度良いですが、こちらもジャストサイズは30インチです。
よりワイドで、ヒップが落ちるようなサイズ感かつ、丈も短めで穿きたかったので、サイズは31にしております。

以下、新品(左側)と1ウォッシュ(右側)の比較になります。

正直太過ぎるかな?くらいのバランスで購入したのですが、イメージとしては丁度良かったです。
股上が深いクラシックなスタイルが故に、少しバギーな雰囲気で合わせたいと。
自分が現在穿いているチノは、BARNSTORMERマッカーサーⅡ、ARAN M-52 CHINOと太めのパンツが多いですが、
その中で群を抜いて太めをチョイス致しました。
タックなしのタイプが久しぶり過ぎて、随分と新鮮に感じます。
W31でもデカすぎる印象はなく、全体のサイズに対して腰回りはフィットする絶妙なラインは、正に古着にしか出せなかった部分。
それを1から育てられるのは嬉しいですよね。

ウエスト周りや腰回りなど、全体に締まったような印象。ゆったりがお好きな方は両手のひらが入るくらいで。
ピッタリとジャスト目がお好きな方は、片方の手のひらが収まれば、それが適正サイズとなります。

それともう一つ特筆すべきは生地感。
タフなウエポンは、洗いこむ毎にヴィンテージのような質感になって参ります。

洗う事で平べったい印象だったパンツに、シワが寄り濃淡が生まれます。
アウト、インシーム共に巻き縫い(チェーン)なので、パッカリングが出て参ります。
このパッカリングこそ、ミリタリーチノの醍醐味と思いますので、私の様にお好きな方は、存分に楽しんで頂ければと思います。

●ジャケット BRENA(ブレナ)  サイズ:44  ¥51,700-
●シャツ F.O.B FACTORY(エフオービー ファクトリー)  サイズ:S  ¥16,500- 
●パンツ BUZZRICKSON’S(バズリクソンズ)  サイズ:31  ¥17,380-
●シューズ SANDERS(サンダース)  サイズ:UK6  ¥59,400-
モデル 身長160㎝ 体重60㎏ 足のサイズ約25㎝

ワークシャツにミリタリーチノ。ジージャンが上に来ればそれでアメカジ的には正解。
けれども、ジャケットを合わせる事により、現代風にモダナイズされたパンツよりも、外し要素が強くなります。
この外しこそミリタリー系のボトムスには担って頂きたい部分なので、存分にジャケットを合わせます。

股上がしっかりと余裕があるので、クラシックな印象になるのと、タックインが映えますね。

裾幅が広めなので、SANDERSのようなオフィサー系のシューズにも相性抜群。ストンと裾が落ちてくれます。

●Tシャツ JACKMAN(ジャックマン)  サイズ:M  私物 
●パンツ BUZZRICKSON’S(バズリクソンズ)  サイズ:31  ¥17,380-
モデル 身長160㎝ 体重60㎏ 足のサイズ約25㎝

こちらはオール私物スタイル。
カモ柄のジャケットに綺麗な色のTシャツを合わせて。

個人的には華奢な印象のある私物のブーツに合わせたく新調したチノ。
脇のパッカリングも非常に綺麗に出かかっております。



さて、数ある中からBUZZRICKSON’Sを支持する理由、お分かり頂けたでしょうか。
拘りが半端ないのは周知の事実ですが、生地、縫製、副資材すべてに拘りがあるBUZZ製品でありながらも、
これからの経年変化が非常に楽しみな一本です。
是非、皆さまのスタイルにこの骨太なチノを加えて見てください。

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