靴の聖地とも呼ばれるイギリス・ノーザンプトン。
首都ロンドンからは約100km北上したところにあり、イギリス中東部に位置します。
この地は物流の一大拠点であるとともに郊外は自然豊かなところ。
靴作りの元を辿れば革鞣し産業からスタートし軍人のためにブーツや短靴を製作したことがキッカケ。後に産業革命の影響によって革靴需要が広がり、アメリカで発明された靴作りも取り入れさまざまなメーカーが増えていきました。途絶えてしまったブランドは多く、今もなお残っているブランドはごく僅か、伝統を重んじて確かなモノ作りを続けているメーカーが今僕たちが知っている英国靴。必然的な考えかと思いますが、”良いモノを長く使い続ける”この地で作られた靴はそういうモノで大事なワードローブとして活躍してくれることを約束してくれます。
そんな靴の聖地とも呼ばれるイギリス・ノーザンプトンで作られているシューズメーカー、ZABOUがセレクトしているブランドは二つ。
【SANDERS(サンダース)】
ブランドの設立は1873年、靴の聖地ノーサンプトン最後の実力メーカーとも言われています。
アイコニックなBRIT CHUKKAもブランドを代表とするモデルですが、こちらも人気高くオンオフ兼用としてもおすすめなMILITARY DERBY SHOEをご紹介。
フォーマルな印象のストレートチップと品あるポリッシュドレザーの光沢感がグッと足元を引き締めてくれます。
また、雨にも強く頑丈さをウリとした機能美もセールスポイント。
アウトソールは英国ITSHIDE社のコマンドソールでグリップ力も◎
そして由緒正しき英国靴ですが、日本企画の別注品でラストは日本人向けにアレンジされていますからフィット感のお悩みも心配無用。
【SOLOVAIR(ソロヴェアー)】
ブランドの設立は1881年、歴史は長いと言えど後発なシューズメーカー。
Dr. Marten(ドクターマーチン)とライセンスを組み、新しい英国靴のジャンルを築きあげたシューズはエアーゴムソールというクッション性に富んだもので、革靴ながらもスニーカーのような感覚で長時間の歩行もなんのその。
少しぽってりとボリュームあるシルエットは秋冬の重衣料とも相性良く、合わせるモノを選ばないプレーントゥは革靴の基本として押さえておきたいデザインですよね。
日本国内での流通は少なく、ちょっと通で知る人ぞ知る英国靴は今後ますます貴重となっていくでしょう。
チノパンや軍パン、グレーのスラックスと汎用性はピカイチですが、ご提案したいのはザボトラ(冬のザボウトラディショナル)な装いで穿き下ろした濃いジーンズと。
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