RESOLUTE(リゾルト)大全集

ブランドスタートから13年目にして新品番714がリリースされたことによって、全5型となったRESOLUTE。
本日は改めてRESOLUTEという国産ジーンズをご紹介したいと思います。

コンセプト

ジーパンを作り始めて30年以上。デザイナー林にとっては、ずっとLevi’s 501が憧れだった。DENIMEのデザイナーとして成功し、1990年代には一世を風靡したが、穿きたいジーパンは1970年代のLevi’s 501の66 モデルだった。あの頃のLevi’sのようなジーパンが作りたい。RESOLUTEのスタートはその想いからだったと言ってもいいだろう。裾を切らないで穿けるように、ウェストとレングスのサイズが豊富にあって、何年経っても変わることのないスタンダードなジーパンが林の理想だった。

ヴィンテージジーンズ・ブーム全盛期は、ヴィンテージをそのまま穿くことが格好良いとされていた。しかし、現代ファッションに不可欠な要素は、シルエットだと林は考える。

Levi’sを穿いたアメリカ人は格好良いが、日本人が穿いても同じようには見えない。日本人が穿いてもアメリカ人が穿いているように見えるには、日本人の体型に合ったジーパンを作る以外にない。そう思った林は、何度も何度もパターンを起こして、日本人の体型に合うシルエットを完成させた。代表的モデルの710は、いまや87サイズにも及ぶ。ここまでサイズを揃えたジーパンは、現在では世界中で唯一と言えるかもしれない。

https://www.resolute.jp/concept

生地


日本屈指のデニム職人たちと協力し、ストイックなまでにこだわって作られた生地は、旧式の染色方法、織り機を使用し、他とは全く違う毛羽立ち・ザラつき感を持ったものとなっています。その生地は当然穿きこむことで絶妙な色落ちと風合いが生まれ、エイジング(経年変化)をとことんまで楽しむ事が出来ます。糸の一本一本の縫製まで一切妥協をせず、こだわり抜いて創り上げたデニムは、まるで成長するかのように、体に合わせて完成されていきます。

本来アメリカのワーカーやカウボーイ向けに作られたジーンズは、日本人が穿くとどうしても生地の余りや、長さが長かったりします。
シルエットは日本人がジャストで穿けるサイズ感に、長さは一番多い物で8つの中から選ぶ事が出来る。
ビスポークの様に、まるで自分の為にデザインされたようなジーンズを持つことが出来るのも、RESOLUTEの魅力の一つです。

FIRST RESOLUTE No.1/66ベースの710

RESOLUTE(リゾルト)ワンウォッシュデニム 710 デニムパンツ W26~W34  ¥25,300-
RESOLUTE(リゾルト) ワンウォッシュデニム 710 デニムパンツ W36~W40  ¥26,400-

RESOLUTEのスタンダードモデルであるテーパードストレート。
日本人の体型にフィットするべく考え抜かれたシルエットは、穿き手の脚を長く、きれいに見せる。 どんな体形でもなるべく丈を切らずに穿けるよう、ウェストに対して最大8サイズのレングスが用意されており、その数は87サイズにも及ぶ。

ファッションアイテムとして取り入れられ始めた頃のモデルがベースとなっている為、カジュアルな着こなしには勿論、ジャケット時やヨーロッパの綺麗目な着こなしにもとても相性が良い事でも有名。

サイズ展開が一番豊富な為、ファーストリゾルトとしても人気な他、何にでも合わせやすく、一目でRESOLUTEと分ける点も魅力的だ。

週刊ZABOU「年齢別 それぞれのRESOLUTE710」

ちょい太めが今の気分にビタッとハマる/XXタイプの711

ブランドの中でも一番太くて、テーパードもかからないパイプドステムなシルエットが特徴的な711。
こちらはLevi’sの501XX(50年代頃)がベースとなっており、その中でもマニアックなボーイズモデル503BXXがモデル。
ワークウェアの頃のジーンズがベース股上が深くお尻周りが小さな日本人体型にもしっくりくる、太めながら綺麗なシルエットが魅力的。

また、生地は710や後述の712と比べると、13.5オンスと軽めの設定 。
これからの季節にピッタリのジーンズでもあります。

また、こちらの711は、サイズアップしても良い感じで穿けることもあり、スタッフ間では2~3インチアップは当たり前。

週刊ZABOU「RESOLUTE 711/サイズアップのすゝめ」

スポーツ体型でも綺麗に穿ける!/505タイプの712

60年代にアメリカ東海岸で爆発的にヒットした品番がベース。

ジッパーフライやそれによるサンフォライズ加工によって生地表面がフラットになっていたり、どこか品の良い風格漂う712は、様々なスタイルに役立つシルエット。

また、太もも周りが710と比べて広がっており、裾にかけてのテーパードはしっかりと入る為、腿周りが楽。でも綺麗に見えるシルエットとなっており、体格の良いスポーツマンにも人気の品番。

週刊ZABOU「RESOLUTE(リゾルト)/第三の定番712 」

股上浅めのストレート/710のローライズ版713

大定番710のローライズ版。
「股上深いのは、お腹周りが苦しくて、、、」という方にもオススメで、
こちらも少量ストックしております。

ディテールは710とほぼ同じくになりますので、着こなしに困ることもありません。

ヒップコンシャスな新品番/大戦モデルな714

この春からお披露目の714も、今までと同様、しっかりサイズを揃えて展開。
現在短めのレングスはご用意ございませんが、この辺りも限定ではなく、新定番。入荷の際にでもお試しください。

今まで股上深めであった710と比べて、更に約3㎝程深めに取ったモデル。
1940年代、戦時中の物資統制によって生まれた、簡素な作りな大戦モデルをベースに、RESOLUTEらしい美シルエットはそのまま、大人が穿けるXXが誕生した。

ジャストで綺麗めに穿くのも良し、大きめサイズをロールアップで穿くのもお勧め。

週刊ZABOU「RESOLUTE(リゾルト)714 -新品番に迫る。-」



今、日本の製品が改めて世界で注目されています。
こちらのRESOLUTEも同様、毎日外国のお客様がお求めにいらっしゃいます。
アメリカのジーンズを、ざっくりと大味に穿くのも良いですが、日本人が作った世界に発信するジーンズを、私たち日本人が穿ける、、、それも豊富なサイズ展開で。

これほどうれしい事はありません。
まずはずっとお勧めし続けている理由をお試しください。
きっと気に入って頂けると思いますよ。

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