こんばんは。岡安です。
W杯、いよいよ明日は日本戦です。初戦は強豪ドイツとの試合ですが、何が起こるか分からないのがW杯の面白いところです。
また大森君と誰が良かった、悪かったとあーでもない、こーでもないと話すことでしょう。
さてさて本日のご紹介です。急にグッと寒くなってきましたのでセーターのご紹介。
◎St.James(セントジェームス) CANCALEⅡ (マリンセーター)
ブランドの定番アイテムとしてZABOUでも毎年お取り扱いしておりますこちらのセーター。ただ意外にも店頭でのお客様の反応を見ているとセントジェームスにセーターなんてあったんだ!など、バスクシャツに比べるとまだまだご存知の方も少ないよう。そう言ってる私も初めはバスクシャツのブランドだと思っていました…
1889年に誕生したセントジェームスは地元の漁師や船乗りたちが着るためのウールセーターを作り出したのが始まり。後にバスクシャツと呼ばれるボーダーのカットソーが作られました。
ですので私たちのイメージとは違いセントジェームスはウールセーターが始まりのブランドなのです。
このセーターの魅力はと言いますと、
目の詰まり具合
毛玉の出来づらさ
肩ボタンのアクセント
まずは目の詰まり具合について。元々漁師が着る洋服ですので海の上での寒さを凌ぐために糸の目がかなり詰まった生地を使用しております。これによって保温性だけでなく風の通しにくい仕様になります。ですのでセーターにダウンベスト的なコーディネイトでもこれならアーム部分も寒くなく風の強い日にも安心です。
袖と裾はリブ仕様で風の侵入をシャットアウト。
続いて毛玉の出来づらさ。これは先ほどのお話の続きになるのですが目が詰まったウールなので耐久性も高く、毛玉にもなりにくいです。
こちらは私が実際に着用している私物。かれこれ4年ほど着ていますが毛玉はほとんどなく、生地のタフさもまだまだございます。自分が持っているセーターの中でもダントツでタフな1着です。
最後は肩ボタンのアクセント。元々は脱ぎ着がしやすいようにと作られた肩ボタン。実際にボタンをすべて外して着るととてもスムーズ。ですがこのディールが現代のファッション的にみると良いアクセントになりインナーのシャツなどチラッと覗かせるのも可愛いかと思います。
本日は寒い日を想定してウールパンツにダウンベストで合わせました。セーター1枚でもかなり暖かいので東京の寒さ程度ならこのくらいで十分な感じもします。
◎Saint James(セントジェームス) GOUVERNAILⅢ アーミーセーター
先ほどのが漁師仕様のであれば、こちらはミリタリー仕様の1着。
セントジェームスは過去にはフランス軍への納入実績がありますのでそちらの復刻モデル。
肩や肘など負担がかかり、摩耗しやすい場所はウール素材のパッチを付けております。まぁ実際現在では激しく摩耗することななどほとんどないですが、これが先ほどの肩ボタン同様見た目のアクセントとしてオススメです。
そして肝心の着心地はと言いますと、ウール×アクリル素材でとても柔らかでスウェットのような感覚で着ていただけます。比較的チクチクも少なめなので中に着るインナーにも困らないのも嬉しいですね。
ガバッと大き目のコートを羽織れば中から見えるリブが品の良い見え方になりますね。
冬本番の寒さも間近です。セントジェームスのセーターを是非ともお試しくださいませ。