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ボス谷川のアメリカ出張。
今回買い付けアイテムの中でも注目したいのが「デニム」。
まずデニムという言葉で多くの方が想像するであろうブランドはLEVI’Sではないだろうか。
501や505。銘品番を多く生み出してきたLEVI’Sの珍しいモデルを本日はご紹介致します。
LEVI’S PREMIUM 551Z RIGID
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US LEVI’Sが2016年より始動させた名前の通りプレミアムライン。レギュラーモデルよりもワンランク上を目指したこちらのラインは、アメリカでは限られた店舗のみで取り扱いされる上級ラインと言っても過言ではないであろう。
そんなプレミアムラインからリリースされる551。
我々には耳馴染みのないモデルかも知れないが、実はあの品番の元となったモデルである。
ワークウェアからファッションアイテムへ。
その偏移の中心には501があったことは多くの人々が知る事実。
現に50年代から60年代へ。60年代から70年代へ時代が移り変わるとともに、501が姿を変えていったのだが、
同時期に進化も分離していったことはご存じであろうか。
カウボーイや鉱山勤務の人々に向けたデニムパンツは、主にアメリカ西海岸では受け入れられていったが、更なる拡大を目指すLevi Strauss社は東海岸へ目を向ける。
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今まで馴染みのなかったデニムを、東海岸で爆発的にヒットさせるにはフロントのボタンフライをジップフライに変更する必要があった。
また、それに伴いLevi’s初の防縮加工ジーンズを開発。シュリンクトゥフィット(未防縮デニム)のままフロント部分をジッパーに変更していた為、洗うと噛み合わないという事態に陥っていた東海岸仕様。
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それらを払拭すべく登場したのが551ZXX。本モデルが誕生した瞬間であった。
また、60年代に品番変更され発表されたのが、ご存じ505。
551は言わば505プロトタイプである。
シルエットの違い。
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ウエストをややゆとりを持たせたストレートシルエットの505に比べて、551は太もも周りにゆとりを加えて、リラックスした印象がある。ただ、野暮ったさはなく緩やかなテーパードラインが今丁度良い。ウエスト、太ももにゆとり持たせた大人のリラックスシルエットは、テレワーク化が進んだこの世の中、休日のシーンでも自然とよく馴染む。
本来何も考えずに手に取る(足を通す)アイテムの代表格にジーンズが存在するが、ストレスなく大人が綺麗に穿ける551は、きっと我々のワードローブに自然と落ち着く事だろう。
今回自ら買い付けした551を購入したボス谷川にもこちらのジーンズについて聞いてみた。
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●パンツ Levi’s(リーバイス) サイズ:30×34 ¥17,820-
●シューズ Regal Shoe&Co.(リーガルシューアンドカンパニー) サイズ:25㎝ ¥50,600-
モデル 身長176㎝ 体重65㎏ 足のサイズ約25.5㎝
「今回のアメリカ出張で久しぶりに会ったディーラーが持ってたLEVIS551 Zです。アイテムは他にもたくさんあったんやけど、やっぱりMADE IN THE USA(アメリカ製)のGパンがええなぁというのと、リジッド(ノンウォッシュ)を洗濯して乾燥機掛けて1から育てたいなぁという気持ちから551を選びました。」
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「ほんで穿いてみたら意外と穿きやすい。生地がライトで柔らかいのとシルエットがええ意味で野暮ったくてええなと。股上の深いのも気に入ってるし、フロントがジッパーなのも楽チンでいいですね。」
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「生地の凹凸感と言うか色の出方?!が何かええ雰囲気やなぁと思います。LEVIS初のサンフォ(防縮加工)とジッパーフライっちゅうのもちょっとしたポイントでしょうか。BIG Eの赤タブも耳付きのデニムやというのも納得の材料ですわ。」
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「サイズによっていろんな穿き方が出来るGパンやから、ピタピタのジャストでも、ゆるっと穿いても、デカ穿きしても、それなりに穿けてしまう不思議なシルエットです。これは楽しめるんとちゃうかなぁ~。」
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「テーパードが緩やかな分、ロールアップで穿かれるのもお勧めかと。」
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「また、今回の買い付けではLVCのデニムウエスタンや、ネルシャツも仕入れてますので、濃いジーンズに合わせて着るのも今またええと思います。ツイードのジャケットを上から羽織ったらラルフローレンみたいで宜しオマンな~(笑)」
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古き良きアメリカンスタイルから、休みの日のデイリーカジュアルにも対応してくれるLevi’s。
やはり使い勝手の良さから永遠の定番だと思える逸品です。
定番ブランドの少し珍しい一本をUS製で。
近日WEBSHOPにて掲載致しますので、巷ではあまり見かけることのない貴重な一本を、是非お試しくださいませ。