どーも、どーも。東京店スタッフの大井勇人です。
本日はですね、店頭でも質問をいただくちょっとしたお悩みについてご紹介していきたいと思います。
知っているようで知らなかったり、聞きたいけど聞くほどのことでもないしなー。そんな宙ぶらりんなことって結構ありますからね。でもそんなちょっとした疑問やお悩みがあれば気軽に聞いてくださいませ。出来る限りお答えさせていただきますし、僕らも知らなかったりで新たな発見や勉強にもなりますからね!こうしてまた一つファッションの面白さに気付くキッカケとなりますので、どうぞよろしくお願いいたします。
前置きが長くなってしまいますのでここらで本題。『シャツの袖まくりってどうしてるんですか?』
そんなご質問にシャツの袖まくり、おすすめ5通りをご紹介。
◎シャツの袖まくり その1

手足の短いザ・日本人体型の僕はしばしば、袖丈が少し長く感じたりすることがあります。特にインポート物などはそう。そんなときに微調整としてやっているのがこの袖まくり。
手順1:カフス(袖口)のボタンを目安に細く一折。






通常時と比較してみますとご覧の通り。手首に少しかかっていた袖口がスッキリします。
◎シャツの袖まくり その2

ちょっとした見た目の変化や時計・アクセサリーも見せたいときにする袖まくり。
手順1:カフス(袖口)を一折。



◎シャツの袖まくり その3

日頃から僕がしている袖まくりがこちらで2回、3回まくり。ポピュラーな袖まくりの方法。
剣ボロのガントレットボタンを外して袖まくりをする方もいらっしゃいますが、腕が細い方はガントレットボタンを閉じた状態でするのがおすすめです。また、おさまりもよく、見た目のボリュームも抑えれてスッキリとした印象なので、僕は好んでこの袖まくりをしています。
ちなみにガントレットボタンとは下記写真の赤丸のところを指します。

手順1:カフス(袖口)を一折。
手順2:カフスの幅の半分を折り返す。(カフス幅をそのまま折り返すも良し)
手順3:同じ幅で2回、3回とお好みの長さに合わせてまくり。





◎シャツの袖まくり その4

通称”マスターロール”、別名”ミラノロール”などと呼ばれる袖まくりの方法。
個人的な印象ですが、この見た目のボリュームが男らしく、名前からして洒落た袖まくり。腕を見せたいとき、日中の暑いときなんかはこの袖まくりが良さそうです。そう言えばRESOLUTEの林さんも日頃からこのシャツの袖まくりをされてますよね。
手順1:ボタンを全て外します。
手順2:カフスの倍ほどの長さを折り返します。
手順3:カフスを巻き込むように、カフス幅分くらいを折り返します。
手順4:カフスの先が少し見えるくらい(約1センチ)のバランスに整えます。





◎シャツの袖まくり その5

ネットで調べていると発見した袖まくりの方法、内側まくり。
基本的に袖まくりは外側でまくるのが一般的ですが、それの逆。なんだか違和感を感じましたが実際に試してみるとズレ落ちにくいことに気付きました。例えば作業するとき、掃除や皿洗いなどそんなときはこのまくり方が効果的でした。見た目も不思議とカットソーのようでちょっとした変化でいいかも。
手順1:カフス(袖口)を内側へ一折り。
手順2:同じ幅で2回、3回とお好みの長さに合わせてまくり。





以上、シャツの袖まくり5通りの紹介でございました。
どれが正しいなんてございませんので、そのときに応じたやり方や気分、お好みでトライしてくださいませ。ちょっとしたことですが、これがファッションとしてスタイルとして面白さが出るポイントになってきますので!
今後もこうしたちょっとした疑問やお悩みがございましたらご紹介出来ればと思っておりますので、気軽に聞いてくださいませ。
どうぞよろしくお願いいたします。