ハイゲージニットと私。

こんにちは。ZABOU坂口です。

先週は前フリなしの東京出張にも関わらず、わざわざご来店下さる方もいらっしゃり、誠にありがとうございます。

次からはきちんと告知します(汗)

今回は特に遊びの予定はなく、唯一バーンストーマーのアトリエに行った時が娯楽といったところでしょうか。
お昼は清澄白河のご当地メキシカンをごちそうになり(何という料理か忘れましたが、、、)

アトリエでゆっくりお話しをさせていただきました。
最近ではポップアップで購入した商品を、アトリエにて裾上げを依頼される方も多いのだとか。言わばポップアップの延長ですよね。
実際に作り手の意見を聞きながら穿き方を考えていく。それを良しとするモンロウさんの懐の深さ。さすがです。
何とも言い難い良い時間を過ごさせていただきました。

それから出張初日に発売となった、雑誌2ndの買ったもの特集。
送ってもらうのを待てずに買っちゃいましたね~それと東京のお店に置き忘れて帰っちゃいましたね~。
雑誌掲載(といってもちょっとですが)は初めてだったのでとてつもなく嬉しかったです。そして機会あればまたお願いします!!

さて、本日は、今年お勧めしたいハイゲージニットの合わせ方特集でございます。

ハイゲージニットを上手く着たい。

今まで紡毛のニットが多かったものの、今年こそ梳毛の綺麗めなニットにトライしたい方も多いのでは。
ただ、綺麗めな印象が強いために、コーディネートも単調にならないかが心配なところ。
ただ、ハイゲージニットはとても使い勝手が良いというところをまずは知っていただきたいです。

当店で取り扱い中のBARNSTORMER、RESOLUTEなどの形の綺麗なパンツに合わせると

こんな感じなのですが、
今回はあえて外したスタイリングをご紹介。
きっと、このブログが終わるころには、ハイゲージニットの見方が380°変わっていたら良いなぁ~(あんまり変わってない)

スタイル1:MOONCASTLE(ムーンキャッスル) Vネック×ヘンリーネック

じわじわとトレンドになりつつあるVネック。
MOONCASTLEのはネックが深すぎず、カジュアル使いにピッタリの逸品となっております。
長らく手に取っていなかった方にも大変オススメ。ご家庭で簡単に洗えるのもポイントたかいですよね~。

●アウター N.O.UN(ナウン)  サイズ:M  ¥27,500-
●インナー MOONCASTLE(ムーンキャッスル)  サイズ:M  ¥9,900-
●パンツ 私物
●靴 Paraboot(パラブーツ)  サイズ;UK6  ¥71,500-
モデル 身長160㎝ 体重60㎏ 足のサイズ約25㎝

男だと胸元にヘンリーネックと言う組み合わせに憧れると思うのは私だけでしょうか。
いいえ、私だけではないはずです(無理矢理感)。

先日入荷したばかりのMOONCASTLEのVネックは、ワークシャツやカバーオールなどの男らしいアイテムよりも、綺麗に纏まってくれます。

基本的にはこのようにB.Dシャツなどを当て込むことが多いVネック。これはこれでジャケットのインなんかにもサマになり、良いのですが。

この浅めのVが何ともさり気なく、そして男らしさを演出してくれるのです。何事もやりすぎは良くない。
クルーネックにはない少し変化球ながら、すぐにでも取り入れやすいスタイル。

インナーは白やグレーなど、一般的なお色目ならOK。
清潔感のあるヘンリーで味付けしてしまいましょう。

Rinascente(リナシェンテ)CREW NECK×サイズアップ

今年の冬、沼ネック旋風を引き起こしたRinascenteより、キャッシュウールを使ったクルーネックニット。
今までスウェット派だった方にもおすすめな、とても良いサイズ感。大人の「抜き」を演出するには持ってこいなニットなんです。

●セーター Rinascente(リナシェンテ)  サイズ:48  ¥17,380-
●パンツ PROPPER(プロッパー)   サイズ:S/S  ¥7,480-
●シューズ 私物
モデル身長160㎝ 体重60kg 足のサイズ 約25㎝

こちらは元々少し緩めのサイズ感に定評のある、Rinascente(リナシェンテ)からリリースされるリラックスフィット。
勿論私も購入したものはサイズ46のSサイズ相当。このスウェットライクなサイズバランスがとても気に入っております。

今回は軍パンのボリュームに合わせてサイズを48に変更。
ニットらしいリブの締め付けにより、ラフになり過ぎない。
けれどもこの肩の落ちる感じもたまらなく良い。

画像では伝わらないであろう、この生地の弛み感。
太めボトムスが多い方にはお勧めのサイズ選びです。

HARRISS(ハリス)TURTLE NECK×ダウンベスト

エクストラファインメリノを使用した12ゲージのタートルネックハイゲージニット。
HARRISSのニットも毎年評判が良く、素材の良さもさることながら、ホールガーメントのおかげでジャスト目なのに体型が隠れやすく
着心地も最高です。

●ダウンベスト  Crescent Down Works(クレセントダウンワークス)  サイズ:M  ¥46,200-
●ニット HARRISS(ハリス)  サイズ:40  ¥17,600-
●パンツ 私物
●シューズ 私物
モデル 身長175㎝ 体重65㎏ 足のサイズ約25㎝ 

瀬川CAPの冬の定番スタイリング。
穿き古したフランス軍のM-47をモチーフにしたARANのミリタリーパンツには、対照的に上品なタートルネック。
アメリカのシアトル生まれのクレセントのNBNWという、多国籍コーディ。
何故か纏まるのは職歴からでしょうか。。。

深めにカッティングされたスリットと、ニットのリブが何とも上品。

タートルネックにすると、このように襟元が肌に直接触れないのも利点だと言えます。
クレセントのストリークフリーナイロンは、正直触れても柔らかいのでストレスないのですが、ジャケットのラペルだったり、ジウールのコートなどは、汚れにくくなるのでオススメです。
あと、同系色で纏めたところも良いと思います。異素材で同系色のアンサンブルはオトナな雰囲気がバシバシ演出されますので!



如何でしたでしょうか。スウェット→紡毛ニット→ハイゲージニットの順番に抵抗を持たれる方が多いのも事実ですが、
いかにして自分らしく着るかが焦点となって参ります。
自分自身、この手のニットは昨年から猛烈に欲してきましたが、意外にも合わせやすくて差もついて良いですよ。

あと12Gだとけっこう薄手に見えますが、割と温かくて着る時期長いので、ロンT感覚で着られるのも良いですよね。
ご自身のスタイルに合わせて、「抜き」のニットをお試しください~!!

この記事を書いた人

坂口

ZABOU大阪店のスタッフ坂口です。
皆様のご来店を店頭にてお待ちしております。