黒、紺、灰色。
ZABOUではこの辺りの色味のものが多くなるが、その中でも一際明るい色目が目立つニットメーカー
「HARLEY OF SCOTLAND」のシェトランドセーター。
ブランド名に国名が入るのは自信からか、実際にスコットランド製で作っていたニットメーカーは年々生産を海外へ拠点を移したり、廃業したり。
そういえば今年はシェトランドメーカーを買い足そうと街に出てみるものの、廃業していたというケースが近年非常に多い。
HARLEYは創業当初から今まで純スコットランド製。
シンプルで、着心地良く、温かい。普通のことを普通に続ける事は中々難しい。
脇に継ぎ目のこないシームレスな作り。
着心地のストレスもなく、チクチク感の比較的少ないシェトランドウールを100%使用しています。
襟・裾のテンションもきつすぎず、インナーのシャツとの相性も良い。
糸も単色に見えても、様々な色の糸がネップの様になり、深みが出ます。
派手にはならず、温かみのある色使い。
ちなみにウール100と言えど毛玉は出来ます。
が、毛玉が出来た様すら愛おしい。
残しても、取ってあげても、その辺りはお好みで。
また、ウール以外入れていないので、手でポッと取れるところも良いですね。
全13色の中から今年の色を選ぶ。毎年1色ずつ買い足したりしても、また気分でアウターに合わせて色を変えてみたり。
そんなTシャツ的な使い方ができるニット。厚みも程良く、ジャケットのインナーとしても、コートのインナーとしても。
様々なシーンでお使いください。
ここからは大阪店スタッフ、お気に入りの一着をご紹介。
チュードル瀬川
冬のシェットランドは綺麗で映える色が良いですよね。普段地味な色を選び、好みがちな私でもそう思います。初代の赤はリゾルトを始めとしたジーンズにしか合わせていませんでしたが、チノパンやカーゴにも良いな~。アウターのお色が暗くなりますから、パッと綺麗な色味を挑戦してみるにもおすすめのセーターです。
袖も長すぎない絶妙な丈感。
着ていくうちに多少伸びますので、やはり40のサイズがジャスト。
時計やアクセサリーを袖元からチラ見せ。
ローデン本並
“シャンブレーシャツに合う色”という基準で考えた時にこの色が一番しっくりきました!
ある程度の毛玉だったり、毛羽立ちがある方が味があって好きなんですよね。
鉄板ですが、B.Dシャツとの合わせが落ち着きます。
マッシュルーム坂口
オートミールのようですが、ネップが強くて表情豊かなこの色が気になります。
シェトランドセーターっぽい色味ですね。
本並さんの様に、シャツを中に入れ込むのも好きですが、セントジェームスをインナーにするのは北東さん(元スタッフ)仕込み。
毛玉が出来てくると、モヘアのセーターみたく着れると思うので、サイズアップで着てカートコバーンみたくボロいジーンズと合わせるのも良さそう。。。
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さて、大量にあったハーレーのセーターも、いつの間にか少なくなって参りました。
もうちょい寒くなった頃でも。。。と思っていますと、サイズがなかったりしますので、
気になるお色はお早めに!