定番を自分らしく。改めてRESOLUTE(リゾルト)の711。

毎度です。
先日土曜日なのにお休みをいただきバンドのライブに行って参りました坂口です。
いや~ありがたい。ホンマにありがたい。

GLIM SPANKYというバンド(ユニット)で、私の好きな70’sロックに通ずるところがあり、日本語でここまで熱いロックを歌い上げていることに感動して、今回久しぶりに味園ユニバースへ。

高度経済成長期を思わせる内装は中々雰囲気あって宜しいです。
今回は片付けられていましたが、普段から貸しホールとして機能しているので、椅子有りだと昭和のキャバレーのようです。
味園の雰囲気と今回のライブのテーマが上手くマッチしていて流石だな...と。

オールスタンディングのライブは久しぶりで最初は緊張しましたが、予想以上に気持ちよく過ごすことができました。特に若いお客さんばかりかと思えばそうでもなく、40、50代くらいの方も多く驚きました。
セットリストもこれまた絶妙で、ハコの雰囲気に合わせていて、個人的には大満足でした。

アンコールも2曲ほどありましたが、その中で「音楽をもっと楽しむには、音楽ばかりではなく、他にも目を向けることが大切。自分たちはロックミュージシャンだけど、ロックばかり聴いていてはダメで、それ以外のアートやファッションなどのカルチャーに触れて、そこからインスピレーションを受けることによって自分たちの音楽が出来ている」というヴォーカルの松尾レミさんの言葉にとても感銘を受けました。
ファッションもそうで、「この服が好き」だけでなく、例えば音楽やスポーツなどの他のカルチャーにも関心を持つことで、その歴史を調べていく上でファッションとリンクすることもあるんです。自分の着こなしや知識などにも影響が現れたとき、もっと楽しめるんじゃないかなあと自分なりの解釈ができた良い1日でした。

ですから、ただライブに行きたいだけで、忙しい土曜日に仕事をサボっていたのではないということを改めて皆様に知って頂きたくこのブログを書かせて頂きました。
(また行こぉ~っと!)

RESOLUTE(リゾルト)711

  RESOLUTE(リゾルト) ワンウォッシュデニム 711 デニムパンツ W26~W34  ¥ 27,500

前置きが長くなってしまいましたが、今日は resoluteの711を改めてご紹介。
最初の一本は710にしたけれど711も気になる、これからリゾルトのジーンズをお考えの方に…という方に是非オススメしたいこちら。
生地は中国地方備後地区のオリジナル13.4オンスデニム生地を使用し、国内で縫製された純国産ジーンズです。

ベースはアメリカのL社の501XXのボーイズモデル「503BXX」。XXだと小尻族の日本人にとって、お尻周りの生地が余ってしまうということで、こちらをベースに作られました。
オーバーオールからワークパンツに。そこからファッションアイテムとしてジーパンは変異していきましたが、501XXと呼ばれるパンツは、ギリギリワークパンツの枠をはみ出す前の形なのです。

711のみレザーパッチが付属。オフセットのベルトループ、隠しリベット、2色使いのステッチなど往年のディテールはそのままです。
赤耳...ではなく橙耳とでも言いましょうか。リゾルトならではのカラー。
リベットまでオリジナル。これは手が込んでいますね~。

リゾルトの全4型のうち一番シルエットが太いです。が、野暮ったくなりません。
ZABOUスタッフにも愛用者多数のこちら。一体何がそんなに良いのでしょうか?

◎スタッフ瀬川
「ボリュームの出る服装の時は、程よいゆったりシルエットの711がバランス取りやすいんです。私物は2本目の711。2年程時間をかけて穿いています。個人的にはロールを太めに1回折りが気分です」

そして皆様、ご存知かもしれませんが、
生地感が710に比べて薄手になります。加えて肌との接触も少ないので、夏でも穿けるとよく言われるのは、こういう理由からです。
穿き始めはやはりゴワゴワしますが、一度お洗濯すると生地の柔らかさを感じて頂けると思います。
色落ちはというと...

店頭にてご覧頂ける穿き込みサンプル。
このように綺麗なアイスブルーとなっていきます。革パッチも比例してアメ色に。
パッカリングも洗濯、乾燥機によって徐々に出てまいります。
林師匠も仰る通りでよく穿いて、よく洗う事でこのような色落ちが実現する訳です。
やはり作業着といえど、しっかり洗った方が清潔ですしね。

そして何と言ってもこういう太めのパンツにはブーツを合わせてみたくなるのが男の性っちゅーやつですよね!

こんな感じでハードな印象のワークブーツも、711なら靴だけが浮いてしまう事もありません。裾幅が細めのパンツだと、どうしてもパンクスみたいになってしまいますから。。。

最近よくやるBARACUTAG-9×RESOLUTE711。短靴にも合わせやすい。
BARACUTAはイギリスものですが、細畝のコーデュロイがアメリカっぽく、50年代のシルエットのアーカイブですので、ジーンズも当時を意識して太めにロールアップしています。ヨーロッパものをアメリカっぽく着るという発想のもと、スタイルを組んでいます。

自分なりにテーマを持ってスタイリングするのは楽しく、服ばかりではなく色んな場面でこのような発想で取り組んでいけたらと思います。
個人的に710や712と比べてスタイリングの幅が広いのが711の魅力だと思います。
細身のものも良いのですが、ジーンズは細いから良いのではなく、何にでも合わせやすいから良いのです。
皆さんの普段の服装に、自分らしく取り入れてみて下さい。

この記事を書いた人

坂口

ZABOU大阪店のスタッフ坂口です。
皆様のご来店を店頭にてお待ちしております。