インポートものの魅力は何と言っても色づかいや構造にあるでしょう。日本人が洋服を着るようになってからまだわずか100年そこそこ。DNAがちゃいます。誤解があってはいかんのであくまでもドメスティック、インポートそれぞれに一長一短がある訳でございまして自分にとって良いものが良い訳です。世界中どこに行ってもほとんどの人は被服を身に纏っています。一部裸族がいらっしゃいますが彼らとて装飾品は身につけておりますから。
以前書かせて戴いた事があるかもわかりませんが、僕がインポートものに夢中になったきっかけは学生時代にアルバイトをしていた某セレクトショップです。もう完全なファッション・ヴィクティムですわ。寝ても覚めても服・服・服の毎日で考えてるだけでウキウキと楽しくなっちゃう。これとこれをこう合わせてとか。今度はこれ買おうとか。しかし、同じ身長の人よりもやや腕が長いためドメスティック製品は袖丈がいつも短くなってしまいます。袖丈を除けばMサイズが理想なのにLサイズの袖丈がピッタリ。いつも悩みの種でした。
そんな中(確かアイクベーハーのシャツだったと記憶してますが)首回りと袖丈がいろいろ選べるのに出くわして、理想のサイズに出会えてびっくりしたのを憶えています。それからというものはインポートに夢中になりL.L.Bean(当時はメール・オーダーでしか買えなかった。)を個人輸入したりして密かに自分の願望を満たしておりました。今なお、インポートものに魅力を感じてしまうのもそんな経緯があったことは要因のひとつでしょう。
さて今回ご紹介のSteven Alan(スティーブン・アラン) Naval Pant(ネイバル・パンツ)も特別変わってる訳ではまったく無いのですが、やっぱり微妙に違うんです。見た目普通やけど微妙にどこかが違うと。その違いがわかる男になりたいとこういう事でございます。笑 パンツは如何にして綺麗なシルエットを作るかがカギで、デザイナーやパタンナーそして工場の職人さんまで腐心して努力の結果出来上がります。
このパンツは前身頃と後身頃の幅の違いや股の部分にマチを付けることによって腿から裾まで真っ直ぐなラインを描きよるところ(より人間の体にあわせた立体的構造)やウォッチポケットのファスナーやらちょっと変わったボタンやら股上の具合やらetc。もちろん既製品ですからすべての方に対応し得る訳ではありませんがおよそは美しく穿けます。
そして何よりも微妙な色遣い。こういう色は日本のブランドはあまりやらんよなーという色をやらはります。ええパンツやと思います。いっぺん試着だけでもしてみまへんか?よろしおまっせ~!!
モデル:身長176cm 体重63kg サイズ:30インチ着用
Steven Alan(スティーブン・アラン) Naval Pant(ネイバル・パンツ) カラー:サックスブルー、ダークオリーブ サイズ:29、30、31 プライス:¥18,900-
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