こんにちは。
東京店スタッフの小坂です。
そろそろビールの美味しい季節がやってきます。
「いつでも美味しい」とかは言いっこナシです。
この時期はオリオンやらバドワイザーやらを無性に呑みたくなります。
軽い口当たりの一方で、しっかりとホップの香るんです。
これがまた堪らんもので、ついグビグビいっちゃいます。
こんなことだから健康診断で引っかかるんです。
と言う訳で、今回はホップにこじつけてお洋服の話も。
どうぞビール片手にお付き合いください。
お馴染みBARNSTORMER(バーンストーマー)の、 ポーラマックイーンです。
昨年の2月頃に購入し、ちょうど梅雨前くらいから本領を発揮してくれていました。
今年もオリオンの如く旬を迎えましたので、活躍してもらおうと思っています。
活躍の秘訣は生地感にあり。
ホップサックという生地を当て込んだものです。
ホップサックは、文字通りにホップサック(ホップを輸送する際に用いた麻袋)のような生地のことを指します。
ギチギチに撚った(ひねった)細番手のウールを、粗く平織りにしたものです。
ウールを強撚することで麻のような圧倒的な強度と耐シワ性を備えます。
その一方で、粗く平織りにすることで密度を下げていますので通気性抜群です。
「さながらホップサックのようだ!」と、ホップサック生地なんて名前がついているという訳です。
涼しそうでしょう?
実際、これからにお誂え向きですから店頭にご用意しております。
出囃子にホップの話をしたのは、このためでした。
ちょっとこじつけが苦しいですかね。
気を取り直してシルエットについて。
ブランドお得意の流麗なシルエットを存分にお楽しみいただけます。
ヒップから太ももにかけてゆとりを持たせつつも、裾に向けて強くテーパーをかけることで穿き手の脚を劇的に綺麗に見せてくれていますよね。
穿き手の体型の依らないのも一つの良さで、どなたでも格好良くお召しいただけるシルエットです。
緻密に設計されたパターンに裏打ちされた秀逸なシルエットでもって、小坂の鬼のO脚すら無効にしてしまいます。
恐ろしい程の体型補正力です。
ヒップも綺麗にラインを描きます。
大人の方にお楽しみいただくにあたっては、このヒップラインにはぜひともご注目いただきたいところです。
さて、マックイーンを名乗るだけあって、所謂「マックイーンパンツ」の備えるディテールは一通り踏襲してあります。
フロントの持ち出しに、L字のポケット。
サイドのアジャスター。
ヒップポケットはパッチです。
この辺りはマックイーンパンツの必要条件とすら言えるでしょう。
ですが、以下のディテールはバーンストーマー流のアレンジです。
パターンそのものからしてドレスの仕立てです。
パッと見て分かりやすいのはウエストのVカットでしょうか。
全体の仕立てと足並みを合わせるように、裾はダブルで。
バーンストーマーのアレンジの匙加減の絶妙さを随所にひしひしと感じます。
マックイーンの好んだ粋なディテールを踏襲しつつ、ブランドのフィルターを通してブラッシュアップしています。
コーデはこんな感じでどうでしょう。
ホップサックはウール生地ですし、バーンストーマーはテーラーの仕立てですから、クールビズなんかで大活躍してくれそうです。
トップスは信頼と実績のラコステで。
昨年はジャケットと合わせたりしていました。
大人顔です。
ベージュもあります。
ダメ押しにネイビーも。
ついでに、ホップサック生地のマッカッサーもあります。
至れり尽くせりです。
この男前なディテールを、ホップサック生地の快適な生地感でお楽しみいただけます。
何はともあれ、まずは店頭でお試しから。
それでは店頭でお待ちしております。
ありがとうございました。