吊編みとアズマ編み。

先週の金曜日。祝日ですがお休みを頂いて友人のフィジークの大会を見てきました。

ご存知の通りで、僕はヒョロガリ体型なので筋肉とは無縁。見た目からも初対面の人にやっていた部活動を当てられたことはありません（こう見えてサッカー歴15年です）。

友人が出ないと見に行く機会はないので、こういう機会をくれた友人に感謝です。オーディエンス賞というものがあり、これでもかと言うくらい友人のゼッケン番号を叫びました。

シンプルに筋肉凄いし、僕と近しい体型の人も出ており、自分には筋肉が付かないと言い訳をしてきましたが、そんなことないんだなぁと。

少しでも頑張ろうと思いました（浅）

それでは本日の本題へ。

暖かいのか寒いのか難しい日に逆戻りですね。

一度20度近い気温を経験すると寒くても「ニット…？でも気分じゃないな～」なんて思ったり。

そういう時にはスウェットですね。はい。

裏が起毛してなければドライタッチでサラッとしていて、それなりに厚みもあってインナーにシャツを着ても良いし、クルーネックのインナーにジャケット一枚羽織っても良い。正に今何を着るか迷っている方に丁度良いアイテムです。

ZABOUでご用意あるスウェットはこちら。

●BARNS OUTFITTERS（バーンズアウトフィッターズ）　　￥16,500-

それぞれ編み方が違います。

BARNS OUTFITTERS（バーンズアウトフィッターズ）の方は吊編み。SPINNER BAIT（スピナーベイト）はアズマ編みになります。

吊編みとは？

日本の和歌山県にて大正時代から現存する「吊り編み機」を使用しています。

吊編みとはその名の通りで吊りながら編んでいることからその名が付けれています。

その吊編み機で編まれる糸には余計なテンションがかかっておらず、空気を含ませながらゆっくりと編んでいくので着心地はふんわりとして生地はもちっと柔らかいのが特徴です。吊り編み機はその製法の理由から1日に約12～13枚ほどしか生産できません。

アズマ編みとは？

こちらも吊編み機と同じく和歌山県にあるアズマ編み機を使用しています。時代としては70年代初期になります。

こちらも現存する機械の数は少なく希少な織機です。低速編み機(シンカー)と高速編み機の中間に位置するこの編み機から生み出される生地は絶妙な風合いを持ちます。

スピナーベイトのアズマ裏毛のスウェットはループが長く、柔らかさは残しつつもアメリカ綿のようなドライな質感もある独特な雰囲気があります。

BARNS OUTFITTERS（バーンズアウトフィッターズ） TSURIAMI CREW SWEAT

BARNS OUTFITTERS（バーンズアウトフィッターズ）は昔ながらかつ、吊編み機の着心地を活かしたディティールが特徴的です。

ヴィンテージスウェットなどによく見られるVガゼットに広めのリブ。肩は着心地の良いラグランスリーブ。

SPINNER BAIT（スピナーベイト）オーガニックコットン裏毛スウェット

こちらはSPINNER BAIT（スピナーベイト）らしさが詰まったディティールです。

長く着ていっても首が緩くならないように程よく詰まった首回り。サイドにポケットがあるのもスピナーベイトらしく、実際に結構使います。肩はこちらもラグランです。

最後にコーディネートをいくつかご紹介。

それでは今週もご来店お待ちしております！