今週のおすすめ(2023.07.21)

こんにちは。
東京店スタッフの小坂です。

閉店後に大井さんと煙草を吸うのがちょっとした楽しみだったりします。
くだらない話もセットだとなお良しです。

この間のくだらない話(提供:大井さん)は「ZABOUスタッフの喧嘩番付予想」というものでした。
果たして、ステゴロ最強はどのスタッフか。

……大井さん、そんなこと考えながら仕事してたんすか。

議論は圧倒的リーチを誇る本並さん一強ムードで決着しましたが、懐に潜りこめば僕にも勝機はあるはずです。
やってやります。
日頃から渋谷店にお越しくださる皆様におかれましては、篤いご声援のほどよろしくお願いいたします。

さて、そんな出囃子でお送りする「今週のおすすめ」では、こちらをおすすめさせていただきたく思います。

PROPPER(プロッパー)のB.D.U.パンツです。
B.D.U.とは「Battle Dress Uniform」の略称であり、つまるところ「戦闘服」を指します。
これを穿いて本並さんを打倒してやろうという魂胆があることは、皆様にとっては心の底からどうでも良いことでしょうから気にしないでやってください。

ちょっとした余談ですが、このパンツのソースは1960年代の米軍で採用されていたジャングル・ファティーグという軍服にあります。
ちょうどベトナム戦争のあった頃合いですね。
高温多湿なジャングルでの戦闘が想定されたものですから、薄手で破けづらいリップストップ生地の軍服が求められていたわけです。
その需要に応えてくれたのがジャングル・ファティーグなんですね。

ことプロッパーのB.D.U.パンツについてはあくまでタウンユースのためにデザインされたものですが、リップストップ生地、肌との接触が少ないワイドなシルエット等、ジャングル・ファティーグの備えた要件をしっかりと受け継いでいます。

日本もベトナムに負けず劣らずの高温多湿っぷりを見せますからね。
戦場に身を置く予定はなくとも、日本の夏を平和に乗り切るためにはジャングル・ファティーグ、引いてはプロッパーは必要不可欠です。
おまけに、本並さんを相手にしても勝機を見出せる素敵なパンツです(しつこい)。

さて、ここまではプロッパーというよりもジャングル・ファティーグのダイレクト・マーケティングに精を出してきた小坂ですが、あくまでもご紹介したいのはプロッパーです。
というわけで、ジャングル・ファティーグにはない、プロッパー独自の良さを取り上げさせてください。

第一には、コットン100%の生地を挙げましょう。

左:私物の経年変化 右:新品

おおよそのジャングル・ファティーグはナイロンが混紡されていたりするものですが、プロッパーはコットン100%です。
肌触りが良いのが特徴と言っても良いのですが、何につけても経年変化について触れないわけにはいきません。

着用にしたがって色が抜け、パッカリングが出てくると、グッと格好良くなってくれます。
これはプロッパーならではの強みですね。
不思議なことに、コットン100%のジャングル・ファティーグは滅多に見かけません。
実物ならまだしも、現行品にも見られないのは何故なんでしょうね。

第二にはこなれた価格を挙げましょう。

やっすいです。
お値段なんと9,900円(税込)。

果たしてメーカーさんはどうやって利益を出しているのか。
気になるところですが、つついてみたら真っ黒な部分が出てきそうなくらいなのでそっとしておきます。

僕も一人の消費者として洋服のお値段については考えるところがあるものですが、やはり、安ければ安いほど良いですからね。
真っ黒な部分がないことを信じて、メーカーさんには足を向けないようにして寝ようと思います。

第三には展開を。

ショーツも展開してくれています。

リップストップ生地というだけでも涼しいのに、ショーツなんか展開されたらまいっちゃいますね。
コイツが最強じゃないですか。

実際、かなり最強なもので、ここ最近は登板回数がかなり増えてきました。
店頭ではデニムの穿きこみ企画を推し進めているのですが、通勤、退勤時はおおよそコイツを穿いています。

ショーツを穿いて本並さんに戦いを挑むことも考えましたが、防御力ではフルレングスのものに劣りますから考えものですね。
本並さんにショーツを穿いてもらいましょうか。
ステゴロに用事のない皆様におかれましては存分にショーツの涼しさをお楽しみください。

それでは店頭でお待ちしております。
ありがとうございました。

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小坂

東京店スタッフの小坂です。
168cm 54kg、体型の近い方はサイズ感についてのお問い合わせもぜひ。
店頭でお待ちしております!