月いちコラム 文月(ふみづき)

盛夏の候、皆さまにおかれましては、ますますご清栄のこととお慶び申し上げます

さて、文月(7月)になりました。

早速ですが今月のダイジェストです。

【BARNS OUTFITTERS(バーンズアウトフィッターズ)プリントTシャツフェア】

東京発のアメカジブランド「BARNS OUTFITTERS(バーンズアウトフィッターズ)プリントTシャツ フェア」を開催させていただきます。

夏場はどうしても着るものが限られますので、1枚と言わず数枚はプリントTシャツも押さえて置きたいところですよね。サラッと着れて尚且つお洗濯にも丈夫なTシャツがご機嫌ではないでしょうか。実際にお店でご覧いただき手にとってその感触を確かめてくださいませ!

とき:期間:7月1日(土)12:00~9日(日)19:00まで
ところ:全店舗同時開催(WEB SHOP含む、WEBでは24時間いつでもご利用いただけます)

昨シーズンよりお取り扱いをスタートさせていただきましたBARNS OUTFITTERS(バーンズアウトフィッターズ)
1960年代頃のアメリカの乾いた空気感を和歌山の吊り編みなどを中心に日本製の丁寧な物造りで30年以上に渡り作り続けています。そんなブランドがもう一つ得意としているのがプリントTシャツ。プリントは全てがブランドのオリジナルデザインで、アメリカ古着やスーベニアTシャツにありそうなグラフィックをBARNS流で表現しています。もちろんプリントデザインだけでなくどれも生地にも拘った物で、ブランド人気のタフネックシリーズや、新作のリンガーTなど種類豊富にご用意させていただきますので、是非ともこの機会にご覧くださいませ!

【JAMES GROSE(ジェームスグロース)オーダーフェア】


JAMES GROSE(ジェームスグロース)オーダーフェア
とき・ところ
7/13(木)~7/17(月) 大阪店
7/20(木)~7/24(月) 渋谷店
7/27(木)~7月31(月) 銀座店


~JAMES GROSEとは~

1876年に創業した名店「James Grose」、そして、その自社ブランド「Jagrose」(ジャグロース)。 その名店「James Grose」は、多くのモータリスト、モーターサイクリスト達のバイクライフを支え、ウェアをはじめ、パーツなども取り扱うリテーラーとして後に発展していきました。
その名は、50-60年代イギリスの代表的な2輪誌の一つである「The Motor Cycle」誌の広告でも頻繁に目にするほど、メジャーなストアでした。
1950年代には2輪・4輪関連の品に加え、英国を代表するスポーツであるクリケットを始めとするスポーツ用品全般、アウトドア用品も取り扱い、人々の生活を豊かにする「レジャー」に関する プロダクツが揃うデパートメント・ストアとして親しまれました。ロンドンの中心地で長らくランドマークとして君臨しましたが、英国全土を覆った経済停滞の波には抗えず、惜しくも1971年 にその歴史に幕が降ろされました。
その100年近い歴史を誇った「James Grose」が、2016AWに復活しました。
元となった工場に保管されていた1着のヴィンテージ。それは1950年代という昔の製品にもかかわらず、素材の質の高さやなど非常に完成度の高い製造技術でした。 今ではそんなアーカイブのディティールを踏襲しながら、モダナイズされたシルエットが特長のライダースジャケットをリリースしています。

今年も開催させていただきます!「JAMES GROSE(ジェームスグロース)オーダーフェア」なんか良い革ジャンがないものかとお探しの貴兄には朗報でございます。まずはオンラインでラインナップをご覧くださいませ。良さそうなのが見つかりましたらご足労をお掛けしますが、開催期間中にお店に試着をしにいらしてください。(各店舗ごとに開催期間が違いますのでご注意くださいませ。)実際にお店でたくさんのサンプルをお召しになられて、これぞというアイテムを選んでご注文くだされば、この冬にはご機嫌で革ジャンがお召しいただけるという段取りでございます。是非ともこの機会にご覧になられるだけでもいらっしゃってくださいませ。

「JAMES GROSE NEW MANILAのエイジング」

昨年購入して、約半年間着込んだらこうなりました。着込めば着込むほど味が出て参ります。これが革ジャンの良いところですよね。今年もガンガン着まくってもっともっと柔らかく、雰囲気の良い仕上がりになると思うと楽しみでございます。

普段着としてカジュアルに合わせるのも良し。ドレススタイルの外しとしてもオススメでございます。皆さまそれぞれ思い思いのコーディネイトでお楽しみくださいませ。まさに一生モノのレザージャケットをお買い求めいただけるチャンスでございます。
たくさんの種類を一堂に介して見ていただける機会はあまり多くありません。是非この機会に手に取って、ご試着をしながらお楽しみください。

革のメンテナンスにつきましても、ぜひご相談くださいませ。お手入れの方法から保管方法までご提案させていただきます。
JAMES GROSEの魅力につきまして、会期に向けてブログやSNSで随時ご紹介させていただきますのでどうぞお楽しみに!

皆さまのご来店をスタッフ一同心よりお待ち申し上げております。

【イタリア出張報告】

「イタリア出張」行って参りました〜!前回行ったのが、2013年だったのでちょうど10年ぶりでございました。久しぶりのPitti Uomo(ピッティウォモ)でございます。Pitti Uomo(ピッティウォモ)はイタリアのフィレンツェで開催されるメンズウェアの業者向け展示会で、年に2回(春夏コレクションと秋冬コレクションが)世界で最も早く開催されます。この展示会では次のトレンドや新しい情報が飛び交いますのでとても勉強になります。Pitti Uomoのことは皆さまもニュースなどでご覧になられた方も多いと思いますが、会場ではたくさんのカメラマン(パパラッチ)が待ち構えてて世界中からやって来るお洒落ピープルを撮影しまくっています。その熱気たるや素晴らしく、皆競い合ってお洒落を楽しんでいる模様が窺い知れます。展示会の内容としましては、衣類が中心ですが、靴やバッグやネクタイなどの小物に至るまで身の回りの装飾品も含め、世界中の出展者が自分達の自慢の商品を雰囲気良く並べておりますので見応え充分でございます。(825ブランド 11900人のバイヤーが来場。繊研新聞調べ。)出展者の多くはイタリア国内からが多く、やはりイタリアと言えば、革製品とか手作業で作るニットやスーツ、シャツなど数え上げると枚挙に暇がないほどでございます。そしてそれぞれに熟練の技がありますので、一つ一つの品物の仕上がりがとても素晴らしいのです。しかしお値段もそれに伴って素晴らしいため中々簡単には仕入れられないのでございます。展示会では色々と皆さまの目となり、手となり、足となって色々と見て回り、何か良さそうなものがあれば皆さまにご覧いただきたいとの思いで商品を探します。今回はPitti Uomoの開催地はフィレンツェという土地柄もあって、トスカーナ地方の特産と言えば「革製品」と思い、レザージャケットを探しまくって、これはいいんじゃないというメーカーで買い付けました。メーカーさんと色々と打ち合わせをさせていただき、試着もしまくって仕様なども確認しながら話を進めました。入荷までは時間を要しますが、入荷しましたらしっかりとご紹介させていただきますので乞うご期待でございます。それからナポリのスカーフやネクタイを扱っているメーカーさんで巻き物を少々買い付けてございます。こちらもペイズリー柄のスカーフでZABOUでも馴染みのあるバンダナと同じ柄でしたのでコーディネイトに用いていただきやすいと思います。小紋柄なども複数柄ご用意致しましたのでこちらも入荷次第ご紹介させていただきますね。今回のPitti Uomoで参考になったのは、春夏の素材をうまく利用して、着心地だけでなく快適に着れる普段着を追求してるのを目の当たりにしてきましたので、2024年ZABOUの春夏コレクションを構成して参りたい所存でございます。早速行動開始しておりますので、年明け辺りからボチボチとご用意できるのではないかと思います。以下はPitti Uomoの展示会の会場とフィレンツェの街並み、その後移動してミラノにまいりましたので、ミラノのショツプや街の景色をサラッとご覧いただけましたら幸いです。

もし何か気になることやご意見、ご質問などございましたら、遠慮なくお申し付けくださいませ。

今月も一生懸命頑張ります!梅雨が明けて、これからどんどん暑くなりますが、どうか皆さま、くれぐれも体調を崩されませぬようご自愛のほどお過ごしくださいませ。

店主敬白

この記事を書いた人