迫る夏のボトムス戦線!対抗はこれで間違いなし!

こんにちは。
東京店スタッフの小坂です。

皆様もご覧になったことと思いますが、波乱ムードの天皇賞(春)にはヒヤヒヤしましたね。
2頭が競走中止になるようなレースは珍しい気がします。

そんな中で勝利をもぎ取ったのは、順当にレースを進めたジャスティンパレス。
やはり、正統派の競馬をするルメールは強いですね。

余談ですが、タイトルホルダーに夢と初任給の全額を託していた(嘘)僕の今月の生活も波乱ムード。
NHKマイルCの馬券を的中させて、順当な生活を取り戻したい所存です。

さて、競馬脳も程々に、今回はリゾルト711をご紹介させていただきます。
ずばり、そろそろ気になってくる「夏に穿くボトムス、何が良いの?」問題に対する解答の1つが711なのです。

皆様の本命◎であろうショーツが軸となることは間違いないですが、711も対抗○として充分な力を持っています。
ヒモに入れておいて損はないでしょう。

これからは、僕が711をヒモに入れた理由について、展開予想も交えながらお話させていただきます。
お読みいただけた暁には、皆様も711をヒモに入れたくなること請け合いです。

穿ける時期が長い

まずはコレです。
とりもなおさず、僕の展開予想をお聞きください。

6月上旬から9月下旬までの長距離を制するタフネスを求められる過酷なレースですから、ボトムスの適性が試されます。
通気性の悪いボトムスは出足がつかないことでしょう。
本命◎のショーツは、後ろで控える形でレースを進めます。

そこでハナを切るのが711です。
薄手のチノパン等、他の有力どころが競りかけてくるでしょうが、そこは地力の差でハナを死守してくれます。

塊加減の陣形を維持したまま中盤(7月中旬)まで向かいますが、最終コーナーの手前からショーツがじわじわと進出。
2012年菊花賞のゴールドシップを思わせる超ロングスパートでもって、711のリードを縮めにかかります。

最後の直線(8月下旬)に向く頃には711とショーツとの差は2馬身程度。
その頃には他のボトムスはバテバテでしょうから、実質的には711とショーツの一騎討ちです。

711にも鞭が入りますが、余力を残したショーツの末脚は衰えを知らず、最後の1ハロンで711を捉えきるでしょう。
そこから徐々にリードを広げ、1 3/4馬身差をつけてショーツが一番に入線。
惜しくも逃げ切りとはいかなかった711ですが、後続とは充分なリードがあるはずです。

流石に夏への適性はショーツに一つ劣りますが、期待に応えた順当な好走と言えるでしょう。
何より、中盤以降のロングスパート一本勝負のショーツと比較して、711は序盤から見せ場がたっぷりなのです。

僕の完璧な展開予想をご覧いただいたところで、続いては、711の夏への適性の高さの理由を探っていきましょう。

夏への適性

第一に、生地の厚みが挙げられるでしょう。
リゾルト産駒はレギュラーオンス(10~14oz)に類されます。
代表的な産駒である710はレギュラーオンスの中では比較的厚みのある14ozですが、711はそれよりもやや薄い13.5ozの生地を採用しています。
店頭に並ぶワンウォッシュの状態ではその差を感じづらいですが、プール調教(洗濯)を重ねることで柔らかみを帯び、0.5ozの差は顕著なものとなります。

第二に挙げたいのはシルエットです。
細身のシルエットが産駒の全体的な特徴ですが、711はその中では比較的大柄と言えるでしょう。
太腿の辺りにゆとりがあり、膝下からはテーパードがかからずにストンと落ちるシルエットです。
肌との接触が少ないので、汗ばむような夏日でも通気性が保たれて、折り合いのついた穿き心地を維持します。

第三には、股上の浅さを挙げましょう。
実のところ、第一、第二で挙げた要素は今年のリゾルト産駒である714も満たします。
714も夏への適性を見せるわけですが、それでも今回の対抗○に711を挙げたのは、この要素が適正の高さに寄与するところが大きかったためです。
股上の深いボトムスは、腰周りをタイトに締めつけます。
それ故に空気の逃げる余地が少なく、とてつもなく蒸れるのです。
高いフィッティングを実現する等のメリットは多数ありますが、夏への適性を至上とする今回のレースでは不利に働きます。

この3本の柱が711の夏への適性をどっしりと支えているのです。
それでは、最後にパドックをご覧いただきましょう。

パドック

今回は711の中でも特に有力となる2本をご紹介いたします。
どちらも個性がありますので、お好みの711をお見立てくださいませ。

ハナを切るのは変わり種のこちらです。

711としてはやや小振りな個体です。
スタッフ小坂のジャストサイズであるW28からサイズダウンして、W27を着用しています。
腰周り、太腿のフィッティングは比較的タイトになりますが、710ほどタイトではありません。

スタッフ前田厩舎の所属でしたが、1ヶ月前にスタッフ小坂厩舎に転厩。
具体的な着用年数等は伺えていませんが、既に仕上がっていることから歴戦の古強者と推測されます。
以下も小坂調教師の談。

極限まで削ぎ落した体躯に、鬼が宿る。小振りながらもタフネスを備える様はライスシャワーを偲ばせますね。表情のない色落ちですが、全体的に綺麗な青みを帯びており、トップスを選ばない汎用性の高さがウリです。サイズダウンによるフィッティングのタイトさ、それによる肌との接触の増加を不安視する声をありますが、太腿にも生地を握るほどのゆとりがありますし、膝下のゆとりはそれ以上なので、充分に夏への適性の高さを見せてくれていると思います。

コメントにある通り、表情には乏しい個体ですね。
しかし、小坂調教師にはややタイトなサイズ感なので、これからの調教次第ではヒゲやアタリが比較的強く出てくるはずです。
仕上がってこそいますが、まだまだ成長の余地を残しますね。

711としてはコンパクトなシルエットなので、ボリュームの控え目なシューズと特に相性の良い個体でしょう。
シューズとの兼ね合いで、ロールアップするか否かを決められる絶妙なレングスも秀逸です。

トップスのボリュームも程々に、全体的な折り合いを重視しています。
先のコメントにもあったようにフィッティングへの不安視もあることでしょうが、実際に着用してみると、さしてタイトさは感じません。
腰周りについては710をジャストサイズで穿いた時のような感覚に近しいものがあります。
しかし、太腿には710よりもゆとりがありますし、膝下に限っては710と比較にならないゆとりを感じます。
他にないシルエットになるので、ベーシックなリゾルト産駒を一通り所有していらっしゃる方は新たな選択肢として711のサイズダウンをご検討してみてください。

さて、続くは凄まじい1本です。

こちらは非常に大柄な個体ですね。
スタッフ小坂のジャストサイズであるW28から2サイズもアップして、W30を着用しています。
全体的にゆとりのあるシルエットになりますが、野暮ったさのないところにリゾルト産駒としての矜持を感じます。

ボス谷川厩舎による丹精な仕上げが窺える珠玉の1本。
こちらは渋谷店頭でサンプルとして展示しておりますので、サイズの合う方は是非ともお試しください。
小坂調教師にコメントを伺いましょう。

夏への適性はずば抜けていますね。綺麗な色落ち、ゆとりがあり、肌への接触の少ない着用感、乾燥機を多用したことによって生地が薄くなっているので、711のライトオンスぶりに拍車をかけています。レングスが絶妙ですね。36を詰めて、34相当にしていますが、僕が穿く分には全体的なボリューム感に見合ったクッションで、バランスもとれています。何につけても、非常に素晴らしい1本です。夏の大本命として、ショーツにも何ら見劣りしない活躍が期待できるはずです。

素晴らしい色落ちです。
透明感のあるアイスブルーで、これこそが夏への適性を担保する要素として大きなものでしょう。
アタリが出ていますが、主張の強いものではないので、トップスとの折り合いを欠くものではありません。
生地が薄く、着用にあたってのストレスをまるで感じません。

全体的なボリュームに合わせて裾をクッションさせるのが良いと思いますが、大きくロールアップして踝を露出させると抜け感を演出できて可愛らしいと思います。
この辺りの調節の具合に穿き手の力量が現れます。

小坂調教師も余裕を感じさせる表情です。
この個体に全幅の信頼を寄せていることが窺えます。
それなりにボリュームのあるボトムスですので、トップスにもある程度のボリュームが欲しいところ。
スキッパーポロを配して、余裕のある大人の装いを演出しています。
この余裕から察するに、タイトルホルダーではなく、ジャスティンパレスを軸とした3連単に初任給の全額を託していたパラレルワールドの小坂調教師なのでしょう。

さて、展開予想、その裏打ちとなる711の特徴からパドックまで、ボリューム満天のブログにここまでお付き合いくださり、ありがとうございます。
ここまでお読みくださったならば、711をヒモに入れるに最もな理由があることもご納得いただけたことでしょう。
競馬の展開予想はからっきしな僕ですが、今回については自信をもってご案内させていただきました。
是非、適性の高い711を対抗○としてみてください。

それでは、店頭でお待ちしております。
ありがとうございました!

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小坂

東京店スタッフの小坂です。
168cm 54kg、体型の近い方はサイズ感についてのお問い合わせもぜひ。
店頭でお待ちしております!