アンティークウォッチのすすめ

皆さまこんにちは。ZABOUのオッサンでございます。ただいま開催中の「アンティークウォッチフェアThe決算セール」はお楽しみいただけてますでしょうか。

本日は「アンティークウォッチのすすめ」と題しまして、もう少し掘り下げた内容でお届けしたいと存じます。

ひと言で「アンティークウォッチ」と申しましても型やブランド、価格や古さもピンからキリまで。またデザインもその時代の流行など多種多様でございます。たくさんのメーカーからたくさんのデザインが出ておりますので、どんな基準で選んで良いのやらちょっぴり難しいのではないかと思います。しかしながら、難しく考えても答えはなかなか出るものではおまへん。投資価値と考えてしまうと選択肢が限られてしまうので、本来の純粋な選び方を忘れてしまうのではないかと思うのです。やはり洋服と同じく、自分の好みで選ぶのが一番かと存じます。アンティークウォッチの魅力は、今ではコストが掛かり過ぎて作れないものや、凝りに凝ったデザイン、文字盤や針、インデックス(1から12までの時標)に至るまで、当時の流行りがビッシリ詰まった内容が、比較的安価で手に入れられることでございます。また機械時計(クオーツでないもの)は小まめにオーバーホールやメンテナンスを施しますと約100年は保つと言われておりますので、とても価値のある代物だと思います。またファッション(お洒落)のツールとしては最適なアイテムだとも思うのです。アクセサリーを身に纏わない方でも腕時計はされると思いますので、お洒落小物としては最高の演出をしてくれるのではないでしょうか。また着けておられる腕時計で、その方の好みの一遍を垣間見れる気がして、その類推も近からずとも遠からずな感じでおもしろいと思うのです。腕時計はその方のルーツを知る手がかりのひとつとしてある程度参考になるかと思います。特にアンティークウォッチがお好きな方は個性的な方が多いのではないでしょうか。現在流通しているものではなく、古着と同じく、数ある中からの自分らしさを見つけるのが楽しいからだと思います。アンティークウォッチは最高のアクセサリーとして個性を演出してくれる素晴らしい相棒になるかと存じます。ぜひともこの機会に実際に手に取ってご覧になってみてください。きっと素敵な出逢いが待っていると思いますよ。

多くを語る必要のないアイテム「ROLEX」。なかでも今回のAir King(1968年製)はシルバーダイヤル(銀色の文字盤)でございます。Air KingはROLEX社の中でも最古のペットネーム(愛称)として親しまれてきましたが、2014年にその姿を消すことになりました。すっきりとした印象で本来の機能を追求した銘品でございます。洋服もドレス、カジュアルともに併用可能でシンプルな中にも存在感たっぷりでございます。

引き続きこちらも「ROLEX」OYSTER DATE 手巻 1953年製のBOYSモデルでございます。ケース幅が通常の34㎜よりも小さく30㎜と小ぶりなサイズでございます。腕の細い方や女性の方でもバランスの良い大きさです。1926年に開発された世界初の完全防水ケース「OYSTER」を採用。上品なインデックス(時標)が黒の文字盤に映えます。一日に一度巻き上げる手巻きの良さもアンティークウォッチならでは。

言わずと知れたmust de Cartierでございます。通称マストシリーズの「TANK」として親しまれているデザインでございます。「TANK」は第一次世界大戦中1917年、パリの解放を記念しTANK(戦車)を模してデザインされた逸品です。皆さま、ぜひともこの機会に奥さまや彼女さまに贈って差し上げてくださいませ。

SEIKO 5(セイコーファイブ)のダイバーズウォッチ。ウォータープルーフ70。
ヘビーウェイトなスタイルでカレンダーも曜日付き。秒針が朱赤色でコックピットにいるかのようなデザインが当時の主流だった。ステンレススチールのベルトも当時のオリジナル。黒くて太い…腕にはぴったりのデザインでございます。こんなゴツゴツを見せられた日にゃ濡れちゃうわよアータ。

TUDOR(チュードル、チューダーとも言う)のOYSTERでございます。ROLEXの弟分としてその存在感をあらわにしてきたブランドでございます。OYSTERケースはROLEXと同じくのものでございますゆえまったくと言って良いほど見劣りしません。しかもコチラは文字盤のTUDORの冠の上に薔薇のアイコンを配した「小バラシリーズ」でございます。インデックス6のところにスモールセコンド(秒針)をあしらったスモセコ好きにはたまらない仕様になってございます。大学教授のような井手達(いでたち)にはぴったりのアンティークウォッチでございます。

他にもオススメしたいものはあるのですが、続きは店頭にて...。皆さまのご来店をスタッフ一同こころよりお待ちしております。

この記事を書いた人