今年の夏はBARNSTORMER(バーンストーマ―)のこれ穿きたい!/リング製 Irish Linen 2Pchinos

皆さまこんばんは、大阪店スタッフの高橋です。

先週の木曜日より大阪店にてスタートしております、
『BARNSTORMER(バーンストーマー)23SS POPUP SHOP in OSAKA』

土曜日・日曜日にはブランドディレクターのモンローさんにお越し頂き、店内は大盛り上がりでございました。
イベントは3/5(日)までの開催となっておりますので、引き続き皆さまのご来店お待ちしております!

●春夏用バーンストーマ―を買う!?

きたる2023SSへ向けて、着々と洋服を買っている私ですがパンツはまだ購入していませんでした。
せっかくのポップアップ期間中、買うならバーンストーマ―の一択でしょ!

という事でいかにもらしいバーンストーマ―のこちらのモデルの購入を検討しています(笑)

BARNSTORMER(バーンストーマー) リング製 Irish Linen 2Pchinos

バーンストーマーのドレスチノの代名詞でもあるマッカーサー2をベースにさまざまなブランドとコラボする「マッカーサープロジェクト」

こちらは、1954年に大阪で創業した日本国内随一のスーツファクトリーブランド「リングヂャケット」とのコラボレーションモデルとなります。

昨年はリングヂャケットとのコラボレーション第二弾ということで、
イタリアの有名な生地ブランドDUCA VISCONTI(デュカ ヴィスコンティ)のコーデュロイを使用したモデルを展開させていただき、大変ご好評でございました。

今回はコラボレーション第三弾としまして春夏生地の『リネン』で製作。

ただこのパンツ、リネンといってもこれはただのリネンじゃないんです。

使用している生地はSpence Bryson(スペンスブライソン)社のIrish linenアイリッシュリネン)100%
普段スーツやジャケットをよくお召しになる方であれば既にご存知かもしれませんが、少しご説明をさせていただきます。

Spence Bryson(スペンスブライソン)とは、

美しい光沢と風合いから世界最高のリネンと称される、アイルランド製の『アイリッシュリネン』の生地メーカー。

その真の品質の良さから英国王室で重用され、世界のファッション界でもリネンといえばスペンスブライソンと代名詞を付けて語られるほどです。

同社は1891年創業で、古来よりリネンが根付いた場所であったアイルランド島北東部に位置するアルスター地方に設立されました。時を同じくして1880年設立のアルスターウィーバー社もリネンの産業化を推進し、スピニング、ウィーヴィング、ダイイングとフィニッシィングを自社一貫で行い、アイリッシュリネンサプライヤーとしての地位を築きました。そして1992年両社統合の末、今では数少ない世界的なアイリッシュリネンメーカーとなりました。

スペンスブライソンは全て100%アイルランドのリネンを使用し、生地を作っています。

●シルエット

ベースはマッカッサーⅡになりますが、パターンは少し異なります。

リングジャケットコラボ特有のマッカッサーⅡに比べて股上が深めにとられており、裾に向かってテーパードが効いたシルエットとなります。

※着用はサンプルサイズ48を着用、Lサイズ相当になります。

ワンサイズ大き目での画像にはなりますが、それでツータックによる腰回りの広がりから太もも・裾へ向かっての美しいラインは損なわれていません。
コットン素材とは異なりリネン特有の生地の広がりが出ますので、見え方は少し太くなります。

個人的にこの太さがツボなんですよね、、、

ちなみに私(身長170cm/体重68㎏)のジャストサイズはマッカッサーⅡ・ノープリーツ/ツープリーツであればジャストはLサイズ、ドレスファティーグでMサイズ、マックイーンでMサイズとなります。

●生地感

前述の通り、アイリッシュリネン100%を使用。

厚みのある生地感の為、生地にハリ感が出てラフな印象になり過ぎずジャケットスタイルにもバッチリ合います。
モンローさん曰く、バーンストーマーのパンツを生産する上でリネン素材は生地の厚みや斜行(捻じれ)の問題で作るのは難しく、中々製品化に至らなかったのだとか。

またリネンは素材の特性上、しっかりした繊維でできているので、生地が丈夫で耐久性にも優秀。
水に濡れるとその強さがより一層増すので、繰り返しのお洗濯にも強く、長く穿いていただけます。

強撚糸を使用しているので肌当たりはドライタッチとなりますので汗をかいても張り付かず清涼感が保てるのもリネンの良いところ。

日本の高温多湿なジメジメとした夏だからこそリネンはオススメなのです!

リネンはシワになりやすいというポイントが良くマイナスな点で挙げられますが、
個人的にはこのシワがあるからこそリネン生地の風合いがより出てくると思います。

他の素材と比べて弾性(外からの力によって形を変えたものが、その力が無くなった時元に戻ろうという性質)が弱い為、洗濯機で脱水まで終えてそのまま乾かすと普段以上のシワが入ってしまいます。
流石にそれだとだらしなく見えてしまうのである程度のアイロンによるプレスも必要(あて布必須です!)ですが、綺麗にした状態から穿き込んでいく上で現れるシワに関しては身体の動きに沿った自然なシワなので、上品な雰囲気の中にもカジュアル感が出て良いんですよね、、、

さり気ないシワを愛していけるのもリネンパンツならではではないでしょうか?

●スタイリング

その1

●アウター PROPPER(プロッパー) サイズ:S/R ¥9,900-
●シャツ SERO(セロ) サイズ:15 ¥13,200-
●パンツ BARNSTORMER(バーンストーマー) サイズ:48 ¥44,000-
●シューズ G.H.BASS(ジーエイチ・バス) サイズ:US9.5 ¥28,600-
モデル 身長170㎝ 体重68㎏ 足のサイズ約27.5㎝

こちらは普段のZABOUSTYLEでもよく登場するプロッパーのジャケットにシャンブレーシャツの合わせ。

いつもなら合わせるパンツはマッカッサーかノープリーツ、ツープリーツチノになりますがあえてのリネンを穿く。
リネンのパンツに抵抗があったり、どうやってスタイリングを組めば良いのか分からないなんて方は、
普段カーキやベージュのチノパンを穿くときのコーディネートに素材を変えてみると比較的取り入れやすいですよ!

その2

●トップス Saint James(セントジェームス) サイズ:T5 ¥13,200-
●パンツ BARNSTORMER(バーンストーマー) サイズ:48 ¥44,000-
●シューズ G.H.BASS(ジーエイチ・バス) サイズ:US9.5 ¥28,600-

トップス1枚で過ごせる時期がくれば、リネンが大活躍します。

サマーリゾート感溢れる爽やかなパンツを夏に着るならトップスも爽やかにいきたい所。
生成り×ネイビーのセントジェームスではなくいかにも夏らしい白×ブルーのボーダーを合わせてみるのは如何でしょうか?

●裾について

通常展開しておりますマッカーサー同様、裾はフラシ(裾未処理)仕上げとなります。

ですので、長さはお好みで仕上げて頂く事ができ、裾の始末もタタキ仕上げやスラックスシングル、ダブル仕上げなど普段のスタイルや合わせる靴にあった仕上げが可能となります。

ZABOUでは裾上げも承っておりますのでお気軽にお問い合わせください
。詳しくはこちら⇒【裾上げのご案内

シングル仕上げ(タタキ/スラックスシングルどちらかお選び頂けます)
ダブル仕上げ

●購入方法

こちらの商品はPOPUP SHOP限定のモデルとなりますので、3月5日(日)19:00までの期間限定お取り扱い商品です。
またご予約商品となりますので、お渡し時期は3月中頃となります。

気温も上がって丁度良いタイミングでお届け出来るかと、、、

現在、大阪店での開催となりますのでサンプルを1つご用意しております。
生地感やサイズ感を是非お確かめください!

WEB SHOPをご利用のお客様でサイズ感やディテールでご不明点等あればいつでもご連絡ください!

3/5(日)までその他モデルも多数取り揃えております。
ブランドラインナップはこちら⇒【BARNSTORMER(バーンストーマー)

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テーラリング技術満載で細部のディティールも抜かりない渾身の一本。
ジャケットに革靴に綺麗目なスタイルにはもちろんのこと、普段着としてカジュアルに落としこんだスタイルにも幅広くマッチしてくれます。

是非ともこの機会にお試しいかがでしょうか。

この記事を書いた人

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高橋

ZABOU大阪店スタッフの高橋です。
『TAKE IVY』でここまで大きくなりました、アメトラ大好き青年です。
皆さまどうぞ宜しくお願いします!