私物経年変化レポート、LEVI’S VINTAGE CLOTHING(リーバイス ヴィンテージ クロージング) 1955モデル 501

どーも、どーも。東京店スタッフの大井勇人です。

長年使ったiPhone8からようやく機種変更しましてね、快適スイスイご機嫌でございます◎
ですが機械音痴アナログ人間ですからデータ移行に手こずり、ホームボタンの名残で戻るときに画面下側を押してしまう癖がありますので、早く慣れないとですね。。(スクショの仕方も分からずで大森君に教えてもらいました)

はい、本日はそろそろ皆さまにご紹介出来るくらい色落ちしたな~。ということで私物のLVCジーンズについてお話を。

お店で取り扱うにあたり、スタッフみんなそれぞれ気になるモデル(年代)を試し穿きしたのが2021年の春。そろそろ2年が経とうとしてます。

夏場を除き、着用頻度はだいたい週1。月に1回のペースでお洗濯。(たまにガス乾燥機使用)

そしたらこんな感じです。

しっかり色落ちしてるのが分かりますよね。

リジッド(未洗い)で販売しておりますので、まず始めにお洗濯。

僕は湯船にお湯をためて、30分くらい放置。(ジーンズが浮いてきますから桶と椅子をオモリ代わりにしました)

そこからコインランドリーに行って洗濯&乾燥コース(乾燥は50分)

縮みませた後でもレングスは長かったので裾上げ。裾上げ後も生地(裾部分)を馴染ませるためにもう一度洗濯。(2回目の洗濯は自宅にて通常洗濯+天日干し)

※リジッドジーンズのお洗濯方法に正解はありませんのでご参考までに。

順に見ていきますと、まずはフロント。

始めに穿き込み期間を設けなかったので、ヒゲがくっきりといった感じではなくうっすら。(バキバキがお好みでしたら始めに3ヵ月くらいは穿き込みましょうね)

比べると左側の方がしっかりヒゲがあります。洗濯時はボタンフライを閉じずに開けたまま洗濯しています。

裾は元の仕様と同じく、チェーンステッチ仕様。

チェーンで縫い上げてますので、表情もこの通り。

バックスタイル。ポケットにスマホは入れてません。

紙パッチはまだまだ綺麗な状態。

屈伸運動は多いですが、ハチノスはのっぺり。

始めは毛羽立っていた生地も、毛羽はもう無くなり青みの強い綺麗なインディゴブルー。

モデルのご紹介をすっかり忘れておりましたので改めて。

こちらの1955年モデル(ダブルエックス)は「ヴィンテージジーンズの完成形」とも評され、クラシックな1950年代のバイカースタイルを代表とするデザイン。
そして「XX=エクストラエクシード表記」が終了する1966年までの「ダブルエックスジーンズの最終形」としてヴィンテージ市場でも非常に人気が高い年代のモデルなのでございます。

1955年モデルはLVCシリーズの中でもシルエットは太めで、ややゆったりと穿きたいという方におすすめなモデル。
腰回りに膨らみがあるボックスシルエットで、あえて身体・ヒップにフィットさせない”アンチフィット”と呼ばれる作り。(スリムでスキニーなスタイルとは対照的にゆるめのカット)

細かなディティールうんちくを言うと、フロントのベーシックな5ポケットやバックポケットのアーキュエイトステッチは共通ですが、バックポケット裏の隠しリベット、ブランド印が表記された亜鉛ボタンやリベット、レッドタブに記された大文字のE(ビッグE)に登録商標を示す®がつく両面タブ。この年代から革パッチから紙パッチへと移行、生地はLVCシリーズの中でも厚みがあって毛羽立ちのあるタフな生地(加工されていないキバタ、インディゴの色味も少し深いです)。

正直ヴィンテージには服屋ながらも疎い方で、自分自身さほど関心が強いわけではないのですが、それでもコレは欲しかったモノなので僕はこのモデルを選びました。

忠実に再現し、復刻したヴィンテージコレクション。穿いていて大満足です。

●帽子 COOPERS TOWN(クーパーズタウン)  ¥5,940
●アウター 私物
●スウェット BARNS OUTFITTERS(バーンズアウトフィッターズ)  サイズ:M  ¥14,080
●ジーンズ LEVI’S VINTAGE CLOTHING(リーバイス ヴィンテージ クロージング)  サイズ:W31×L34  ¥35,200
●シューズ 私物
モデル 身長168cm 体重58kg 足のサイズ約26cm

シルエットはやや太めのストレート。
股上も深めで心地いいフィット感。レングスはもう少し長めにしてたのですがガス乾燥機の使用により縮んでしまいました(笑)ご注意くださいませ。。

サイズ感はと言いますと、身長168cm,体重58kgで日頃Sサイズ着用、RESOLUTEはW29がジャストサイズでLVCはW31を愛用。
ウエストは少しゆとりがありますが、ベルトレスで問題なし。例えばRESOLUTEのようなピッタリフィットがお好みでしたらW30でも着用可。

リジッド(未洗い)ですのでお洗濯すると約2インチ縮みます。それを考慮してウエストサイズは通常サイズより上をお選びくださいませ。

LVCは一時ブルガリア・トルコ製など海外生産に移り変わり、また日本で生産(カイハラデニム生地)するようになったのでZABOUでも取り扱いをスタートしたのですが、23SSからまた生地が変わったことなどもあり(501の生誕150周年を迎え、オーガニックコットンへ)今のところお休み。どっちが良いというのは甲乙つけがたいのですが、こればかりはタイミングや縁なのでしょうね。。

※カイハラデニムは国内のシェア約50%、世界中でもトップメーカーとしてハイブランドにも供給しております。そしてリーバイス社でも1973年からデニム生地の製造を続けています。

既にサイズは欠けていますし、再入荷予定もございませんが、気になっていた方や今穿いてるものが気に入ってる方は是非この機会にお試しいただけますと幸いです。
⇒【LEVI’S VINTAGE CLOTHING(リーバイス ヴィンテージ クロージング)

この記事を書いた人

大井

東京店スタッフ。
1993年生まれの関西人。AB型の左利き。
どうぞ気軽にお店へ遊びに来てくださいね!