週刊ZABOU「極めて、スタンダード。/選ぶべき、SERO(セロ)のボタンダウンシャツ」

メンズファッションにおいてカジュアルシャツの代表は、ボタンダウンだと思うのです。
アメリカンカジュアルからトラッド、ストリートまで枠にとらわれない、スタイルによって見え方が変わるのがボタンダウン。

SERO(セロ)のボタンダウンは、極めてベーシック。もう何年もお取り扱いしているのは、その点に尽きます。
元々はアメリカのメーカー。エール大学のすぐ近くにありましたが、90年代に一度消滅。その後日本のメーカーが2000年代に入り復刻しだしたのが事の始まり。
学生でも買い足しが出来る程のリーズナブルなプライスに加えて、日本製になってからは作りが安定し、丁寧なシャツを生産し続けます。

SERO(セロ)ボタンダウンシャツ オックスフォード ホワイト  ¥12,100-

良いシャツの条件。それはキレイに見える襟元。
SEROの襟のサイズは7㎝。ロールは出るけれど大きすぎない絶妙なバランスです。
これならジャケットに負けない、けれども一枚で着た時やセーターとの合わせも綺麗に保ってくれます。

ボタンは8つボタン。第一ボタンを開けた際のバランスも自然でいて、足りないときはもう一個外せばいい。
着こなしによって変化をつけやすいNew Standard。

縫製ひとつとっても丁寧で、細かな仕事の良さが垣間見る。

やや長めの着丈は、タックインしたときも綺麗なバランス。
そして一枚で着た時に様になる深めのスリット。
これ以上ないくらい着やすさを重視したディテールたち。

やはりスタンダードな着こなしが似合います。

●シャツ SERO(セロ) ボタンダウンシャツ オックスフォード ホワイト  ¥12,100-
●パンツ GUNG HO(ガンホー) ファティーグパンツ(ベイカーパンツ) 4ポケット オリーブ  ¥10,780-
●シューズ SOLOVAIR(ソロヴェアー)2EYE CHUKKA BOOT SUEDE サンド  ¥29,700-

真っ新な白のシャツと、着古したミリタリーパンツ。
対称的なこの二つのアイテムも、合わせることによって中和してくれます。

まるで色落ちしたデニムを合わせるような感覚。
古着っぽくなりすぎない、大人のコーディネートです。

足元は英国製デザートブーツで。
黒の革靴も良いですが、サンドカラーのスウェードは足元から良い感じの抜け感を演出してくれます。
淡い色のグラデーションが、春の訪れを一層待ち遠しくさせてくれますね。

SERO(セロ)ボタンダウンシャツ シャンブレー ネイビー  ¥12,100-

こちらは形はそのまま、生地がコットンシャンブレーになります。
少しハードめなアメカジの印象が強いシャンブレーですが、ボタンダウンになることによって、雰囲気もソフトな印象になります。
以下、スタッフの私物サンプルになります。

2年ほどの着用。季節は真夏以外の3シーズン。
随所にパッカリングや退色も見られて、着る度に変化を楽しめます。
生地感は変化しましたが、これだけハードに着用しても、ステッチ一つ切れず、まだまだ現役です。

襟型も皺が寄り、少し丸みを帯びた印象に様変わり。
既製品のシャツでここまで楽しめるものが、一体どれくらいあるのでしょうか。
話は戻りましてコーディネート。

●シャツ SERO(セロ)ボタンダウンシャツ シャンブレー ネイビー  ¥12,100-
●パンツ RESOLUTE(リゾルト) ワンウォッシュデニム 711 デニムパンツ  ¥27,500-
●シューズ Rainbow Sandals(レインボーサンダル) Comfort Classic Expresso  ¥16,500-

シャンブレーはチノや軍パンにも勿論合いますが、、やはり一番はデニムとのグラデーションだと思うのです。

濃紺~1,2年着用くらいの、比較的濃い色目と合わせると綺麗なグラデーションに。
それよりも薄いものとなると、ジャケットなどの羽織の色目とのコントラストが、良い感じに映えます。

靴はヌバックレザーを使用したスリッポン。
粗野な風合いが、アメリカンカジュアルな服装にも落ち着きを与えてくれます。



気持ちよく着られる季節はまだ先ですが、冬はインナーから是非お試し頂きたいシャツ。
きっとこの使い勝手の良さは、2~3枚ストックしておきたい方も多いはず。
自信をもってお勧めするZABOUの定番BDシャツです。
そして、本日14日に欠けていたサイズが再入荷しました。
この機会に是非ともお試しください。

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