こんにちは。ZABOU大阪店スタッフ坂口です。
ここ最近暑さのピークも過ぎ去ったかなぁというところで、あまり遠出はしないですが、お散歩や出勤時を思うとだいぶ過ごしやすくなりました。
てなわけで早速劇場公開中の「孤狼の血 LEVELⅡ」を鑑賞しに。
前作が衝撃的だったのと、今回は原作がない完全オリジナルストーリーという事で、正直あまり期待しないで行きましたが、、、
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度肝抜かれました。
いやいや、まず前作から変わらず「仁●なき戦い」シリーズのオマージュを思わせる編集はもちろんの事、
任侠映画では常連の俳優でさえ、小物扱いする圧倒的悪役:上林(役、鈴木亮平)の登場。
日本映画史に残る悪役を演じてくれと言う白石監督の要望を、見事にクリアしていました。
恐ろしすぎて、映画館でバ●ちびるかと思いました。
主役を喰ってしまう悪役と言うのは、映画では稀に登場しますが、個人的にはクリストファー・ノーラン版バットマンシリーズのジョーカーを演じたヒースレジャーに通じるものがありました。
と、ここまではオタク並の早口で喋ってしまいましたが、まだ観ていない方は是非劇場で。。。なんて簡単には言えない世の中となってしまいました。
まぁ何が言いたいのかというと、男は古いものに惹かれて、時代が流れても憧れ続けるものですが、
現代でも絶えず良いものは生まれ続けていくと。
そして一番難しいのは続ける事。続けていくうちに興味のない周りも巻き込んでいき、一つのムーブメントが起きるという事なんですね~。
繋ぎに少し無理がありましたが、本日は
これまたアメリカはテキサス州にて、30年以上良質なワークウェアを生産し続ける、再入荷したてのこちらをご紹介。
Stan Ray(スタンレイ)ペインターパンツ
こちらはZABOUで言うところの定番商品。僕自身未だに買った日の事を鮮明に覚えております。
あれは確か丁度8年くらい前だったでしょうか…夏が過ぎさ(長くなりそうにないので割愛します)
いつでもあるから…と先延ばしにしがちのアイテムですが、
実は数か月程ほぼ完売状態でした。サイズ欠けの嵐。
ようやく8月末にアメリカから入荷したこちら。
NATURAL、生成りです。生地は程良く厚みのあるコットンドリル生地。洗うと少し軽くなる印象です。
スニーカー同様真っ白はキレイに保たないと汚らしいけれど、生成りだと寧ろ汚れていた方がカッコ良いですよね(坂口調べ)
ガシガシ穿いて汚し甲斐があります。
同パターンのデニムと同じくのご説明となりますが、
本来のワークウェアの用途で使われるSTAN-RAYのペインターパンツですので、
ハンマーループやメジャーポケットなどの、普段着として使うことが100%ないディテール満載です。
まぁそこが5ポケットのジーンズと違って、リアルな雰囲気が楽しめて良いのですが。
トップボタンは最近仕様変更に。
ヴィンテージでも70~80年代に多かった月桂樹ボタン。
燻んだ色味がカッコ良いです。
本気のワークウェアの証「トリプルニードル」
単純に丈夫になります。あと本気臭強くなって僕は好きです。ワークパンツにしかほぼ見られないディテール。
denim同様ホワイトのステッチですが、こちらはボディが生成りになりますのでとてもさり気ない雰囲気に。
今回私はサイズ32でサイズアップして穿いてみました。
再入荷したばかりのガリスのカバーオールと合わせて、米仏のワークスタイルで。
洗うと少しながら縮みが生じるのもこの生地の特徴。とは言えデニム程の縮みは入りませんので悪しからず。
左:未洗い 右ワンウォッシュ
サイズアップしているので、あまり違いが見られませんね。。。
着用感としては、少し小さくなったな、という感触でした!
使用前→使用後。
洗っていくほどにホワイトに近づいていく様は、実に素晴らしく。
denim程のえげつない色の落ち方はしない分、さり気なく2~3年後に「あ、落ちてるなぁ」と感じて頂けるくらいです。
最近また自分の中で再燃しているラッセルモカシンや、あえてのレザーシューズなどと合わせて、
学生時代は財力的に出来なかったコーディネートを楽しんでやろうと思っています。
よく見るとこの身長で本並さんは背伸びしておりました。
定番中の定番商品。
秋冬の服装にも如何でしょうか?