週刊ZABOU「CHAMPION（チャンピオン）T1011/僕らが薦める理由」

ZABOU毎年定番の、夏のCHAMPION（チャンピオン）「T1011」。
自分たち自身も、今まであるのが当たり前になっていたこともあり、中々魅力について深く考えたことはありませんでしたが、
これに代わる何かが見つかっていないのも事実。
改めて、この普通のポケットTが如何に自分たちにとって、必要な存在であるかを考えさせられる出来事となりました。

僕らが薦める理由（1）”米綿100％の頑丈な素材感”

意外と知られていない理由の一つに、この程良く肉厚な素材感があります。
「え？真夏に着るのにヘヴィウェイト？」と考える方も多いのも事実。
肉厚な分、汗をかいても肌にべたつかないという利点があります。
更にこの米綿のドライタッチな素材感は、非常に夏向き。
薄手のTシャツよりも、結果夏はこちらの生地感のものを好んで着ることが多いのです。

僕らが薦める理由（2）”頑丈なバインダーネック”

やはりそれなりの金額を払うのだから、一年に一回買い替えるより、数年着てもヘタらない丈夫なTシャツの方が良いに決まっている。
そんなTシャツあります。こちらのT1011。生地感もさることながら、Tシャツにおいて一番劣化が激しいとされるネックにこそ拘りがあり。
バインダーネックという丈夫なネックに仕上げる事より、首回りの伸びが、通常よりも劣化に強く、2、3年の着用ではびくともしません。
気に入った色があっても、襟元がだらしなくなるのは嫌ですよね？
出来るだけ長く着て頂きたいという思いから、このような仕様になりました。

僕らが薦める理由（3）”詰まり過ぎないネック”

先程ご紹介した頑丈なネックまわりですが、
着用した際のバランスは、程良くリラックス。
しっかりしたネックながら、着用感は本当に”楽”。
毎日着るものだからこそ、ストレスなく着脱できるのも嬉しいですよね。

僕らが薦める理由（4）”今では珍しい丸胴ボディ”

ヴィンテージのTシャツをご存じの方なら、これでないと。。。という方も多いはず。
T1011は脇にステッチが入らない丸胴ボディ。
着た時の体のラインの美しさもさることながら、着心地も格段に上がります。
カットソーはCUT（裁断） ＆ SEWN（縫製）。縫った際のステッチは少なからず肌に当たりますが、
出来るだけ着用した際のストレスがないよう計算された作りとなっております。

僕らが薦める理由（5）”程良い主張の胸のポケット”

何てことないポケット。シンプルな無地Tながら、これだけでも主張してくれ、一枚できた時のバランスも良い。
実際に使うことはないとしても、このディテールがあるかないかで、Tシャツ選びも変わってくるはず。
少し縦長で、バランスがとても良く纏まっています。

僕らが薦める理由（6）”一目で分かる、ブランドを代表するアイコン”

例えば、新しいものを買いに行ったとする。
そこで、分かりやすくかつ主張しすぎないアイコンがあった方が、選ぶ側に立てば良いに決まっています。
もう何十年と変わらないロゴも、ポロシャツのワニや、バスクシャツのネーム同様、歴史に裏付けされた安心感を生み出してくれる。

僕らが薦める理由（7）”豊富なカラー展開”

毎年定番のホワイト、グレー、ネイビー、ブラック。
こちらの4色に加え、毎年シーズンカラーが追加されるのも魅力の一つ。
買い替えで同じものが欲しい。でもやっぱり毎年気分は変えて新色も見てみたい。
そんな当たり前の願望をかなえてくれるのも、定番ブランドの強みの一つです。

今シーズン、ZABOUスタッフはどのような色味をチョイスしたのでしょうか。
実際に見てみましょう。

OXFORD GRAY

「ChampionのTシャツといえばT1011ですわ。しかもグレーが最高です。グレーはこの撚り杢の天竺編みがたまりへん。グレーだけがトップ糸と言われる先染なのでごま塩のような独特の色目になってます。」

「米国のTシャツやスウェットの先染グレーを偏愛して止まないオッサンなのでございます。基本的なコーディネイトはGパンや軍パンを合わせるのが好きですね〜。シンプルイズベスト。」

WHITE

「ヘビーウェイトTシャツの代名詞的な一枚です。
暑い夏にたくさん着るＴシャツは一切気を使わず着れて、ある程度丈夫なものが何枚か持っておきたい。
無地ならもっと安いのでいいじゃんと思うかもしれませんが、着ていくほど良くなる米綿ならではのタッチ、丈夫で中々へたらないネック。私たちはおそらく皆さまより着ている頻度も多いわけですが、まあ丈夫です。
何を入れるだろう？って感じのポケットも可愛らしいじゃありませんか。」

「普通な一枚を普通に着る。でもちゃんとファッションも楽しめている。

私の場合、サイズは決まってＬサイズ。パンツはほとんど太めのものしか合わせませんのでやや大き目くらいが良いバランスなんです。
今年は何かとモノトーンな感じが気分なスタイリング。ホワイトにべたっと黒いボトムスが◎」

NAVY

「僕の中で無地ポケTと言ったらコレかな。
学生時代から飽きずにずーっとコレは着ています。
はて、なんでだろうか？きっかけはZABOUでセレクトしてるからなんですが、もう少し掘り下げて思い返してみると、先輩方がカッコよく着こなしていたからだと思います。それも着飾ることなく普通な感じで、リゾルトやガンホーとかと合わせてました。でもそこからその人のスタイルみたいなものが少しだけ垣間見えるかのように。」

「なんとも文面では言い表しにくいのですが、そんな雰囲気がすごく良かった。それ以来憧れて真似てみたんだけど、はたして自分はどうだろうか。同じモノを着てるんだけど、なんか違う気もする。でも僕は僕でそれとは違う自分のスタイルというものが表現出来ているような気もする。なんか普通に見えて普通じゃない、その人が見える感じはこのTシャツの歴史のように奥深い魅力が詰まっていると思います。」

BLACK

「これがなくては夏は始まりません。CHAMPIONのT1011。新色も気になりましたが、ずっと敬遠していたブラックを。
結局この手のTシャツは毎年なんやかんや買い足しているわけですが、色味が変わると気分も変わる。
特に今年はカモフラショーツとダークトーンのTシャツの組み合わせにドはまりしそうです。」

「これだけだと色味が少ない気がして、インナーのタンクトップにロシア軍のボーダーを入れてみました。
チラッと見える程度ですが、これはこれで雰囲気があって好きです。
ジャストサイズの概念も昔と今では少し変わってきました。
最近はゆったり着れて、だらしなく見えないMサイズが個人的にはジャストサイズです。
定番ものだからこそ、サイズ感や色味を変えて、上手く付き合っていきたいですね。」

KHAKI

「毎シーズン1枚は買っているT1011。そのシーズン着倒しても生地がヘタってしまうことは無く、逆にガシっとした生地が自分の体に馴染み手放せなくなります。早速今年はシーズン色のカーキを購入。オリーブとベージュの中間のような色目でデニムや黒のボトムとコーディネイトを合わせております。サイズはショートパンツとの組み合わせを想定してサイズアップのLサイズで着用。」

「ショーツと合わせた際の絶妙なサイズ感が、分かりやすく良いです。
肩の落ちるバランスと、長くない着丈が丁度良い。」

MOCA

「何といってもT1011は古き良きアメリカを感じる歴史あるTシャツ！

タフな生地と縫製もアメリカらしくてとても気に入っています。

コーディネ―トもちょっとアメリカンな感じで。」

「ポロのキャップに、クラークスのワラビー。アメリカに行けばこんな格好してる人たくさんいそうです。

勝手にアメリカンスタンダードって呼んでます。

こういうなんてことないベタな恰好がいいですよね～。

チョイスした色はモカ。靴と帽子をブラウン系に統一してみました。

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さて、本日はきっとこれから先も着続けていくであろうCHAMPIONのご紹介でした。
この手のTシャツは代わりとなるものを探す方が難しい。
それは、それには訳があって、これだけ拘り、名前の通ったブランドがないから。
きっと僕たちのワードローブにも、お勧めする商品にも、10年20年と残っていくことでしょう。