歴史に残る過去のスタイルをZABOUのフィルターを通して現代によみがえらせる。今の気分を取り入れた普遍的なZABOU styleとして提案したらおもろいんちゃうかなぁ~!?ってとこからスタートした「HISTORY of FASHION」。
★2010年春夏 LACOSTE(ラコステ)の半袖ポロシャツは、こんな気分で着てみたい!
ゼロ年代後半~といえば、アウトドア(フェス、サイクリング、トレッキング)やファストファッション(お手軽、表層的なスタイル)あたりの記憶がよみがえる。もちろん一部は継続している進行形スタイル。その時代の賜物スタイルをシャレで着こなす事がパロディ、所謂お洒落・ファッションではありませんか?!「HISTORY of FASHION」的 ZABOU style流というか昔懐かし「兄弟ブログ」風 解釈で提案させて頂くと…
改めてラコステとは…
1933年、テニスプレーヤーRené Lacoste(ルネ・ラコステ)により創業したフランスのファッションブランド。ルネ・ラコステは、1924年~29年の間に全仏オープンの男子シングルスで3度優勝、ウィンブルドンでは2度優勝、デビスカップ、フォレストヒルでも勝利。アメリカ選手権も制覇した初の外国人。26歳で引退後、事業家を志す。
当時のテニスプレーヤーは、ゆったりしたシャツにパンツといったスタイル。試合中よく体調を崩していたルネ・ラコステは、これが原因ではないかとポロの選手が着用している服を参考にコットンピケ(吸収性のある軽くて伸縮性に優れたニットで編みたてた)のシャツをオーダーして試合に出るとすこぶる調子が良かったそうだ。これを製品化したのがコードネーム「1212」と名付けられた現代のポロシャツ。その起源である。
ホワイトのポロシャツを中心に製造してきたラコステだが、1950年以降カラー展開を始める。もちろん、ZABOU店頭にも「多すぎて掲載不可」な色とりどりのラコステがスタンバイしている。私も含め、古着好きには過去に生産されたフランス製の「フレンチ・ラコステ」、アメリカの「アイゾット」社によるライセンス生産の「アイゾット・ラコステ」などそそられるところだが、ZABOUにはペルー製のワニが口を長くして待機している。
<ブランドアイコンのワニ>
フランスチームが初優勝を飾るデビスカップの試合前にフランスチームキャプテン「PIERRE GIRAUD(ピエールジルー)」にワニ革のスーツケースを賭けて試合に臨んだルネ・ラコステだが、それを聞きつけたジャーナリスト「GEORGE CARENS(ジョージカレンス)」は、「ラコステはワニ革のスーツケースを手に入れることは出来なかったが、その戦いはワニのようだった。」と記事になった。
テニスプレイヤーとしての粘り強いプレイスタイルからアメリカで「アリゲーター」、フランスでは「クロコダイル」というニックネームが付けられ、現代もポロシャツのワンポイント、ブランドアイコンとなっている。
(中央公論新社「ブランド進化論」 山田 敦郎著、グラムコブランド戦略研究班著より一部引用させていただきました。)
そんなフランス生まれでスポーツから発生したブランド、LACOSTE(ラコステ)を『ふつう』なデイリーカジュアル(カッコいい普段着)を提案するZABOU styleでは…
このどのような年代のスタイルであっても奇跡的な順応性を発揮し着回しの利く誠に素敵なラコステの半袖ポロシャツがほんま欲しいけど、ZABOUの店まで自転車で5分とかかりません。が、しかし只今22時を過ぎたところでございます。でもすぐ欲しい!!そんなお客さまは『ZABOU WEB SHOP』をポチっとな→ラコステ 半袖ポロシャツ
<おまけ>
年代別(主に50’s~00’s)の戦後日本の代表的なスタイルを「LACOSTE(ラコステ)の半袖ポロシャツ」を使い、ZABOU style流に提案させて頂いたのはこちらのブログ→2008/08/18(月) HISTORY of FASHION ~ラコステの半袖ポロシャツ~