Free Paper “cycle”(フリーペーパーサイクル) 創刊。

 大阪のミナミ界隈では、今のような自転車ブームが起こる前から、日常生活の足としてみんな自転車に乗っていました。しかしそれはタイヤが細くてめっちゃスピードの出るロードバイクや、ギヤとタイヤが直結されたピストバイクなど、高価でハイスペックなモノでは無く、その大半は『ママチャリ的』なものであったのだと思います。たぶん。

 しかし今や完全にブーム到来。数十万もするような自転車に乗り、一目でそれと分かるようなファッションに身を包み、自分も自転車もドレスアップした人たちが街に溢れています。そんな高額の自転車を狙った盗難も後を絶ちません。

 どこか、そんな世界は自分とは遠いところにある趣味の世界だと、思っていたのはちょうど一年前。しかし知人から一台の古いマウンテンバイクを譲り受け、いっきにハマりました。決して高い自転車ではありません。しかし、ママチャリから次のステップへ一歩進むだけで、こんなに自転車が楽しくなるとは思いもしませんでした。そしてこの出会いがますます服を楽しむきっかけともなりました。

 フリーペーパー『cycle(サイクル)』。以前ブログにてご紹介させていただいた、、『「大阪自転車ホリデー」』を編集されている『ワークルーム』さんが手がける、自転車生活をもっと簡単に楽しむ為のフリーペーパーです。
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 これがno.00号になります。サブタイトルは『自転車生活を楽しく』。ママチャリにまたがって、ロードバイクにあこがれているような人達が気軽に興味を持てる、あくまでもライフスタイルであることを基本としたような内容です。そして光栄なことに、取材のオファーを頂き載せていただきました。僕という人間の等身大の事しか書いておりませんので、参考になるかどうかは分かりませんが、宜しければ一度目を通してみてください。
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 自転車にハマって気付いたことは、やはり服が好きだということです。自転車という趣味が出来たことで、多少それを意識した服選びが発生しても、自分のライフスタイルから来る服の着方を変える気にはならないのです。ちょっと頑固なのかも。
 だから工夫するか、自転車を変えちゃう。セントジェームスのボーダーがピンと来たら、どうしてもそれを着て自転車に乗りたいし、そのせいで汗をかくならインナーの替えをバックパックに入れておく。そのバックパックは自転車をおりて街を歩いてもオシャレじゃなきゃ嫌だし、靴はブーツかラッセルをガンガン穿きたいから、それに合わせて自転車のペダルはこぎやすいように、幅の広いものに変える。

 お客さんの中にも最近自転車を買われた、もしくは買おうか悩んでいるという方が多くおられます。そしてそこにはかならず、こんな服が着たい、こんな風にコーディネートがしたい、といった服の話がたっぷり出てくるんですよね。ますます服を楽しんでる。

  フリーペーパー『cycle(サイクル)』は、そんな自転車生活を楽しんでいる、もしくはこれから楽しもうとする人達にお届けする、素敵な読み物です。洋服好きにも新しい発見があることでしょう。

 もちろん無料でZABOUにおいてございますので、どうぞご自由にお持ち帰り下さい。 

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