Crescent Down Works(ガチョウの気持ち)

 いよいよ寒くなってきましたね。このまま温暖化で冬がなくなってしまうのではないかと思っていました(笑)。寒さが苦手な僕にはつらい時期です。やっぱり手っ取り早く、温かくて高級感漂うダウンジャケットでも買おうかと思っています。 でもどうせ買うならしっかり吟味したい!ダウンの良し悪しも分かりたいし‥、ので、色々調べてみました。

 ダウンジャケットは、本来極寒地の防寒着、または作業着として作られたものだそうです。「ダウン」とは鳥の胸毛(羽毛)の事で、羽根の部分を「フェザー」と言います。だいたいこの両方が混ざったダウンジャケットが多いですよね。 良質なダウンと言うのは、鳥一羽から約20グラム程しか取れないそうです。でもフェザーよりも非常に温かく、だから貴重なものなのですね。ちなみにこのダウン、ガチョウ(グース)、もしくはアヒル(ダック)の羽毛なのですが、ガチョウのものがより温かく、高級なのだそうです。

 ガチョウの胸毛かぁ‥、やっぱり人間って羊やらラクダやらの毛でニットを作ったり、鳥の毛でジャケットを作ったり、他の動物の力を借りて生きてきたのですね。なんか全然気にしてませんでした。鳥の胸毛って、どうやって採るんやろ?! これも調べてみたら、機械で自動的に毛をむしったりする方法もあるらしいですが、やはり手で羽毛を採る「ハンドピッキング」と言うのが一番良いダウンが採れるのだそうです。ネットで画像を見たのですが、ほんまにとっ捕まえて手で毛をむしってましたね(^^;) 痛そうですけど、ガチョウはすっきりしたあと平気な顔をしていました。ガチョウの顔に平気も何もあるのかわかりませんが(笑)。あくまでも推測です。

 そんなダウンジャケットにも良し悪しがあり、縫い目から中のダウンがはみ出しているとかは問題外ですし、独特のくさいニオイがするのも、毛をむしった時期に問題があったり、質が悪かったりします。判断方法は、やはり試着(笑)、自らの目と身体で判断するのが一番なようですね。軽くて温かいのが何より良いダウンの証拠です。

 結果、クレセントのダウンジャケットは間違いなく良いダウンジャケットですね。中国生産の安いダウンが出回る中、アメリカ生産で高品質なダウンを作り続けていますし。ダウンの温かさを表すフィルパワーという値も、通常550を超えれば高品質と言われるのに対して、クレセントのダウンは650フィルパワーと、大幅に数値をクリアしています。 もちろん100%グース(ガチョウ)ダウン。軽さと温かさは最強です。

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●ハイランド ニットキャップ カラー:ブラック、ブラウン、オリーブ、ベージュ、グレー(着用) プライス:¥3,360- クレセントダウンワークス ダウンジャケット カラー:ブラック、オリーブ(着用)、ベージュ サイズ:S(着用)、M プライス:¥50,400- セントジェームス セーター カラー:ブルー、ネイビー、グレー(着用) サイズ:3、4、5(着用) プライス:¥10,290- リーバイス501ユーズド カラー:ブルーデニム サイズ:28~36インチ(33インチ着用) プライス:¥7,245-

 今回はフードを取り外して、しかもわざわざ外へ出てお写真撮ってみました♪フード無しもすっきり見えて良い感じです。写真を撮ってくれた人(僕の上司)はごっつ寒そうにしてましたが、僕は平気でした(笑)。 みなさんも是非お店で試着してみて、自分の身体で品質を判断してみて下さい。毛をむしられたガチョウの気持ちも考えながら(^^)。

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