TSU-TSU(ツーツー)日本手ぬぐい

『日本手ぬぐい。』日本古来の伝統品であり今なおその価値を失わない素敵なモノでございます。伝統品と申しましても基本的には自然派生的に生まれてきたもので、キモノのハギレを利用したものでございます。もったいないと思う気持ちが日本の文化を育てたんですなぁ。機能的かつ実用的、しかも合理的なことは理に適っておるなぁと思います。

「石鹸片手に手ぬぐい肩にぶら下げて今日も風呂屋へぶーらぶら」という姿はもうあまり見かけなくなりましたが、小生が小学生の頃までは下町界隈ではよく見られた風景でございました。「下駄を鳴らして奴が来る~腰に手ぬぐいぶら提げて~♪」とムッシュかまやつ先生の「わが良き友よ」ではございませんが「いやぁ~、手ぬぐいってほんとに素晴らしいモノですね」(by水野晴郎師匠)

さて本日ご紹介のTSU-TSU(ツーツー)さんは京都で昔ながらの捺染工場で「染め」のお仕事をなさっておられるメーカーさんです。企画・製造・販売まで一貫して自社でやっておられます。小生も前職が呉服関係だったものですから非常に馴染みがございます。TSU-TSU(ツーツー)さんの『日本手ぬぐい』は反物をロール捺染の機械で染めます。染めあがった反物を仕上がり寸法で幅35cm、長さ約80乃至90cmに切ったものが手ぬぐいの大きさになります。この大きさは江戸時代に入ってから確立されたそうですわ。ほんで長さがなぜ80ないし90cmと曖昧なのか問いただしましたところ、「絵柄が動物などの場合には首のところで切ってはいかんのどすえ~」と先祖代々言い伝えられておるそうな。小生はこのことにいたく感動いたしました。 

(↑このように模様を彫刻した銅製のロールに凹版印刷の要領で染めます。)
もひとつ感動したことは手ぬぐいの端と端が切りっぱなしになってる理由ですねん。なぜ切りっぱなしなのか?これにはちゃんとした理由がございまして、「清潔を保つ為水切れをよくし早く乾くようにと云う工夫」からそうなったということでございます。ようでけてまんな~。


Fun ride!柄(自転車柄)  カラー:左上から時計回りに(ナチュラル×レッド)(ナチュラル×グリーン)(紺色)(えんじ色)  サイズ:35cm×80~90cm  プライス:¥945-


”WA-WHEEL”(和うぃーる)柄(自転車の轍の柄です。)  カラー:左:(ブルーグレー×紺色)右:(ベージュ×紺色)  サイズ:35cm×80~90cm  プライス:¥945- 

この昔からある「日本手ぬぐい」を可愛らしくアレンジしたTSU-TSU(ツーツー)さんの「日本手ぬぐい」が欲しいけどZABOUのお店が遠くて買いに行けない。そんなお客様には簡単便利なZABOU WEB SHOPがございます。こちらからポチっとなでどうぞ→TSU-TSU(ツーツー)日本手ぬぐい Fun ride!柄(ナチュラル×レッド)(ナチュラル×グリーン)(紺色)(えんじ色) ”WA-WHEEL”(和うぃーる)柄(ベージュ×紺色)(ブルーグレー×紺色) 各¥950-

この記事を書いた人