大森 皆さんこんにちは。
渋谷店スタッフの大森です。
前回のBLOGでは渋谷店の新着商品についてご紹介させていただきました！
もう2月も中旬に差し掛かり、今日も既に最高気温は10度と言うことで、この先春におすすめなアウターを3つご紹介していきます！
BARACUTA（バラクータ） G9 Regular Fit
BARACUTA社はジョン・ミラー兄弟によって1937年設立。
イギリス陸軍の支給用ジャンパーを基に、世界初のスウィングトップを製作。これがのちにG-9と呼ばれるモデルにあたります。
ちなみにスウィングトップというのは和製英語。日本のアイビーウェアの火付け役、VANヂャケットの石津氏が命名されました。
ミリタリーからゴルフジャケットに派生した歴史を持つG-9。
アメリカにもドリズラーという良く似た形が存在するが、それとは一線を画す上品な佇まいで、紳士のスポーツというだけあって、一つ一つのディテールが大人の男の格を上げてくれます。
今年は新色でBEECH（オリーブ）入荷しております。内側のレッドタータンとの相性も抜群で、デニムやチノパンなどとの組み合わせも、想像が容易です。
オリーブはBDUやファティーグJKのようにミリタリージャケットのように、ただそこまでカジュアルではなく普遍的でいて紳士的。正にZABOUを体現するようなアウターの一つです。
LE TRAVAILLEUR GALLICE（ル・トラヴァイユール・ガリス） フレンチモールスキンジャケット
1895年創業のモールスキンを使うブランドの中では、1，2を争う古参メーカーです。
他メーカーが生産を他国に移す中で、生地の手配、染色、縫製に至るまでをフランス本国で一貫して行う本気っぷり。
打ち込みの良いモールスキンは光沢があり、着込むほどに味わいが増して参りますし、何より丈夫です。
アメリカにおいてデニムがワークウェアに使われますが、フランスはこのモールスキンが当時からワークウェアの主流でした。
前述のとおり、他メーカーが海外に生産を移すのには理由があり、
フランス製の昔ながらの生地は、とてもコストがかかってしまうもの。値段と物のバランスが取れなくなるのです。
加えてこのモールスキンという生地は、上手く流通しないという理由もあって、現代の作業着にはほとんど使われていません。
ガリスのモールスキンジャケットは 「BLEU DE TRAVAIL」 という特別なラインのもので、フランスの伝統的なこの生地を
後世に残すべくして、老舗生地屋さんとタッグを組み、現在日本に入ってきています。
フランスのモールスキンは、イギリスのモールスキンの様に起毛感はなく、初めはツルっとした生地は、着込み、洗いを施す毎に、美しい経年変化をして参ります。
左エイジングサンプル サイズ：3
F.O.B FACTORY（エフオービー ファクトリー） カバーオール
カバーオールと言えば、モールスキンなどの丈夫で重たい素材を思わせますが、こちらはヘンプ素材の軽い羽織り心地が魅力。
ヘンプ特有のネップや毛羽立ち、光沢が同居するとても魅力的で雰囲気の良い生地感です。デニム素材なので経年変化も楽しみの一つですね。
またヘンプはとても丈夫な繊維なので、カバーオール向きの素材と言えますね。
これぞワークといったカバーオールのデザインですが、上品な印象を受けるAラインと、腕回りの運動量を考慮したラグランスリーブが特徴的。ラグランなので肩の落ちが良く、シルエットも抜群。
襟はチンストラップ付き、フロントは4ポケット。左胸ポケットはカードが収まるように設計されており、ペン差しも。右胸には内ポケット付き。ボタンも程よいアクセントとなるゴールドのタックボタン。ワークウェアですが、全体のバランスが秀逸ですっきりとどこか気品のジャケットです。
明日からの3連休。
春のご準備期間としてZABOUにお立ち寄りくださいませ。
皆様のご来店お待ちしております！
『BARNSTORMER（バーンストーマー）FAIR 24SS』
【大阪店】
期間：2月10日（土）～2月18日（日）
時間：12:00～20:00（日曜のみ19時閉店）
【新宿店】
期間：2月22日（木）～2月27日（火）
時間：12:00～20:00（日曜のみ19時閉店）
【渋谷店】
期間：2月29日（木）～3月5日（火）
時間：12:00～20:00（日曜のみ19時閉店）
【銀座店】
期間：3月7日（木）～3月12日（火）
時間：12:00～20:00（日曜のみ19時閉店）
